第八章 28番目の約束
ロストの闇が消え始めたとき、永遠星の中心から、ひとつの光が生まれた。
それは、創世海から届いたアマネの光とも、ルミナの透明な光とも違っていた。
淡い桜色と黄金色が混じり合い、まるで朝焼けのような輝きを放っている。
光の中から、一人の小さな存在が現れた。
その姿は、花のつぼみのように可憐だった。
髪には銀色の小さな星が散りばめられ、胸には永遠星の紋章が輝いている。
その子は、ゆっくりと目を開けた。
「わたしは……誰?」
アマネがそっと近づいた。
「あなたは、どこから来たの?」
小さな存在は、自分の胸に手を当てた。
「わたしは、みんなの思い出の中から生まれたみたい」
ルミナは、優しく微笑んだ。
「あなたは、消えてしまった時間をつなぐ光なのね」
アカシアは驚いた表情で、その存在を見つめた。
「これは……永遠星の記憶が、新しい命として生まれたのです」
ニジは、静かに尋ねた。
「君の名前は?」
その子は少し考えたあと、答えた。
「まだ、ありません」
アマネは笑顔で言った。
「じゃあ、みんなで考えよう!」
仲間たちは、その子を囲んだ。
春の守護戦士は、花が咲くような優しい名前を考えた。
夏の守護戦士は、太陽のように明るい名前を提案した。
秋の守護戦士は、思い出を大切にする名前を考えた。
冬の守護戦士は、静かな星空に似合う名前を思い浮かべた。
そしてニジが言った。
「トワ。どうかな?」
「トワ……?」
「永遠の『永』から。過去も今も未来も、みんなの心をつないでいく存在だから」
その子は、嬉しそうに微笑んだ。
「トワ……わたしの名前」
その瞬間、永遠星の紋章が輝き、星全体に新しい光が広がった。
28番目の奇跡・トワ
- 属性:記憶・継承・永遠の約束
- 守護の力:大切な思い出を未来へつなぐ
- 特別な能力:永遠継承
- 必殺技:永遠星・時空花想
- 決めゼリフ:「大切な想いは、時を超えて生き続けるよ!」
トワは、ニジ、ルミナ、アマネと手をつないだ。
「わたしも、みんなと一緒に未来へ行きたい」
「もちろん!」
三人は笑顔で答えた。
こうして、二十八番目の守護者が誕生した。




