↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勇者召喚に巻き込まれた俺は第二の人生と思って楽しむ事にする  作者: 望


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
9/10

国外脱出まで半分、精神的に疲れる


 餃子が焼けるまでにネットショッピングで買う物を買おうとスマホを取り出した俺は、

 俺「とりあえず冷凍庫ですね・・・」

 フレイ「そうね、そのれいとうこがあれば食材を多めに買っておけるのでしょう?」

 俺「冷凍品はかなり多めに買っておけますね」

 フレイ「買える一番大きい物を買いましょうね?お金は私が払うわっ」

湯気の上がり始めたホットプレートの湯気の向こう側で身を乗り出し気味の、緩めの民族衣装を着たフレイさんの湯気で見えにくいが見える谷間に目が行きながら、

 俺「一番大きい家庭用だと・・・、300リットルの奴が一番大きいのかな?」

 フレイ「それってどの位入るのかしら?」

湯気の向こうで可愛く小首を傾げるフレイさんに、

 俺「私も良く分からないですね小さ目の奴は見た事あるんですけど・・・、キッチンにある冷蔵庫が確か300リットル無かったと思うので、あの冷蔵庫よりは収納出来るって事ですけど」

 フレイ「あのれいぞうこより大きいならもの凄く入りそうね・・・、幾ら位するのかしら?」

300リットル冷凍庫の値段を見ると日本円だと6万円いかない位で、金貨だと6枚と表示が出ているので、

 俺「金貨6枚ですね」

値段を聞いたフレイは驚いた顔をし更に身を乗り出すと、あっと思った時には遅く、

 フレイ「なっ!安すっ、あっつぅ!?」

ホットプレートの上まで体を乗り出したフレイは湯気を顔に浴び顔を抑えながら仰け反り、俺はなんでこんなに美人なのに時折残念美人になってしまうんだろうと思いながら、水で濡らしたタオルでも持ってこようかと立ち上がろうとすると、

 フレイ「フリーズボールッ」

フレイは小さな氷の球体を手の上に作り出しそれを湯気の当たった場所に当てながら、

 フレイ「最近王族や貴族用に物を冷やして保存出来る魔道具が開発されたって聞いた事あるけど、確か白金貨で3枚とかしたと思うわよ?それを冷やすどころか凍らせて保存出来る物が金貨6枚って安すぎるわよ?」

白金貨と言うと金貨の上の硬貨で、白金貨だけ10枚毎に替わる他の硬貨とレートが違い金貨100枚で白金貨1枚となるので、異世界だと金貨300枚で冷蔵庫が買えるのがネットショッピングだと金貨6枚で冷凍庫が買えるのだった。


 冷凍庫をカートに入れたら、

 フレイ「それじゃ冷凍庫を買うんだしお肉をっ」

 俺「届くのは・・・1週間後なので大量買いはお預けですね」

肉を大量に買おうとするフレイに冷凍庫の方が届くのに日数が掛かることを伝え、大量購入はお預けな事を伝えるとガックリとし、

 フレイ「それじゃぁ金貨6枚だけ渡しておくわ・・・」

自然に空間収納から金貨を取り出すフレイに今更だが、

 俺「そういえばフレイはマイホームで空間収納を使っているね?勇者召喚で巻き込まれた知り合いの娘は使えなかったから、マイホームでは私以外空間系の魔法や能力は使えないのかと思ってましたよ」

 フレイ「それは多分私の方がシモンよりもレベルがかなり高いから使えてるんだと思うわよ?その子もレベルがシモンよりも高くなれば使える様になったんじゃないかしら?」

有難く金貨6枚を受け取った俺はネットショッピングのカートに入れた冷凍庫の決済を始め、クレジットカード払いにしている所を現金払いに変えて決済すると、画面に不足金額金貨6枚と現れ、スマホの画面横にマイホームの入り口より大分小さめの空間を歪ませているような渦が現れたので、

 俺「ここに入れろって事か・・・」

フレイから渡された金貨を渦に近付けると、ニュルッと渦の中に金貨が吸い込まれて行き、それを6回繰り返すと、画面上から不足金額の表示が消え決済確認のボタンが現れたので購入するのだった。


 その後フレイに昼に食べた物がもっと欲しいと言われバー状の栄養食を色々な種類カートに入れ、俺も歩きながらエネルギー補給出来るゼリータイプの栄養食をカートに入れたりしていると、ホットプレートの蓋の隙間から上がる湯気の量が大分減っていたので、

 俺「もうそろそろ出来上がりが近いですよ」

ホットプレートの蓋を外してみると予想通り水分がほとんど蒸発しており、チリチリと音を出している部分もあったので、

 俺「水分が完全に無くなって、しばらくそのまま焼けばいい感じに焼き目がつくので完成ですよ」

ホットプレート上の水分がジュウジュウと音を出しながら無くなり、チリチリとした音がホットプレートの上に乗る餃子全体から聞こえ、獲物を狙う眼になったフレイが見つめる中、確認の為に一部分をフライ返しで捲って確認すると、

 俺「いい感じに焼き目が付いてますから完成ですね」

本当はひっくり返す所なんだが、ギュウギュウに乗せたからひっくり返し辛いのでそのまま食べて貰おうと思い、ホットプレートの温度調整のツマミを保温に合わせた後、

 俺「それじゃこうやって箸でくっついた餃子を分けて・・・、分けた餃子を食べる前に調味料か・・・」

俺は醤油皿をフレイに配り、

 俺「基本的にはこの醤油と、このお酢、後はラー油を使って食べるんですけど、通な食べ方としてお酢にこの黒胡椒を振って食べるっていうのが一時期話題になってたり、地域毎で専用の味噌で食べるとか色々調味料はあるんですけど、今日は今教えた醤油、お酢、ラー油、黒胡椒を使って食べて下さい」

俺はそう言って自分の分の醤油皿に、醤油、お酢、ラー油を入れると、先程分けた餃子を浸け、米をよそった茶碗の上に1回バウンドし口へと運ぶのだった。


 口に運ぶ餃子の表面には良い感じの焼き目が付いており、口の中に入れ一口噛むと、焼き目の付いた皮がパリパリッと潰れた後に皮の中に閉じ込められた肉汁がジュワリと溢れて、

 俺「あっふ!」

火傷する様な熱さの肉汁に悶えながら、口の中に拡がる程良いニンニクの香りと豚肉の旨味に、キャベツやニラの野菜の甘味を味わい、茶碗によそったご飯を更に口の中に入れると、

 俺「餃子と米のコンビは最高っ」

1個目を食べ終えた俺は、

 俺「フレイも自分の好きな食べ方を見つけながら食べるといいよ、調味料を入れる皿はいくつか用意してあるから」

2つ目の餃子に箸を伸ばしながら言うと、

 フレイ「そうやって取り分けるのね・・・、こうやって箸で分けたら挟んで持ち上げて、まずはそのまま一口・・・ッ!」

昨日使い始めたとは思えない箸捌きで塊になっている餃子を分け、熱々の餃子を何も浸けずにそのまま半分程口の中に入れ噛んだ瞬間、表面はカリッと香ばしく焼けているのでサクッとした食感を、ホットプレートに接していた表面以外は蒸されモチモチっとした食感を感じ、歯がサクモチの生地を噛み千切った瞬間内部から肉汁が口の中と唇の周りに溢れ出し、塩だけでは無い味付けのされた肉の旨味と野菜の甘味を感じる餃子と言う食べ物の美味さに、残った半分も口の中に放り込むと、

 フレイ「何も浸けなくてもこの美味しさ・・・、こんなのに更にタレを浸けるなんて・・・、美味しいに決まっているわっ、しょうゆもいいわねっ、元々美味しいぎょうざにしょうゆの味が足されて米との相性が抜群だわっ、しょうゆとおすというのだとおすの独特な鼻にツンと来る酸っぱさが足されて、脂っこさをサッパリしてくれるのねっ、らーゆと言う油を追加するとこれに更に香ばしさと辛みが追加されるのね・・・、おすと黒胡椒はサッパリしながらも胡椒のピリっとした辛みを感じながら食べる事が出来るのね」

1個目を食べ終わると凄い勢いでフレイは食べ始め、教えた調味料での食べ方を一つ一つ試しながらあっという間に茶碗によそった米が消え、慣れた手付きでおかわりをよそうと、

 フレイ「私はこのしょうゆとらーゆを浸けたのが一番好きだわっ」

そう言って醤油とラー油を入れた醤油皿に餃子を浸けては、いつの間にか片手に持ったままの茶碗に盛られた米にバウンドさせ口に運び、追って口の中に米を掻き込むという食べ方を始め、

 フレイ「くぅぅ~ッ!このこーらと言う飲み物も甘くて香辛料の味がしてシュワッとして美味しいわねっ!これで口の中がリセットされて更にぎょうざを食べれるわっ!」

茶碗を一度置いたフレイがコーラをゴクッゴクッと喉を鳴らしながら飲み干し、空になったタンブラーをテーブルに置くと、言葉通り餃子と米をどんどんと口に運び、俺は追加のコーラをフレイのタンブラーに追加するのだった。


 俺が茶碗1杯の米と餃子10個食べ終えた所でホットプレートの上の餃子は全て無くなり、

 フレイ「まだまだ食べれるのだけど・・・追加が無いのだものね?」

業務用の60個入りの餃子なんて一人だったらそれだけで1週間近く持つはずだったので、1袋しか買っていない為頷くと、

 フレイ「まだ後50個は余裕で食べれるのだけどね?無い物はしょうがないわ、早くれいとうこが欲しいわね~」

タンブラーに入った残ったコーラをゴクゴクと飲み干し、

 フレイ「ぷはぁッ!」

オヤジ臭い仕草で飲み干したフレイはタンブラーをテーブルに置き、

 フレイ「昨日のぎゅうはらみでも驚いたけど異世界の料理は美味しいわねぇ、今回のぎょうざって言うのも美味しかったわ、そのままでも美味しいのにタレで色々楽しめるのもいいわね、このこーらも美味しいし飲み物も色々種類があるみたいじゃない?結構長く生きているけどここまで美味しい物は中々食べれなかったわよ?」

 俺「今いるワースレス以外の国はちゃんとしたご飯が食べれるんじゃないんですか?」

典型的な王族が搾取しているワースレスと違い他の国は真面で美味しい物が普通にあると思っていたのだが、どれぐらい生きているか分からないが長く生きているフレイが牛ハラミや餃子位で感動してしまう位の食事レベルなのかと思っていると、

 フレイ「昨日食べたぎゅうはらみと同じかそれ以上の美味しい肉みたいな食材は普通にあるのだけど、ぎゅうはらみに使われていたような美味しいタレみたいな物は無いのよね、あるのは塩、胡椒、後は国によって香辛料を使った料理もあるわよ?甘い飲み物は果実を絞った物なんかが普通でさいだーやこーらと言った物は飲んだ事は無いわね」

食材に関しては美味しい物があるみたいだが、その食材に味を付ける物がこの世界には余り無いような事が分かり、

 俺「そうしたら焼肉のタレやスパイス類も買っておいた方が良さそうですね」

 フレイ「あの美味しいタレだけでも買えるの?」

 俺「同じ物じゃないですけど似たようなタレだけでもめちゃくちゃ種類はいっぱい有りますよ?」

タレを表示したスマホの画面を見せてあげると、

 フレイ「これ全部タレなの?」

 俺「全部タレですね」

日本語で書いてあるので味なんかは分からないだろうが、パッケージはそれぞれ違うので全て違う物だと言うのは分かったと思うフレイが、

 フレイ「これだけ種類があったら同じ肉でも飽きる事は無さそうね・・・、こっちの世界の肉に使って食べてみたいわね・・・」

 俺「肉ってラッシュボアとかですか?」

 フレイ「そうね、こっちの世界にも家畜のブルとかはいるんだけど、食べる為だけに育てられた家畜は高級だから貴族や王族用ね、基本は低ランク魔物のラッシュボアやホーンラビットなんかの魔物の肉が庶民には食べられているわね」

その後はフレイから美味しい高ランク魔物の話を聞く事になるのだった。


 順応性の高いフレイは特にイベントを起こす事無く風呂やトイレを使い、寝床となった居間の畳の上で就寝すると今日も寝相悪く無防備に寝ており、俺はその無防備な上の双丘は零れ落ちそうになり、下は異世界の飾り気の無い白いパンツが丸見えの姿を眼に収めてから、涎を垂らし幸せそうに寝ているので今日も起こす事無く簡単な朝食作りを始め、先程の寝姿からは想像出来ない位身形を整えて起きてきたフレイと朝食を

取りマイホームを出ると次の街へと向かうのだった。


 街道を歩いていると群れからはぐれた1体で彷徨うはぐれウルフやホーンラビットと言った魔物と遭遇し、ウルフはフレイがあっと言う間に処理し、ホーンラビットは駆け出し冒険者向けという事で、俺はフレイから注意事項と万が一の為に身を守るウィンドガードと言う風の守りの魔法を使って貰った上で戦い、昔から運動神経と動体視力は良かったので名前の通りウサギの額に生えた角を使った跳躍からの突き刺し攻撃を、腕に着けた表面に鉄の板を張り付けてある木の盾で受け流し、攻撃をいなされ無防備なウサギの背中をショートソードで斬ると、手には肉を斬る手応えを感じホーンラビットは悲痛な声を出し逃げようとしばらくヨロヨロと動くもちょっと歩いた所で力尽きたのを見届けるのだった。


 時折現れるホーンラビットの襲って来る個体を狩りながら進んでいると、久しぶりにゴミ処理用に必要としていたスライムを発見し、

 俺「スライムって生きたまま空間収納に入れられます?」

 フレイ「空間収納は生きている状態では入れられないわよ?スライムを生きたまま捕獲するなら専用の袋じゃないと溶かされてしまうわよ?」

 俺「マイホームのゴミ処理の為に捕獲しておきたいんですけど・・・」

 フレイ「私が結界を張ってあげるからマイホームに放り込めばいいんじゃない?近くに餌を置いておけばそれを消化するまで動かないから、餌をそれなりの量置いておけば夕方までその場にいるわよ」

そういう事でスライムの周囲に認識阻害の結界を張ってもらい、スライムを捕獲する為のグローブをはめてスライムを捕獲するとマイホームの中に入り、液体状のスライムが捕獲用グローブから垂れて来たので少し離れた位置にスライムを降ろすと、急いでゴミ箱に溜まっていたゴミを持って来てスライムの近くに置きマイホームを出るのだった。


 マイホームから戻って来た後は偶に出るホーンラビットや、歩きながら食べていた昼食代わりのスティックバーを狙って襲ってきた雀を鳩サイズまで大きくしたビッグスパロー等を狩りながら進み日が沈み始めたところで、

 フレイ「そろそろ暗くなるし今日はここまでね、街と街の中間地点に近いから野盗に気をつけないといけないし早めにマイホームに入りましょう」

フレイは街道を少し離れ岩陰を見つけると周囲を確認し、問題ない事を確認した所で認識阻害の結界を張り、俺はマイホームの入り口を出すと中へと入り、フレイが続いて入ってくると、

 俺「今まで全然魔物なんていなかったのに今日は魔物とちょくちょく遭遇しましたね?」

スライムが置いておいたゴミを消化しているのを確認しながら言うと、

 フレイ「昨日までは私が近付く前に処理していたから遭遇しなかっただけよ?魔法を覚えたがる位だからシモンも戦いたいのかなと思って処理するのを止めたのよ」

ずっと隣を歩いていたのにどうやって処理してたんだと疑問に思うと顔に出たのか、

 フレイ「私の特殊能力の一つのマジックアローって言う能力とホークアイって言う能力の合わせ技で、上空から俯瞰した視点で見つけた獲物に魔力で作った矢を撃ち込めるのよ」

そう言って手の平サイズの小さな魔力の矢を作って見せてくれると、それを指で上空に向かって弾くように撃ち、放たれた魔力の矢は上空に向かうと途中で急に曲がり始め、弧を描きながら下に向かって落ち始めそのまま地面にトスッと突き刺さると魔力の矢の殆どが地面に埋まるのであった。


 フレイ「こんな感じでシモンが気づかない内に近くにいる魔物は処理していたのよ」

隣を普通に歩いているだけと思っていたが知らない内に魔物を倒していたのかと驚きながら、フレイクラスの人に襲われたら気付く前にお陀仏だと分かり、この世界で生きていく為には自分の命を守る為にもレベル上げや、身を守る為の装備何かが必須だと確認した所で、

 フレイ「しばらく美味しい物が食べたいし、シモンには簡単に死なれては困るから身を守る術を身に着けてもらわないとね?マイホームに逃げ込む時間を稼げれば死ぬ事は無いと思うし、出来れば気配探知と気配察知、特に気配察知は習得出来ると良いのだけど・・・」

俺はスライムを何処に置いておこうか考えながら、

 俺「探知と察知の違いって何なんですか?同じ様な能力の気がするんですけど?」

 フレイ「探知は自分で使う能力で、使用すると自分の周囲の人や魔物を見つけられたりする能力ね、察知は自動的に発動する能力で自分を対象とする攻撃や視線を教えてくれる能力よ、気配察知を習得出来れば攻撃されてもどうにか出来る確率が上がるから、マイホームに逃げ込む事が出来る確率が上がるわ」

 俺「成程」

 フレイ「意外にビッグスパローのご飯を狙った攻撃なんかに対する反応が良かったから、周囲にちゃんと気を配る癖をつけておけば気配察知は習得出来ると思うのよね?明日から私が・・・」

フレイが何か企んでいるように見える妖艶な笑みを浮かべているのを目の端に捉えながら、とりあえずあのドラム缶を持って来てとりあえず入れておくかと決めた俺は家の裏からドラム缶を転がして来る事にするのだった。


 家の裏から持って来たドラム缶にゴミを食事中のスライムをゴミと共に放り込み、今日も届いていた荷物を家の中に入れ、我が家の様に慣れた動きで風呂を入れに行ったフレイを見送り、とりあえず部屋着に着替えお米を炊いておくと、風呂場に行き湯張りの準備をしちょっと目のやり場に困るゆったりとした何時もの伝統衣装の様な服を着たフレイが台所に来て、

 フレイ「今日は何を飲もうかしら〜?」

冷蔵庫に腕を伸ばすワンピースの様な服を着たフレイのシミ一つ無い綺麗な白い脇の下から見えてしまった横乳の丸みと、そこに着けているべき物が無いことに薄々気付いていた俺は、

 フレイ「今日はこの緑色のヤツにしましょうかしら?」

 俺「フレイさん?」

冷蔵庫からジンジャーエールを取り出したフレイは慣れた手つきでプルタブを引きプシュッといい音をさせてから腰に手を当てゴクゴクと飲み、

 フレイ「くぅ~・・・、少し辛みを感じるけどシュワっとするたんさんとやらでサッパリとした飲み口ね、これは色々な料理に合いそうな飲み物ねっ、ん?何かしら?」

腰に手を当てた状態でジンジャーエールを飲んだフレイは、一息に1缶を飲み干すとコマーシャルに使えそうな良い表情を浮かべた後にこちらの呼び掛けに応じ、

 俺「目のやり場に困るんで下に何か着けるかして下さい」

 フレイ「締め付けられて苦しいから嫌よ、朝にパンツや胸を見てるし、ちょくちょく歩いてる時に胸を見てるのに今更どうしたのかしら?」

全部気付かれていた事に恥ずかしい思いをしながら、

 俺「ほぼ丸見えになりかけてたんで流石にね?40も近いおじさんとは言えまだ性欲はあるので・・・、抑えきれなくなって襲っちゃうかもしれないですし?」

 フレイ「シモンに襲われた所で寝てても簡単に対処出来るのだけど?私は気にしてないのだから役得だと思って見ればいいのじゃないかしら?」

態と腕を上げて脇チラをして笑っているフレイに、

 俺「本当に目の毒なんで止めて下さいって、夕飯手抜きにしますよ?」

 フレイ「あらっ?手抜きだと何になるのかしら?」

 俺「このカップ麺とかインスタントのカレーですかね?」

ネットショッピングで買った箱買いのカップ麺3種類とインスタントカレーを見せると、

 フレイ「このかっぷめんと言うの食べてみたいから今日はこれにしましょ?」

フレイにとって異世界のご飯である、俺にとっては手抜き飯のカップ麺に興味を持ちカップ麺を食べたいと言う事で今日の夜ご飯はカップ麺になるのであった。


 代わりばんこで風呂に入る際に風呂から出てきたフレイに、

 俺「ネットショッピングの商品の見方はさっきのタレを見る時に覚えたと思うんで、こっちの世界の女性物の夜用?のなるべく締め付けないタイプの下着を見といて下さい、多分異世界のフレイが普段着けている服よりは締め付けが弱いと思うんで」

異世界には地球の様なブラジャーはまだ無く、貴族や王族はどうやらコルセットの様なものを使用し、平民階級は布を巻くのが主流なのだが、フレイはその中では特殊でどうやら普段着ている服が特殊な服で、着て魔力を流す事で身体にフィットするエルフ族秘伝の布で作られた服らしいのだが、フィット感が強い為かなり締め付けられているらしく、休む時位は開放されたいとかなり緩い服を着ていて目の毒なので、地球産の夜用下着なら締め付けが弱いがちゃんと隠してくれるんじゃないかと思い、俺が風呂に入って出てきて夜ご飯までの間物色しといて貰おうと思いスマホを渡し、

 俺「欲しいのがあったら言ってください、後で買っとくんで」

俺はそう言って1日の疲れを落とす為風呂に入りに行くのであった・・・、風呂から出てきた後に襲いかかる最大の試練を知らずに。


 俺「フレイのサイズはトップ87アンダー62なので・・・、これでフレイの体に合った物が出てくると思うので欲しい物をカートに入れといて下さい」

何故か家にあった採寸メジャーを片手に仕事をやり遂げた俺は、主に精神を疲労させながら入手してしまったフレイの胸のトップとアンダーをネットショッピングに入力し、再検索された画面の出たスマホを渡した俺は、風呂から上がるなり言われた、

 フレイ「これが欲しいのだけどコレってサイズってどうなるのかしら?」

そこから始まったフレイの胸囲の測定で、同じ物を使って体を洗っているはずなのに全然違うフレイの体から薫る花のような匂いと、正確に測らないと駄目よと上をはだけている為に感じる巻いたメジャー越しに感じる生の胸の弾力と、測っている最中胸には触れないように恐る恐る回した際に擦れるメジャーにより何とも言えないフレイの吐息がメジャーを擦る度に間近で聞こえ色々刺激され、ある場所を自制する為に無になろうと精神力を使いきった俺は、ブラジャーをカートに入れ始めるフレイを背にヨロヨロと歩きながらカップ麺の夕食の準備をするのであった。


 カップ麺だけだと寂しいと思った俺はおにぎりでも作ろうかと準備していると、

 フレイ「下も欲しいのだけどサイズを測ってくれるかしら?」

異世界の標準的なショーツである横紐型の野暮ったい布のショーツや褌の様に巻き付けるのと違い、ブラジャーと同じく地球産のオシャレなショーツがお勧めに出てきたのか興味を示し、ショーツも欲しくなったフレイに言われ次は下かと思い先程の試練を思い出し余計な事も思い出した所で、

 俺「さっきは後ろから測れば背中を見るだけで済みましたけどお尻は無理ですよ?」

 フレイ「下は逆にキュッとしてた方が好きだから正確に測らなくても大きく間違えなければいいわよ」

先程使ったメジャーを差し出してきたので受け取り、

 俺「そしたら横向いて真っ直ぐ足を揃えて立ってください」

言われた通り立つフレイの横に屈むと、先程と同じく花の様な香りを嗅ぎ、目の前になんでこんなに短いんだと言うショート丈から伸びる、想像のエルフと違い肉感的な太ももに、また自制心を働かせながらウエストとヒップを測定し、

 俺「ウエストが56でヒップが90ですね」

 フレイ「という事は54の88と言った所かしらね?」

服の分を引いた予測でフレイはショーツを選び始めたので、俺はため息を吐くとおにぎり作りを開始するのだった。


 塩にぎりを作りながらおにぎり様に瓶の鮭やツナ缶、梅干しとかも買っとこうかなと、後でネットショッピングで買うものを脳内リストに加えていると、

 フレイ「欲しい物入れておいたから後で金額教えて頂戴ね?」

欲しい物をカートに入れ終えたフレイがスマホを返してきたので受け取ると、

 フレイ「異世界ってご飯だけじゃなくて身に着けるものも安いのね?刺繍入りのなんて高すぎて買うのが勿体ないからこっちじゃ貴族位しか買わないけど、異世界だと10分の1もしない上に良さそうなのが多くてつい選んじゃったわ」

カートの中身を極力見ないようにしながら合計金額だけ見ると、

 俺「金貨2枚と銀貨8枚ですね」

 フレイ「結構選んだのにやっぱり安いわね」

異空間収納から取り出した金貨と銀貨を受け取った俺は支払いを済ませると、

 俺「それじゃ夕飯にしましょうか」

多めに作った塩にぎりをお盆に乗せた俺は何時もの和室へと向かうのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。