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三匹と漫画家
やらない後悔よりやる後悔。
たしかに一理ある。
それでもやはり、やらない方がいいこともある。
「やらなきゃよかった」
机に頬を当てて力無く呟く。
その原因は離れたところに置かれたスマホ。
画面には私の読み切りについての辛口コメントが。
「………自由だよね」
わかっている。
受け取り方はそれぞれだ。
全員に好まれるものはない。
検索した自分が悪いのだ。
「ん?」
気づけば三匹がすぐ近くで静かに座っていた。
まるで寄り添うように。
慰めるように。
「ありがとう」
もしかしたらたまたまかもしれない。
それでも、嬉しかった。
今日は少しエサ多くあげよう。
それぐらい、嬉しかった。
「ん?」
直後、別の感想が目に入る。
『面白かった』
「え?本当?やったー!」
嬉しさの勢いのまま立ち上がり、その場で小躍り。
すると三匹はすっと、その場を立ち去った。
『なにやってるんだ』
スミがそう言いたげな表情でこちらを見ていた。




