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三色三匹  作者: 茶ノ原
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三匹と来訪者

 寒さもやわらぎ、桜も咲いた。


 そんな桜も散りつつある今日、ギンはリビングの窓越しに庭を見ている。


 その小さな目に映るのはひらひら舞う花びら。


 取りたいのか、ちょこまかと身体が左右に揺れている。


「カー」


 そんな時訪れた来訪者。


 休憩で立ち寄ったのか、虫目当てなのか庭に舞い降りた。


 やがてギンに気付けば数歩歩き近づいてくる。


「ニャー」


 思わぬ来訪者にギンは嬉しそうに鳴いた。


 しかしーーー


「カー」


 低く響く声。大きく広がる黒い翼。


 その瞬間、ギンの毛は一気に逆立つ。


 しかし身体は動かない。


 初めて感じる恐怖だった。


「シャーッ」


「フーッ」


 それを打ち破ったのは二匹の威嚇の声。


 ギンを庇うように前に出てカラスを睨んでいる。


 しばしの睨み合い。


 多勢に無勢と思ったのか飽きたのかカラスは空に飛び立ち去っていった。


「………フン」


 鼻を鳴らした二匹はペロペロとギンを優しく舐めるのだった。

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