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256話 報酬の確認

「よし、これでまた回復した神は増えてくれましたね」


 私とアオイさんはアレスさんから頂いた武器を自身のインベントリに仕舞っていると、そのタイミングでクロノスさんがふとそう声に出しました。


 その言葉から察するに、アレスさんだけではなくほかの神様たちも神代期の時よりも回復しているのですかね?私はクロノスさんとアレスさんにしか会ってないのでわかりませんが、おそらくは私たち以外のプレイヤーの活躍のおかげなのでしょう。


「他にも神様は回復しているのですか?」

「そうなんですよ。私は神代期の時に一番被害が少なかったので他の神に代わって世界を守るために色々と奔走していたのですが、最近は異邦人の皆さんが協力をしてくれたので、いいペースで神様(友人)たちの回復が出来ているのです」

「そうなのですね。それなら頑張った甲斐がありますよ!」


 クロノスさんもそう言ってますし、やはり私の予想は間違ってはいなかったみたいです。現に私はクロノスさんとアレスさんからの加護と祝福を受けているのですから、私と同じようにユニークスキル持ちは加護か何かを受けていると思いますからね。


 なら、これからはクロノスさん以外の神様とも遭遇することがあるかもしれませんね!神様の力が回復しているとのことですし、これからが少々楽しみです…!まあ私が一番大切にするのはクロノスさんですけど、それはそれ、です!


 というか、クロノスさんは昔からそのように行動していたのですか。そうだとすると、そこまで機嫌が良さそうなのには納得です。プレイヤーもとい異邦人のおかげみたいですし、この調子で私たちも頑張るとしますか!


「では、二人とも。これでお願いは終わりましたから、そろそろ戻りますか?」

「あ、そうですね。もう七時になるくらいですし、そろそろ戻らないとです」


 クロノスさんのあげた言葉にそう返したアオイさんでしたが、私は思わず驚いてしまいます。


 もうそんな時刻なのですか…!?アオイさんとの攻略の儀式に夢中ですでにそこまで時間が経っているとは思いませんでした…!このままでは夜ご飯に遅れてまたもや兄様に迷惑をかけてしまいますし、早々に戻らなくては…!


 幸いにもこれでやるべきことは全て終わったのですから、手早く元の場所に戻ってログアウトをしないといけませんね…!アオイさんも戻ろうとしているのですし、私もそれに賛成です!それと、今回のクエストでもらった報酬に関しても、また後日確認としますか!


「私もそろそろ戻らないといけません!」

「わかりました。それでは、異邦人が集まっている街まで転移で送りますから、また会いましょうね?」

「はい!クロノスさん、また会いましょう!それとアリエスさんとアグニさんも!」

「またです、クロノスさん、アリエスさん、アグニさん!」

「おう、二人とも、また会おうな!」

「また会いましょうね」


『ユニーククエスト【捧げるは戦の舞・這い寄るは焔の陣(アグニ)】をクリアしました』


 そう私たちは三人へと別れを告げた後、そのタイミングで流れてきたシステムメッセージと共に、クロノスさんの手によって異邦人が集まっているらしい街まで転移魔法らしきもので送られました。


 …周りの景色や街の構造からして、どうやら初期の街の広場に送られたみたいですね?周りにはたくさんのプレイヤーがいますけど、普通に転移できたように見えたのか特に話しかけてくる様子はありません。


 とりあえず、システムメッセージからしてもこれにてユニーククエストをクリア出来たとみて間違いないようです。


「ふぅ、少し疲れましたね」

「だねぇ。とりあえず、私はもうログアウトするよ」

「あ、私もこの辺で落ちることにします!」


 時刻が七時に近いのですから、早めに降りて夜ご飯の支度をしないといけませんからね。またもや兄様を待たせるのは申し訳ないので、今日こそは間に合わせる必要があるのです!


「それじゃ、これで解散にしよっか!」

「はい!アオイさん、また遊びましょうね!」

「うん!じゃあ、またね!」


 そう言葉を交わした私たちは、そのままメニューを開いて現実世界に戻るためにログアウトを選択します。さて、私はまず夜ご飯の支度を済ませてこないとですね!兄様もすでに降りてきている可能性がありますし、出来ることなら早めに行かないと…!




「んー……さて、確か今日のお昼に第三陣が来るのでしたっけ」


 あの後はログアウトをして現実世界に戻り、すでにリビングへ降りてきていた兄様と一緒にご飯を食べた時から時間は進み、今日は次の日である土曜日となっています。


 そして今はちょうど朝の七時になって目が覚めたところであり、私は寝起きで少しだけボーッとした状態のままそう呟きます。今日は兄様が教えてくれた限り、第三陣がゲーム世界にやってくる日にちだったはずですし、お昼からログインすればそれらの人たちと鉢合わせになりそうですね?


 昨日は夜ご飯前にログアウトしてからゲームはしていないため、ログインしたら初期の街に出てくるはずなのでログインする時間は少しだけずらした方がよいかもしれませんね。まあなんにせよ、午前中は買い物に行きますけどね。


 昨日のうちに食材が少なくなってきていたので、忘れないうちに買いにいかなくてはいけません。とりあえず、いつもの朝の支度を済ませてから向かいましょうか。まずはそれらを終わらせてから、ですね!




「…よし、ログインしましたし、まずは昨日の報酬と称号、そしてステータスの確認といきますか!」


 そうして買い物から帰ってきた私は冷蔵庫などに買ってきたものを仕舞ってから、早速とばかりにゲーム世界へとやってきました。今の時刻はまだ九時くらいなのでお昼までの二時間くらいはゲームをしていられる時間はあります。


 なので、手始めに私は昨日のクエストでもらったものと現在のステータスの確認をするため、初期の街の広場にあったベンチに座ってからワクワクした様子で確認を始めます。


 …さて、最近は確認することが少なかったですけど、どれくらい成長しているでしょうか?様々な経験を積んでいるのですから、たくさん育っていると嬉しいのですが…!それに加えて、ユニーククエストでの報酬に対してもすごく気になりますね!あの大剣は神様であるアレスさんから頂いたものであり、そんじょそこらのアイテムとは別格とも思えたので、性能はどんなものか…!


「まあお楽しみは最後にして、先にステータスの確認ですね!」


 私はそう声に出しながら、メニューを開いて自信のステータスを開きます。前に見た時は結構前なので、どうなっていますかね…?


 ➖➖➖➖➖

 名前 レア

 種族 狼人族

 性別 女

 スキル

【双銃Lv37】【鑑定士Lv26】【錬金術Lv29】【採取士Lv30】【気配感知Lv37】【隠密Lv35】【鷹の目Lv36】【ATK上昇+Lv37】【AGI上昇+Lv37】【DEX上昇+Lv37】【体術Lv72】【気配希釈Lv35】【採掘士Lv15】【INT上昇+Lv33】【第六感Lv34】【飛躍Lv25】【夜目Lv63】【言語学Lv35】【魔力制御Lv32】【魔力感知Lv30】【魔力希釈Lv26】【MP上昇+Lv28】【HP自動回復+Lv27】【MP自動回復+Lv27】【栽培Lv3】【調教士Lv18】【STR上昇+Lv18】【料理人Lv16】【細剣Lv19】【短剣Lv12】【生活魔法】【水泳Lv7】【暗黒魔法Lv3】【釣りLv8】【精霊言語学Lv8】【錬金の心得Lv6】

 ユニークスキル

時空の姫(クロノス・プリンセス)

 EXスキル

【心力解放】【嫉妬の大罪(レヴィアタン)

 所持SP 93

 称号

 〈東の森のボスを倒し者〉

 〈時空神の祝福〉

 〈第一回バトルフェス準優勝〉

 〈深森の好敵手〉

 〈西の湿地のボスを倒し者〉

 〈火霊旅騎士の魔印〉

 〈時駆ける少女〉

 〈蟲惑の暗殺者の弟子〉

 〈南の平原のボスを倒し者〉

 〈北の山のボスを倒し者〉

 〈人業のお気に入り〉

 〈世喰の玩具〉

 〈天災を鎮めし者〉

 〈戦神の加護〉

 ➖➖➖➖➖


 ふむふむ、どうやら使ったりそれに合った行動をしたスキルが全体的に上がっている感じのようですね。ガッツリと上がっているわけではありませんが、しっかりと成長をしているのでいい感じです…!


 新たに覚えた武技やアーツなどもありませんけど、それらは使う機会が少ないので別にいいですね。私、戦闘などでは基本ユニークスキルを使うことが多いので、どうしても使用頻度は落ちてしまうので…!


 そして次は、新しく獲得した称号について、ですね!こちらは昨日のユニーククエストで獲得したものですけど、神様の加護ということなんですから、きっといい効果があるはずですよね!まあともかく、確認といきますか!


 ➖➖➖➖➖

 〈戦神の加護〉

 戦神から認められた者に与えられる加護。自身のあらゆる攻撃力を上げる効果を持つ。加えて受けるダメージを少しだけ減らしてくれる。

 ➖➖➖➖➖


 どうやら私がもらった〈戦神の加護〉とは、戦闘に関係する力を高めてくれもののようでした。攻撃力を上げて被ダメージを下げるとは、まさに戦いが生業である戦神にピッタリの効果ですね!


 私的にもとてもありがたい効果であるため、この加護をもらえたのはまさに渡りに船でした!おそらくはアオイさんもこの加護を貰えているでしょうし、これからはアオイさんの活躍も期待できるかもしれませんね?


「よし、ステータスの確認も済みましたし、最後はお楽しみである報酬でもらったあの大剣ですね!」


 ステータスと称号の確認を済ませた私は、そう言って座っていたベンチから立ち上がって初期の街の外に広がる草原へと歩き始めます。


 これから確認するのは武器である大剣なため、流石にこんな街中で確認するわけにはいかないからです。それに、そう易々と人の目がある場所で試すのも問題がありそうなので、この街の外を目指しているわけなのですよ!まあ初期の街の外に広がる草原でも人目はあるかもしれませんけど、他のエリアよりはマシなはずですしね!

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