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ギルドマスターー5
ルガル視点です。
「ふむぅ。なかなか面白いお嬢さんだったのぉ。」
しかし、この町には実力者が多すぎじゃと思うのぉ。"虹龍"、"城"、"戦鬼"、"疾風迅雷"、"幻影"、"調停者"が居るからのぉ。何故にこの町にここまで実力者が集まるのか・・・。非常に疑問じゃ。まあ、実力者が居るということはほとんどメリットしかないので良いのじゃ。しかも最近きな臭い噂も聞くしの。じゃが、流石にこの町に仕掛けることはないじゃろう。実力者が多すぎて危ない賭けになってしまうからのぉ。
「一応調べるとするかの。というかいつまでフリーズしておるのじゃ。グゥエリンデよ。そろそろ再起動せい。」
「はっ!」
やっと再起動したようじゃの。グゥエリンデは優秀なんじゃが、不慮の事態にフリーズし易いのが難点じゃの。
「グゥエリンデ。ユキナとの約束を守らなければならぬ。行くぞ。」
グゥエリンデは儂の言葉に頷き、先にドアを出て行った。しかし、冒険者の口封じか。それは簡単そうに見えて簡単じゃないのぉ。なんとも面倒くさいことを約束させられたものじゃ。
「では、行くとしようかのぉ。」




