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四季彩インベーダー24 ――四季彩星の24人の小さな宇宙戦士たち――  作者: さざ波和音


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第五章 27番目の奇跡、アマネ

 神殿の扉が、音もなく開いた。


 その向こうには、何もない空間が広がっていた。


 ただ一つ、中央に小さな光が浮かんでいる。


 それは、星よりも小さく、月よりも優しい光だった。


 ニジとルミナが近づくと、光はゆっくりと人の形をとり始めた。


 現れたのは、小さな子どものような姿をした存在だった。


 長い淡い金色の髪。


 透き通るような瞳。


 体の周囲には、まだ名前のない色が、花びらのように漂っていた。


 その子は、ゆっくりと目を開けた。


「ここは……どこ?」


 声は、朝露が草の葉を伝うように澄んでいた。


「あなたは誰?」


 ニジが尋ねると、その子は困ったように首を傾げた。


「わたし……名前がないの」


 ルミナは、その言葉に懐かしさを覚えた。


 かつて自分も、名前を持たない小さな精霊だった。


 ルミナは優しく微笑み、そっと手を差し伸べた。


「大丈夫。名前がないなら、これから一緒に見つけていこう」


 その子の瞳に、淡い光が宿った。


「アマネ……」


 突然、アカシアが小さくつぶやいた。


「アマネ。創世海の古い記録に、その名が残されています」


 アカシアは続けた。


「宇宙が生まれる前、すべての可能性を結び、新しい命へと導く存在。それがアマネです」


 ニジは驚いた。


「じゃあ、この子が27番目の奇跡なの?」


 アカシアはうなずいた。


「そうです。二十七番目の奇跡とは、単に新しい守護者が増えることではありません。すべての命に、まだ見ぬ未来を与える力なのです」


 アマネは自分の胸に手を当てた。


「わたしが……みんなの未来を?」


「一人で背負う必要はないよ」


 ニジが言った。


「ぼくたちも一緒だから」


 ルミナも続けた。


「わたしも、最初は何も知らなかった。でも、みんなと出会って、自分の光を見つけられたの」


 アマネは二人を見つめた。


 その小さな手の中に、七色とも透明色とも違う、不思議な光が生まれた。


 それは、まだ名前のない未来の色だった。


 27番目の奇跡・アマネ

 - 属性:創世・可能性・生命のはじまり

 - 守護の力:まだ存在しない未来に、命の可能性を与える

 - 特別な能力:創世の息吹

 - 決めゼリフ:「どんな未来にも、最初の光は生まれるよ!」


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