表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
26/52

第二十四章 四時間目②

「………!」


 余りのおぞましさに声が出なかった。


 一人の少女が人の腕をムシャムシャと食べていたのだ。


 自分の顔に血がビチャビチャと付きながらも、俺達がこの部屋に入ってきても、手を止める事もなく、幸せそうに、美味しそうに食べていた。


「俺達に…気付いてないようだぜ…」


 なんて集中力だ…


「出よう…」


 俺達は部屋から出て、また廊下を歩き始めた。


「本当にアイツらが分からなくなってきた!」


 奥村が歯がゆそうに頭を掻いた。


「臓器を引きずり出したり、人の肉を食べたり…アイツらの親ってのは…」


「いない感じだけど…」


 今日子がボソリと口に出した。


「どういう事だ?」

 

 奥村が目を丸くして、今日子に聞いた。


「分からない…だけどそんな気がするの…」


 俺は今日子の考えに賛同した。


 もしもアイツらの親がいたとしたら、その親達は頑張って自分の子供のやろうとしている事をなんとしてでも止めるはずだ。


「もうやめよう、そんな話」


 先生がいったので、俺達は黙って廊下を歩いた。


 俺達が階段まで差し掛かった時、階段の上から、また聞きたくもない可愛らしい声が聞こえてきた。


「また会ったね~」


 b…


「今度は頭を狙うから…」


 ガチャリとbが拳銃を構えた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ