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シンラ:「作りたい放題だー!!」A.O:「程々でね」

Lis:『間もなく着陸します』


全員を乗せた輸送機はその後特に妨害を受けること無く研究所にたどり着いた


リン:「彼処が研究所?」


茜:「なんも無いじゃない」


A.O達とは別行動だったメンバーは、窓から見える何もない草原地帯に疑問を浮かべていたが


A.O:「何でも”次元断層フィールド”っていう装置で擬似的に別空間に隠れてるらしくて、簡単には見つからないらしいんだよ」


リン:「へぇ~」


レイン:「絶対よく解ってないでしょうけど、スゴイ事だからね?」


そんなやり取りをしているとLisから研究所の管制圏内に入った事を告げられる


Lis:『マスター。研究所の管制圏内に到達このまま着陸しますか?』


A.O:「いや、万が一の事もあるから着陸地点へは旋回しながら高度を落として侵入しよう」


Lis:『Log.Star Bord』


リン:「何で?真っ直ぐ行かないの?」


A.O:「通常の着陸は滑走路に対して真っ直ぐゆっくり入るから、撃墜する側からすれば速度を落として真っ直ぐ進む飛行機は良い的なんだよ」


全員を乗せた輸送機はゆっくり右旋回しつつ高度を落としていった


Lis:『IFF Check....Complete.This is "α-1"Lunding Approach』


やがてさっきまでは晴れていたのに何処からか霧が発生し視界を多い尽くした


リン:「何にも見えなくなっちゃった」


Alex:「まるであの世に連れていかれるみたいだな」


茜:「やめてよ、縁起でもない」


すると霧が急に晴れて近代的な建物が眼下に映った


豊:「あれが研究所か?」


A.O:「そうなんだけど、Lis何処に着陸するんだ?」


Lis:『ご心配なく』


A.O:「おぉ!?」


A.Oの心配を他所に草原地帯の地面が割れたと思ったら、真っ直ぐに伸びる滑走路が出現し輸送機は導かれるように滑走路に着陸した


Lis:『Complete Lunding』


豊:「こりゃたまげたな、こんな設備があるとは...」


A.O:「僕も初めて知ったよ...」


やがて輸送機が滑走路の端のドーム場の建物まで来ると、床がゆっくり下がり始め一緒に滑走路も地表から姿を消した


A.O:「Lis、これは何処に向かっているんだ?」


Lis:『陸戦大型兵器工廠に隣接している航空機格納庫です』


Alex:「ほぉ~、そこには他にも航空機があるのか?」


Lis:『残念ながら全ての格納庫は空の状態です』


Alex:「そうか、残念だ」


Lis:『しかし設計図等のデータは残っているので』「設計図が残ってる!?」


シンラ:「当時の機体の設計図が残っているんですか!?」


Lis:『回答。"Sculputure"がデータのサルベージに成功していればここで設計されたものは残っているはずです』


シンラ:「ッーーーー!!」


シンラは声が出せない程喜んだ、今まで自分のしたかった事ができなかったが、これからはその能力を存分に発揮できると


エーデル:「良かったね、シンラ君」


A.O:「程々にね...」


そんなやり取りをしていると輸送機の目の前に明るくて広い空間が出現した


豊:「ここが、格納庫か?」


Alex:「本当に何もないな」


全員が輸送機の後部から降りるとここの管理A.Iである”Sculputure”が出迎えた


Sculpture:「お帰りなさい!マスター!」


茜:「この子がここの管理A.I?」


豊:「すごいな、実体があるのか」


A.O:「ただいま、ちゃんとデータ整理できたか?」


Sculputure:「ムッ、勿論ですよ、何たって私は高性能、ブッフェ!!」


リン:「ヒャーーーーーー!!」


Sculputureが言い終わる前にリンが顔面に飛び付いた


Sculputure:「だ、誰ですか!?あなたはウップ!」


リン:「カワイイーー!!柔らか~い」


獣人種・狼型に着いてる尻尾を振りながら本物の犬のようにSculputureにじゃれ着くリン、sculputureも必死に引き剥がそうとするが獣人種のパワーにサポートドールの身体では到底敵わなかった


豊:(あの尻尾動くんだ)


「これは?」


レイン:「リンの悪い癖よ、時々小さい生き物とかカワイイって思った物に飛びついちゃうのよ、モンスターにも容赦しないわ」


リン:「ねぇ!sculputureって言うんでしょ!?なら、今日からSu(スー)ちゃんって呼んで良い!?」


Su:「ええい!もう呼んで良いですから!離してー!!」


リン:「え~もうちょっと~」


レイン:「ほら、リンそろそろ離しなさい」


その様子を見ていたLisがおもむろに口を開く


Lis:『マスター。私も実体を持っていたら今の様になっていたんでしょうか?』


「うーん、好みにもよるが可能性は高いな」


Lis:『そうですか』


「どうした?羨ましいのか?」


Lis:『いえ。今ほど実体がないことに感謝した事はなかったかもしれません。』


Lis:『初めて会った時にあのような馬鹿力で抱きつかれていたら恐らく身体が幾つあっても足りなかったでしょう』


「....そうか」

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