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四季彩インベーダー24 ――四季彩星の24人の小さな宇宙戦士たち――  作者: さざ波和音


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第三章 永遠王エターナス

 時計塔の最上階に、一人の王がいた。


 白銀の冠を戴き、星の輝きを織り込んだ衣をまとっている。


 その姿は美しく、威厳に満ちていた。


 しかし、瞳の奥には深い孤独が沈んでいた。


「私が永遠王エターナスだ」


 王は、二十七人を見渡した。


「創世海から生まれた星々は、いつか滅びる。愛する者も、いつか去っていく。お前たちは、それを受け入れられるのか?」


 ニジは答えた。


「悲しいことはあるよ。でも、だからといって、時間を止めてしまうのは違うと思う」


 エターナスは静かに笑った。


「まだ若いな。お前たちは、失うことの本当の意味を知らない」


 その瞬間、王の背後に巨大な光の輪が現れた。


 輪の中には、永遠星の人々が映し出されている。


「私は、この星のすべてを守っている。誰も老いず、誰も別れず、誰も傷つかない。これ以上の幸福があるだろうか」


 ルミナは、王の目を見つめた。


「でも、王様は幸せなの?」


 エターナスの表情が、一瞬だけ曇った。


「何を言う」


「王様は、ずっと誰かを待っているように見える」


 その言葉に、王の指がわずかに震えた。


「黙れ」


 王は手を掲げた。


 時計塔全体に無数の光の鎖が走り、二十七人を包み込もうとする。


 ニジたちは身構えた。


 しかし、アマネが前へ出た。


「王様。あなたが守りたい人は、今もここにいるの?」


 エターナスは答えなかった。


 ただ、遠くの窓を見つめていた。


 そこには、時の止まった庭園があった。


 一本の大きな桜の木。


 その根元には、小さな少女の姿があった。


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