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四季彩インベーダー24 ――四季彩星の24人の小さな宇宙戦士たち――  作者: さざ波和音


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第十章 最初の約束、そして新しい宇宙

 原初銀河に、初めて色が生まれた。


 淡い桃色の光が広がり、青い光がその隣に寄り添う。


 黄金色の輝きが生まれ、銀色の光がそれを包み込む。


 無数の光は、互いに違う色を持ちながら、ひとつの美しい円環を描いていた。


 セレスは、その光景を見つめていた。


「長い時間がかかりました。ようやく、最初の約束が完成したのですね」


 ニジが尋ねる。


「最初の約束は、これで終わりなんですか?」


 セレスは首を横に振った。


「いいえ。約束は、一度結べば終わりではありません。誰かと出会うたびに、誰かを想うたびに、新しく結び直されていくのです」


 ミナトは、原初銀河の光を見上げた。


「ぼくは、まだ知らないことばかり。でも、これからみんなと一緒に知っていきたい」


 ハジメが笑顔で答えた。


「ぼくも、まだ書いていないページがたくさんあるよ」


 ユイが二人の手を取る。


「だったら、そのページをつなげよう!」


 ルミナも、そっと二人に寄り添った。


「みんなの色で、きっと素敵な物語になるね」


 セレスは、三十一人を見渡した。


「あなたたちは、最初の約束を守っただけではありません。これから生まれる無数の世界に、その約束を伝えていく存在になったのです」


 そのとき、原初銀河の円環の中心に、小さな星が生まれた。


 星は、まだ名前を持たない。


 けれど、その光は、どこか懐かしく、優しい輝きを放っていた。


 ニジは、その星を見つめながら言った。


「きっと、これからも新しい世界が生まれるんだね」


 アマネがうなずく。


「ええ。創世は、一度きりの出来事ではないのよ」


 トワも続けた。


「永遠とは、変わらないことではなく、想いを受け継ぎながら変わり続けることなのかもしれない」


 その言葉を、三十一人は胸に刻んだ。


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