第4章 冬の過去 氷の時計塔と未来の涙
銀雪隊が訪れたのは、エターナリアのさらに古い時代でした。
そこでは、まだ時間が止まる事件は起きていませんでした。
しかし、星の住人たちは、近い未来に訪れる大災害を恐れていました。
雪色は、過去の自分が誰かを救えなかったと思い込み、雪の中で泣いていた日を思い出します。
冬空色は、未来を知りたいと願いすぎて、今を見失っていた昔の自分と出会いました。
銀鼠色は、仲間に頼ることができず、すべてを一人で背負おうとしていた自分を見つけます。
墨色は、自分の暗い色を恥ずかしく思っていた過去と向き合いました。
和栗色は、誰かを温める力が弱いと悩んでいた昔の自分を励まします。
松葉色は、冬の間に命が消えてしまうと思い込んでいた過去の自分に、春を待つ強さを伝えます。
6人が時計塔に入ると、そこには未来の四季彩星が映し出されていました。
しかし、その未来は悲しいものでした。
四季彩星が消え、24人の結晶も失われています。
そして、中央には一人の小さなニジが立っていました。
「これは……未来のニジ?」
雪色が尋ねました。
そのとき、時計塔の最上階から声が聞こえました。
「それは、まだ選ばれていない未来だ」
そこに立っていたのは、アカシアでした。
アカシアは、24人に告げました。
「時の始祖である私が、時間を守ってきた。しかし、時間は私一人のものではない。未来を決めるのは、これから生きる者たちだ」
その言葉を聞いた冬空色は、未来の映像を見つめました。
「ならば、私たちは自分たちで未来を選ぶ!」
6人の結晶が輝きます。
「銀雪時空奥義・永遠銀河時計!!」
時計塔の針が動き、悲しい未来の映像は消えていきました。




