70日目:仲間とともにあった王
格納庫、ショップのコンソールの前、芥は零式に泣きついていた。
「うぇ~ん、ゼロえもん。委員長がもっと戦果を挙げろっていじめてくる~。もっと強い武器出して~!」
某国民的アニメのキャラクターのようにふるまう芥。それに対して零式もノッてくる。
「も~う、しょうがないな、芥君は~。」
コンソールが点滅する。本当に何か出してくれるんじゃないかと、芥は期待する。
「てってれ~!そんなものはない~!」
「いや、ないんかい!」
思わず素に戻り突っ込んだ芥。
「まあまあ、その代わりにもっといいものをご紹介しましょう。」
「・・・本当?」
「ええ、本当ですとも。あなたのご友人は、ウソをつきませんよ。」
零式は一拍開ける。
「これよりお話ししますは、仲間とともにあった王のお話。ある一人の青年騎士は、立身出世のため、仕える主を探していた・・・。」
・・・
昔々のお話。まだこの世に魔力があふれ、剣と魔法で人々は戦争をしていた時代。
あるところに一人の青年騎士がおりました。
立身出世のため、仕える主を探していたのです。
ある日、青年騎士が大々的に人材を募集している国へ向かっていたところ、盗賊に襲われていた女の子の従士がおりました。
青年は彼女を助け、彼女は助けられたお礼に青年の従士となったのです。
彼女が初めての仲間でした。
そして、目的の国にたどり着いた彼らは、さっそく騎士選抜試験を受けて、見事合格しました。
それから青年騎士は、とんとん拍子に出世の階段を駆け上がり、その途中で仲間や部下を増やしていったのでした。
青年騎士も国で重鎮となったある日のこと。突如王様が崩御してしまったのです。王様には後継者がいなかったので、国は大きく割れてしまいました。
そんな中、この状況を憂いた青年騎士は、仲間とともに立ち上がる決断をしました。国が割れたままだと、いつ隣国が攻め込んでくるかわからないからです。
強大な政敵を時には武力で、時には謀略で退けた青年騎士は、見事王に即位することができたのでした。
騎士が王に即位してからしばらくして。なんと、隣国が宣戦布告してきたのです。
隣国の王様は邪神に操られていたのでした。
これを打ち倒すべく王は仲間を集結させました。しかし、強大な邪神の力を持った相手にこれで勝てるかはわかりません。
するとどこからともなく黄金の巨人が現れました。巨人は言いました。
「今のあなたたちでは、邪神に勝つことは難しいでしょう。最強の武器をお貸ししましょうか?」
すると王様はこう答えたのです。
「最強の武器?いや、いらないよ。」
王様らしからぬ、ひょうひょうとした態度でした。けれども次の言葉は、はっきりと力強く言い放ったのです。
「もう、最高の仲間たちがいるからね。」
周囲の王の仲間は微笑みました。私たちこそが王の剣であり盾なのだと。そのことを誇りに思っているようでした。
そこには確かに、確固たる絆があったのです。
「じゃあ、ちょっと邪神に勝ってくる。」
王は歩き出しました。するとほかの仲間たちも王の後を追いました。
・・・激戦の末、だれ一人欠けることなく、王たちは邪神に勝利したのです。
・・・
「邪神を倒した後の王国は、立派な王様と優秀な仲間の統治の元、理想の王国として広く知られることとなりました。」
「へ~、優秀な仲間がいるってすごいな~。」
長く零式の話を聞いていた芥は、肩をほぐす。
「武器に頼らないでさ、もっと連携とかそっちのほうを見直してみるよ。」
「いいえ、武器もどんどん買ってください。そのうえで仲間との絆を大切にしてくださいね。」
「商売上手だね~。まあ、今はいいけどな。」
じゃ~な~、零式。そう言って芥は立ち去って行った。
「・・・さて、疾風剣・疾風銃・疾風怒濤の完成を急がねば。」
最終決戦までには間に合わせませんとね。零式は一人つぶやいた。
・・・
「次のお話は小さな小悪魔に振り回されるお話。小さい子は無敵ですね。」
・・・
「「基地に侵入者!?」」
芥と弓波は急ぎで司令室に向かっていた。
通信機越しに美月の声が聞こえる。
「・・・侵入者は確保済みよ。とりあえず司令室に来てくれないかしら?」
「「了解。」」
二人は険しい表情で向かう。この時は戦士の目だ。
基地には6人しかいないとはいえ、警備ドローンや監視カメラなどの警備網が敷かれている。そこに侵入するとはいったい侵入者は何が目的なのだろうか?
基地で男は芥一人。いざという時は自分が盾になろうと芥は覚悟を決めた。
司令室の扉前にたどり着く。やや緊張しながら扉を開ける。
するとそこにいたのは・・・。
「あれ?この人たちもパイロットなの?」
長い金髪の美少女がそこにいた。背丈から年のころは10を過ぎたばかりだと推測できる。いたずらっぽい目つきに、発育のよい体は、まさに魔性の少女といえる。
「・・・どうして子供がここに?」
「だな。」
芥と弓波は呆気に取られていた。先に中に入っていた向坂と西園寺は、美月の後ろで調書を取っていた。元宮は美月とともに少女の取り調べをしていたようだ。
「・・・なあ、委員長、もしかして侵入者って。」
「ええ、そのまさかよ。」
先ほどまで少女の相手をしていた美月が言葉を返す。
「話を聞いたところ、この子は一人で後方からこの基地まで歩いてきたそうよ。」
「ウソだろ!?」
「本当だもん!遠かったよ!」
少女は芥の言葉に言い返した。
「朝比奈小糸だよ!よろしくね、おにいちゃん!」
「あ、ああ。よろしく。」
「弓波奈保だぜ。よろしくな、小糸!」
よろしくお願いします!と元気な声であいさつをする小糸。芥は彼女に既視感を覚えた。
「・・・もしかして美人のお姉さんとお母さんがいたりしない?」
「え、何で知ってるの?もしかしてストーカー?」
「知り合いだからだよ!それと初対面でストーカーもあるか!」
「や~ん、おにいちゃんこわ~い!」
「・・・なんだ芥、お前そっちの趣味があったのかよ?」
冷ややかな目で弓波が芥を見つめてくる。
「ねえよ!」
「そんな、私とは遊びだったの!?」
「はじめまして!俺は芥一って言うんだ!健全によろしくね!」
「じゃあ、遊びはお姉ちゃんと?それともママ?」
一瞬場の空気が凍り付く。芥が朝比奈親子を特別サービス券を使用することで個人的に支援しているのは、もはや周知の事実だった。だが、つゆともそういう関係だとは思っていなかったのだ。あくまで善意からからなのだと。
この場にいる小糸以外の全員が、無感情な目で芥を見る。芥は弁明する。
「待ってください。落ち着きましょう皆さん。確かに俺は小金や陽子さんとは特別サービス券で家事手伝いをしてもらっていた。だがそこまでだ。断じてよこしまなことはしていない。信じてくれ。」
「ママたちおにいちゃんのところから帰ってくると、つやつやしていたよ?」
「それ臨時収入が入ったからだよー!」
小糸の爆弾発言に必死で反論する芥。
この一連のやり取りに疲れた美月は、ため息をつきながら言った。
「はぁ、まあいいでしょう。芥君の身の潔白はいったん置いといて。小糸ちゃん、あとでお母様がお迎えにくるそうだから、それまでここでじっとしていてもらえる?」
「は~い!」
「素直でよろしい。」
「基地を見て回りたいです!」
「素直じゃなかったわね!?」
珍しく大声を出す美月。この少女の前には皆が振り回される運命なのかもしれない。
「・・・まあいいわ。基地司令官として危険な場所以外は見学を許可しましょう。」
「いいのか、委員長?」
「保護者の方が来るまであと数時間はかかるらしいの。それまでこの部屋でじっとしているっていうのもね・・・。図書室とかならマンガもあるし、時間をつぶせるんじゃないから。」
「やったー!」
一人はしゃぐ小糸。
「やはり基地見学ですか、どこから行きます?私も行きますわ!」
「お嬢、ワクワクしてるね。」
「マウントとれるのがうれしいのかもよ。」
「まあ一般人はめったに基地を見れないしな・・・。おっし小糸、何が見たいとかあるか?」
「私、機体が見たい!」
「・・・ごめんなさい、元宮さん。格納庫で危ないものを片付けてもらってもかまわないかしら?」
「あはは~、わかりました。」
ちょうど整理しようとしていたところですし。そう言って、そそくさと退出する元宮。それを見た小糸は疑問を投げかける。
「見せちゃいけないものとかあったー?」
「ええ、危ないものとか、散らばっている資材とか。そういったものを片づけてもらっているのよ。あとで見せてあげるからね。」
「わーい。」
「なんやかんや、委員長って子供の面倒見いいよな。」
「さすがはこの基地のオカンだぜ。」
「そこ、うるさいわよ。」
注意される芥と弓波。委員長を怒らせるとあとが怖そうだと思い、二人は口をつぐむことにした。
・・・
部屋いっぱいに並んでいる本棚。美月たちは知の倉庫にやってきていた。
「ここは図書室よ。マンガとかもあるから、良かったら読んでいく?」
「ううん。せっかくだけどいいや。いろんなとこ見てみたい!」
おススメのマンガを紹介しようとしていた西園寺は、盛大に滑った。
なんでですの~!どうどうお嬢。そんなやりとりが行われていた。
・・・
「ここは食堂よ。基地のみんなとは、ここで一緒に食事をするわ。」
「お~。ひろ~い!」
それなりの広さがある食堂。本来はもっと多くの人間を収容するはずだったのだろうが、今基地に所属しているのは6人しかいない。必然的に使う場所は、厨房前の位置に決まっていた。
「ねえ、小糸っち。よかったらあずきのパンケーキを作って食べてみない?」
「いいの!?やるやる!」
すでに美月から許可は得ている。向坂と小糸は厨房に向かっていった。
「子供は元気ね・・・。」
「まったくだぜ。」
「おいおい弓波、お前もいつも元気いっぱいだろ?」
「よ~し、芥、歯~食いしばれ!」
「すごいですわ!人が吹っ飛びましたわ!」
・・・
数分後、あずきのパンケーキを人数分持ってきた向坂と小糸。
「お待たせしたし!」
「お待たせ~!」
皿がテーブルに並べられる。パンケーキ特有の香りと艶やかなあずきが食欲をそそった。
「小糸っちが結構手伝ってくれたんだよ~。」
「ママのお手伝いをいつもしてるもん!」
「お~、えらいえらい!」
二人が席に着く。
「あとで元宮さんにも差し入れしなくちゃね。さて、それではいただきましょうか。」
いただきま~す。人数分の声が聞こえた。
「ん~、あま~い!」
「あずきの甘さで十分うめえな!」
「この素朴な味がいいんだよな。」
「こういうのでいいんだよ。こういうので。ですわ!」
「お嬢、それ言ってみたかったんじゃ。」
「・・・ほんと、おいしいわね。」
おのおのがパンケーキに舌鼓をうつ。食べ終わるのは全員ほぼ同時だった。
ごちそうさま~!と皆で手を合わせる。
「おいしかった~!ねえ、基地の人たちって甘いもの毎日たくさん食べれるってほんと!?」
「さすがに毎日は食べられないわよ。たまに程度ね。」
「ふ~ん、そうなんだ~。」
意外~。と一人つぶやく小糸。
「片づけは少しだけだし、あーしがやっとくよ。次はプールだよね。そこで合流しよ。」
「ありがとう、向坂さん。お言葉に甘えるわ。」
・・・
食堂をあとにした美月たちは、水の入っていないプールを案内し、小糸に不思議がられた。その後ビニールハウスを見学した一行は、いよいよ最後の案内場所、格納庫へたどり着いた。
「ここが格納庫よ。人類の剣たる機体たちを整備するところね。」
「うわ~!すご~い!」
4機の機体が直立不動で並んでいる光景は、小糸にとって壮観であった。
「秋水に迅雷、闘人もいる!あとあれは・・・?」
「あれは、世界で一機しか存在しない進化する機体。」
その名も・・・。芥はもったいぶって言った。
「陣風、ちなみに俺の専用機なんだぜ?」
専用機!かっこい~!そうだろそうだろ。小糸と芥は大いに盛り上がっていた。
その後、元宮が趣味で作った機体の模型を見せてもらったり、特別に操縦席にちょっとだけ座らせてもらった小糸は、大いに満足した。
「そろそろ戻るわよ。お母さまがいらっしゃるわ。」
そう美月が言った瞬間。
緊急警報が鳴り響いた。
「モンスター!?」
「こんな時に・・・!」
パイロット4人は、すぐにスーツに着替えだし、機体に乗り込んだ。
「小糸ちゃん、ここは危ないから司令室に一緒についてきてちょうだい。」
「う、うん。わかった・・・。」
美月に手を引かれた小糸は、おびえた表情をしていた。
人類の敵が、迫る。
・・・
地上に出た4機は、困惑していた。あまりにモンスターの数が少ない。
いやちがう、いないのだ。たった一体を除いて。
「おいあれ、ウソだろ・・・?」
「超大型かよ・・・!」
「こんなときとか、マジ最悪・・・!」
「そんな・・・、ですわ。」
おとぎ話のドラゴンがそこにはいた。赤いうろこ、大きな翼、巨大な爪、そして人類を抹殺せんとする理性のない瞳。
超大型モンスター、通称ドラゴンがそこに君臨していた。
モンスターは4つの分類に分かれる。
小型、中型、大型、そして超大型だ。
小型や中型は、日ごろの探索でよく芥たちが排除している。たまに遭遇する大型も第三世代機体に搭乗してからは大した脅威ではない。
しかし超大型は違う。
複数の第三世代機体が集まり、はじめて勝てるかどうかという相手なのだ。
芥たちはシミュレーションでは何度か戦った経験がある。しかし、実戦ではこれが初めてだ。
強大な相手に、思わず操縦桿を握る手が震える。
勝てるのか。
勝てたとしても、全員が無事でいられるのか。
パイロットたちが不安に押しつぶされている中、美月から通信が開いた。
「・・・みんな聞いて。小糸ちゃんが皆に伝えたいことがあるそうなの。」
司令室にいる小糸が大きく息を吸う。そして大声で叫んだ。
「おにいちゃん、おねえちゃんたち!がんばって~~~!!!」
その声を聴いたとき、4人ははっと我に返った。
「モンスターなんかに負けないで~~~!!!みんなみんな、ちゃんと帰ってきて~~~!!!」
パイロットとは何者なのか?
機体に乗るもの?否。
モンスターを狩るもの?否。
モンスターに対する人類の剣、人類の防人である!
守るものがそこにいる。パイロットたちが戦う理由は、それで十分だ。
「なあ、一つ聞いていいか?」
「なんだよ?」
「勝って小糸ちゃんからの勝利のハグをしてほしい人、俺以外にいる?」
「お前だけだロリコン。」
「一っち、そういう趣味か~。」
「ロリコンさんですわ!」
「いや、ここノるところだろ!?」
皆が笑う。ここに先ほどまでの重い空気はない。
「戦う覚悟は決まったようね。」
美月は宣言する。
「敵、超大型モンスター、ドラゴン!学園前哨基地小隊はこれを撃滅せよ!」
「「「「了解!」」」」
戦いのい火ぶたが、切って落とされた。
・・・
逢魔が時、もうすぐ日が沈む黄昏時に、それは倒れた。
陣風が、倒れた。
秋水は右腕と右足がなくなっており、倒れている。
迅雷は両腕が、ドラゴンのブレスによって溶解させられた。
闘人は頭部パーツがなくなっていた。
激戦。まさにその言葉がふさわしかった。
矢尽き、刀折れ、それでも戦い抜いたのだ。
「・・・状況終了。」
美月の言葉が、響く。
「ドラゴンの撃破を確認。各員状況報告。」
「こちら弓波。生きてるぜ。」
「こちら向坂。死ぬかと思ったし。」
「こちら西園寺、生きてるって素晴らしいですわ・・・。」
「・・・。」
芥からの通信がない。
「芥君?」
「おいおい冗談にしちゃ笑えねえぜ?」
「うそでしょ?一っち!」
「芥さん、応答してくださいまし!」
皆が芥を心配し、声を張り上げた。
その時。
「あ、おい。陣風のコクピットが開いたぞ!?」
「一っち、無事じゃん!」
「よかったですわ~!」
「通信機が故障しただけのようね・・・。」
遠くで芥がニョキニョキと出てきた。
芥は自身の無事を伝えようと、〇邦に反省を促すダンスを踊りだした。
「・・・なんか余裕あるくない?」
「なんでだろ、ちょっとイラっとするぜ。」
「反省を促すダンスですわ!実物初めて見ましたわ~!」
「・・・はぁ、芥君を回収して基地に帰投してちょうだい。」
こうして激戦となったドラゴン戦は幕を閉じた。
全員無事という大戦果でもって。
・・・
「この度は本当に申し訳ございませんでした。」
司令室で小糸の母親、陽子が深々と頭を下げる。金髪ロングの碧眼で、同性がうらやむほどの体形をしている彼女に、一同は圧倒されていた。
「で、でかい。」
「ご立派・・・。」
「すごく大きいですわ・・・。」
女性陣は口々に感想を述べた。
「いいえ、こちらこそお子様を危険な目にあわせてしまい申し訳ございませんでした。」
美月が大人の対応をする。
「今後このようなことが起きないように、きつく言い含めておきます。本当に申し訳ございませんでした。」
「顔をあげてください。小糸ちゃんは俺たちの勝利の女神になったんですから。」
「芥さん・・・。」
特別サービス券で何度も顔を合わせている二人は、知らぬ仲ではない。
陽子はほのかに笑顔を浮かべ、お礼の言葉を述べた。
「この子の面倒を見てくださり、ありがとうございました。私たちは仕事でなかなかかまってあげられないですから・・・。」
親子の事情から、芥は察する。小糸が基地に来てとりわけ機体に興味を示していたのも、亡き父親の姿を追ってなのかもしれない。
「そろそろ送迎の車の時間です。このあたりで・・・。」
「ありがとうございます、司令官さん。小糸、ちゃんとお礼を言いなさい。」
「うん。」
小糸が皆のほうへ振り向く。
「おにいちゃん、おねえちゃんたち、今日はわがままに付き合ってもらってありがとうございました!」
小糸は続ける。
「モンスターを倒すおにいちゃんたちは、すごくかっこよかったです!また会ったら、今度は機体の操縦の仕方を教えてください!」
さよ~なら!小糸は元気な声で叫び、そして陽子と共に去っていった。
「なんか、濃い一日だったな。」
「小糸ちゃんに、超大型に。確かにな。」
「でも、悪くなかったしょ?」
「ふふ、そうですわね!」
「はぁ、見学用のコース設定も考えるべきかしら?」
「あれ、そういえば元宮は?」
・・・
地下格納庫。そこにはほぼ大破した機体が4機ならんでいた。
「ふ、ふふふ。これはこれは修理のし甲斐がありそうですね。」
元宮は遠い目をしている。徹夜を覚悟したものの目だ。
「差し入れのパンケーキがあります。これを糧にがんばりましょう。」
やるそー!一人元宮は気合を入れる。
格納庫の机の上には、冷えてしまった、けど確かに温かいあずきのパンケーキがあった。
・・・
次回予告!
昔の話をしましょう。私の好きな英雄たちの一人のお話です。私は大切なことを学んだはずでした・・・。もう一本! やっときました!プール開き!皆さんお待ちかねの水着回ですよ!さらに単独で邪神撃破チャレンジも!?また、ドローン格納庫、ロケット発射装置がついに完成しました!
次回、サバイバル・ロボットマーチ 80日目 義理の娘たちを勇者に育てた聖騎士
これは私の好きな話のひとつなのです、ご友人。
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