表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
56/80

シールド?そんなもん内側から殴ればいいんだよ!

A.Oが光の中に消えるのをレインとリンは偶然にも目撃してしまった


レイン:「A.Oーーー!!」


リン:「そんな!!Lisちゃん!A.O君は!?」


2人がA.Oは撃墜されたと思った次の瞬間


「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」


光の中から人影が飛び出てきた


レイン:「よかった!無事だったのね!!」


Lis:『否定。機体損傷率60%、射撃武装喪失、機体再起動まで120秒、危険です』




A.Oは目の前が真っ白に染まる瞬間、本能的に回避行動をとった


(この攻撃は不味い!!)

「ぬぉぉぉおおおおおおお!!」


間一髪直撃は避けたと思ったが


Lis:『警告。右腕部・脚部及び胴体部中破、機能停止。射撃武装喪失、推力低下墜落します。衝撃に備えてください』

「がはっ!!」


推力が低下したことによりA.Oは勢いよく地面に叩きつけられる


(なんだったんだ今の!?)「Lis!今のは!?」


Lis:『恐らく協力な衝撃波です。機体の制御が一時的に停止しました、再起動まで120秒』


A.Oはブレスの衝撃波と地面に墜落した衝撃で、麻痺の様に全身が動かなくなってしまい、それを見たドラゴンが止めとばかりに踏みつけようと迫ってきていた


(クソっ!どうも間に合いそうにない...せめて自爆攻撃で一矢報いてやる)


自分を踏みつけようと上がっていくドラゴンの前足を見ながら、A.Oは覚悟をきめるが


Dogon!!


Alex:「Hey!Hey!今度は俺と遊んでもらうぜ~~!!」

豊:「Alex!やつに徹甲弾系は効かない!HEAT(科学榴弾)を使え!!」

玄武:「彼の頑張りを無駄にするな!突撃ーーー!!」

「おおおおおおおおお!」

「いけーーー!!」

「どんどん撃てーーー!!」


遂に騎士団が幼体の群れを突破し『アースドラゴン』に到達したのである


茜:「よう!A.O!!こりゃまた酷くやられたねぇ!!」


「茜?...そうか、突破できたのか...」


豊:「茜さん!!今の内にA.Oを後方にぶん投げてきて!!」


茜:「OK!まっかせてー!!」


そういうと茜はA.Oの首根っこを掴むと


茜:「行くよ!!千切れない様に気をつけな!!」


「おいおいまてまて、仮にも怪我人_ギャアアアアアアアアア!!」


A.Oをキャリーバッグの様に、地面を引き摺りながら騎士団本陣に向けて茜は爆走する




茜:「どいた!どいた!怪我人が通るよ!!」


とてもじゃないが怪我人の扱いをされてないA.Oを引き摺りながら茜は騎士団本陣へとせまる


レイン:「あ、茜さん!?」


茜:「よっと!」


「ぐぇ!!」


茜はレイン達の前にA.Oを1本背負いのように放り投げると


茜:「じゃあ!後宜しく!!」


踵を返すと最前線に向けまた爆走していった


レイン:「.....A.Oとりあえず大丈夫?」


「.....生身なら死んでた」


アスカ:「スイマセ~ン。配信やってるコトノハアスカって言いますが、インタビューよろしいですか~?」


「....その図太さは見習うべき所がある」


アスカ:「イヤ~ン!まさかロボットさんに誉められるなんて~」


「誉めてないよ!!嫌みだよ!!!」


ワイワイやっているとシリウスが近づいてくる


シリウス:「A.O君!君達のおかげでドラゴンに近づく事が出来たよ!後は我々に__」


「シリウス。余計な気遣いは無用だよ、君も気づいているんだろ?」


嬉しそうにA.Oに近づいて来たが、A.Oの一言で真面目な顔に戻る


リン:「え?どういう事?」


「いくら魔法が通用するといってもあの防御力だ、あの障壁を無力化しないとこのままじゃ負ける」


A.Oの指摘にシリウスも観念したように話し始める


シリウス:「気づいてたんだね...A.O君の言った通り。このまま戦ってもジリ貧になるだけさ...あのドラゴンに到達するまで犠牲が多すぎた」


シリウスの言葉の1つ1つから悔しさが滲む


シリウス:「本音を言えば無理してでもドラゴンの攻略は成し遂げたかったが、いくら考えても勝利への道筋が見えて来ないんだ。この結末も僕の不甲斐なさが招いたんだ、団員達をこれ以上巻き込めない」


青龍:「団長....」


「......待ってください団長」


周囲で聞いていた団員がたまらず声をあげる


「まだ私達は戦えます!最後までやらせてください!!」

「そうです!ここで諦められません!!」

「俺達は団長だからついてったんだ!最後の1人までやってやりますよ!!」

「このままじゃリタイアした奴らに申し訳ないっす!!やりやしょう!団長!!」


撤退を考えていたシリウスに周囲の団員達が例え全滅しようとも、このまま戦闘を継続する様に訴えかける


シリウス:「君達...しかしあの障壁を無力化しないとどうしようも...」


「シリウス。僅かだが可能性がある」


悩むシリウスにA.Oが一か八かの勝負に出ることを提案する


シリウス:「A.O君それは本当かい!?」


「あぁ、だがそれには彼女の協力が必要だ」


A.Oの視線の先には


レイン:「えぇ!?あ、私!?」




レイン:「確かに!確かに協力するって言ったけども!!」


リン:「レインちゃん!もう覚悟を決めるしかないよ!!」


レイン:「うう~~~!」


現在A.O達はドラゴンのはるか上空に来ていた、何故こうなったかというと


~作戦説明~

「あのドラゴンの障壁の発生源は角と額にある、これを破壊すれば奴の障壁は消滅するはずだ」


青龍:「しかし、物理攻撃は効かないのでは?」


「確かにそうだが、無敵という訳じゃない。あの障壁は攻撃の速度を減殺しているだけで弾いてる訳じゃないからね、実際に運動エネルギーに関係ないHEAT(科学榴弾)弾は効果があるみたいだ、そこで直接やつの頭に乗って近接攻撃で破壊する」


シリウス:「いや、理屈はわかったがそんな簡単に行くかい?」


「勿論、奴も弱点はわかっているから簡単にはいかないさ。そこで、奴の視覚外から急接近3箇所を同時に破壊する一撃離脱攻撃を行う」


レイン:「まって!視覚外ってまさか....」


「やつの頭上。遥か上空からの急降下攻撃」


レイン:「やっぱり~~!!」


シリウス:「ちなみに何でレインちゃんなんだい?」


「今の僕じゃ2人までが運ぶ限界なんだ、それに破壊したら終わりじゃない。止めを刺すにはシリウスの攻撃力が必要だろう?だが、角を破壊するにも相当な攻撃力が必要。だったら今全力攻撃ができる人が適任だ」


シリウス:「なるほどね。そういう理由なら納得できるね」


リン:「レインちゃん!やろう!A.O君私もついていくよ!いいよね!?」


「勿論さ」


シリウス:「しかし、こう言っちゃなんだが、君らはここで無茶しなくてもいいんじゃないかい?撤退しても君らに害はないんだよ?無論、協力してくれるのは嬉しいんだが?」


「それもそうだが...まだ君のクランの団員は諦めてないだろう?ここでベストを尽くさないのは僕の信条に反するからね、こっちも全力でやらせてもらうよ」


シリウス:「そうか...やっぱり君に頼んだ僕の選択は間違えてなかったんだね。ならば改めてお願いする!ただし!無理だとわかったら中止してくれ!君達の犠牲の上で勝利してもなにも意味がないからね!」


「任せてくれ。死ぬ気はない!」


リン:「レインちゃん!やろう!」


レイン:「う~~、あーもう!わかったわよ!!やってやろうじゃない!!!!」

~作戦説明終わり~


レイン:「や、やっぱりムリ~~!」


リン:「レインちゃん!」


上空に到達したが未だにレインは決心がつかないでいた


「....レインちゃん、高所が平気になる良いことを教えてあげるよ」


レイン:「な、なに~~!?」


「”天井のシミを数えてれば終わる”」


レイン:「て、天井?...って、ここは空の上で__」


「いくぞ!降下開始!Diev!Dive!Dive!」


レイン:「キャアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」


A.Oは有無を言わさず急降下を開始した


Lis:『マスター。やはり貴方は女性の扱いに問題があるようです』

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ