表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
19/28

闘う者たち 6

「おーい、下っ端君。いるんだろ? 敵は車を奪って去って行ったぞ」

発電制御室に素っ頓狂な声が響いた。

「もう安全ですかね……今の声セドリックさんで合ってますよね?」

「そうだ。あってるよ」

その声を聞いてロッカーから人が一人現れた。

「うわっなんですかそれ」

下っ端はセドリックの後ろにある物を見て驚嘆した。

そこにあったのは氷漬けにされたアーロンだった。

彼は氷の中で銃を向け恍惚とした表情を浮かべている。

「【アンチテーゼ】の氷漬けだ。これで娘は助かるんだ。これ以上嬉しいことはないよ」

笑顔を浮かべるセドリック。

「うわっ、セドリックさん。無痛薬使いましたよね。肩を見てください。撃たれてますよ。あと腕も」

「平気さ。傷口は凍らせてるから出血死なんてことはない。それよりもセントリーガンの電源が切れてるが……平気だったのか?」

「あ、それ使い方分かりませんでした」

「……そうか。とりあえずコイツを持って中央管理施設に迎えって命令が来たんでな。俺は行くぜ。あんたはどうするんだ?」

「お母さんが電話で今は街も暴徒だらけだから気を付けろと言っていたのでセドリックさんに付いて来ます。ミュータントなら強いから安心です。……あと下っ端君ではなく下っ端さんです」

「はいはい。んじゃ、行くか。彼の命のおかげで、俺のリリアは死なずに済むんだ」

セドリックは氷漬けにされているアーロンを眺め、

黙祷した。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ