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四季彩インベーダー24 ――四季彩星の24人の小さな宇宙戦士たち――  作者: さざ波和音


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第八章 三十一番目の奇跡

銀色の光は、名を持たぬ者の身体を包み込んだ。


黒い霧がほどけ、揺らいでいた姿が、少しずつ確かな形になっていく。


その姿は、少年にも少女にも見える、不思議な存在だった。


髪は夜明け前の銀色に輝き、瞳には、まだ色の定まらない星の光が宿っている。


背中には、円環を描く小さな光の羽が広がった。


ハジメが、そっと近づいた。


「君にも、名前をつけてみない?」


その存在は、少し考えてから答えた。


「……ぼくは、まだ何者なのか分からない。でも、誰かと一緒に歩いてみたい」


セレスが、優しく微笑む。


「ならば、あなたの名前は『ミナト』。さまざまな想いが行き交い、新しい世界へとつながる場所。あなたが誰かと出会う、その始まりの場所になれるように」


少年は、その名前を口にした。


「ミナト……」


その瞬間、原初銀河の円環が輝き、三十の光の外側に、新たな光が現れた。


ミナト


称号:原初銀河の約束を結ぶ者・三十一番目の奇跡

- 属性:原初・存在・約束・受容

- 能力:原初結環 — 離れた存在の根源にある輝きを見つけ、互いを認め合うきっかけを生み出す。

- 必殺技:原初銀河・永遠創約

- 決めゼリフ:「あなたがここにいる。それだけで、世界は新しく始まるんだ!」

- 特徴:夜明け前の銀色の髪、星の瞳、円環を描く光の羽。異なる存在を受け入れ、まだ結ばれていない約束をつなぐ。


ミナトは、セレスの手を取った。


「ぼくは、これから誰かと出会ってもいいの?」


「もちろんです」


「失敗しても?」


「何度でも、やり直せます」


「ぼくがぼくのままでも?」


セレスは、涙を浮かべて微笑んだ。


「あなたは、あなたのままでいいのです」


その言葉に、ミナトの瞳から一粒の涙がこぼれた。


涙は銀色の光となって、原初銀河の円環へと吸い込まれていった。


三十一番目の光が、三十の光と結ばれた。



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