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第二十四章 四時間目②
「………!」
余りのおぞましさに声が出なかった。
一人の少女が人の腕をムシャムシャと食べていたのだ。
自分の顔に血がビチャビチャと付きながらも、俺達がこの部屋に入ってきても、手を止める事もなく、幸せそうに、美味しそうに食べていた。
「俺達に…気付いてないようだぜ…」
なんて集中力だ…
「出よう…」
俺達は部屋から出て、また廊下を歩き始めた。
「本当にアイツらが分からなくなってきた!」
奥村が歯がゆそうに頭を掻いた。
「臓器を引きずり出したり、人の肉を食べたり…アイツらの親ってのは…」
「いない感じだけど…」
今日子がボソリと口に出した。
「どういう事だ?」
奥村が目を丸くして、今日子に聞いた。
「分からない…だけどそんな気がするの…」
俺は今日子の考えに賛同した。
もしもアイツらの親がいたとしたら、その親達は頑張って自分の子供のやろうとしている事をなんとしてでも止めるはずだ。
「もうやめよう、そんな話」
先生がいったので、俺達は黙って廊下を歩いた。
俺達が階段まで差し掛かった時、階段の上から、また聞きたくもない可愛らしい声が聞こえてきた。
「また会ったね~」
b…
「今度は頭を狙うから…」
ガチャリとbが拳銃を構えた。




