表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/80

前線基地に連れてかれます。

森の奥から現れたのは、自分と同じスケルトンだった。その予想外すぎる正体にしばし呆然とするも相手も驚いたかのように微動だにしなかった


(プレイヤー?僕以外にもいたのか?だとしたらこのスケルトンは現在地不明でスタートなのか?ここは、情報収集だな)


「は、始めまして。」


「...」


(いや無視かい!?)


現れたもう1人のスケルトンは微動だに反応せずただこちらを見てくるだけでA.Oは不審に思っていたが突然背を向けて来た道を戻り始めた。


「何だったんだ今のは?...!」


来た道を戻ったと思ったが20m程進んだところでこちらに顔を向けて止まりまるで、着いて来いと言っているようだった。


(着いて来いとでも?)


このまま目的地が解らぬまま進んでも仕方がないとA.Oは、着いて行くことにし近づくとそのスケルトンは着いて来るのを確認しまた前を向き歩き始めた


(この変な行動明らかに人間じゃないみたいだし、NPCか?やっぱりチュートリアルのやつは、本当にこの世界《UWPS》にいたんだな...けど何で表示が<FRIEND>なんだ?明らかにフィールドモンスター扱いだろ?)


(通常プレイヤーがモンスターとしてログインするのは絶対あり得ない...ゲームの仕様上何処かに不具合がでるはず...だとすると一体なにがおこってるんだ?)


「あり得るのは、何か隠しイベントの可能性...」


このゲームには無数の隠しシナリオやイベントが存在し、ネット上で囁かれている噂によれば現在判明しているのは全体の1割にも満たないらしい。


「そしたらマジで全プレイヤー敵に回すとかもありえるのか?」


様々な考えが頭をよぎる中唐突にメッセージが表示される。


『Conect..........FOB-666.Control Zone』


『IFF Check...Clear.Tactical Control and Navigation#152575.Fllow to No15275』


「何だ!?何処からだ!?」


(FOB?前線基地の管制圏内に入ったのか?それに戦術航法装置の信号を受信してから矢印みたいなやつも表示されたし...)


急に視界内にカーナビの様な矢印と道を示す線の様なものが表示され、その線をなぞるように2体は歩いて行く。


「明るくなってきたな...もうすぐ森を抜けるのか?...!!」


周りが明るくなり始めもうすぐ森が終わるという時に目の前に広がった光景に再度驚愕する。


「スケルトンが他にもいるのか!?見えるだけで20体もいるじゃないか!!」


そこには20体程のスケルトンが遺跡の様な場所の周りで何かしている様だった、驚いて立ち止まってしまったが、先程まで前を歩いていたスケルトンはその遺跡らしきものに向かって歩いて行くので、慌てて着いていく。


(よく見たら周りの奴らや前のやつもボロボロじゃないか。作業している奴らは、周りの植物の手入れでもしてんのか?)


そう思い周りのやつをよく見たら詳細が出てきた。


<Type-1:通常労働型>

『戦闘用のType-2に比べ出力等が押さえられた作業用。戦闘には不向きであるが、その分大量生産され少ない労働力の代わりとして使用される。現在施設の維持、補修中』


(やっぱりType-1がいたな、しかも施設の補修中?ならここが元前線基地だったってことか?とても稼働しているとは思えないんだが...なら、さっきの通信は何処からだ?)


やがて施設の入り口だったらしき所にたどり着き、前を歩いていたスケルトンが手をかざすと扉が左右にスライドし円筒形のホールがそこにはあった。


「これは、エレベーターか?」


2体が乗ると扉が閉まり静かに下に下がり始めた。


(やっぱエレベーターか、下に行ってるってことはもしかすると指令部施設か重要施設はまだ生きてる可能性があるな)


やがてエレベーターが止まり扉が空いた瞬間、見えた光景にA.Oは本日一番の驚愕と喜びを爆発させた


「う.....う........」


「うぉーーーーーーーーーーーーー!!ロボットの整備工廠だーーーーーーーーーー!!!!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ