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第二章 名前のない小さな精霊
小さな精霊は、誰にも近づこうとしなかった。
「どうして一人でいるの?」
ニジが優しく尋ねる。
精霊は答えた。
「わたしには名前がないの。名前がないから、誰にも覚えてもらえないの……」
ニジはそっと手を差し伸べた。
「だったら、ぼくたちが名前を贈るよ!」
24人も笑顔でうなずいた。
「あなたの心に、あなたらしい名前を!」
ニジは精霊の瞳を見つめた。
「君の名前は、ルミナ!」
「ルミナ……?」
「そう!みんなの心に、小さな光を灯す存在だから!」
その瞬間、ルミナの体に淡い虹色の輝きが生まれた。
初めて、自分がここにいていいのだと感じた。
「ありがとう……わたし、みんなと一緒にいたい!」




