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”後悔先に立たずって”この事か~~

シリウス:「騎士団全力攻撃!ドラゴンをこちらに釘付けにしろ!!」

「「「「うぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおお!!!!」」」」


シリウスはA.O達の突撃を援護するため、騎士団の全戦力をもって『アースドラゴン』への陽動攻撃を仕掛けていた、その攻撃はドラゴンに致命傷を与えるにはいたらないが確実にドラゴンの注意を引き付けていた


シリウス:(さぁ、舞台は整った。やってくれ3人共!)


シリウスは上空からまっ逆さまに落ちてくる小さな影に祈った




レイン:「いゃああああああああああああああああああ!!!」


レインの叫び声を聞きながら3人は『アースドラゴン』の頭めがけて落下していく


「目標まで後60秒!直前でブレーキをかけ2人を離すからドラゴンの角を思いっきり叩き折って!!!」


リン:「わかった!!レインちゃん行くよ!!!」


レイン:「A.O!!あんた後で覚えてなさいよ!!!」


「仕方ないでしょ!!!時間がなかったんだから!それにそっちも色々僕の事を笑ったんだからお互い様だよ!!」


Lis:『否定。マスターが完全に悪いです』


「なんで!?」


いつものように賑やかに喋っていたがその時はすぐにやって来た


「目標距離到達!急制動!攻撃開始!!Good Luck!!」


リン:「行くよレインちゃん!!」


レイン:「あぁぁぁぁぁあああ!もうっ!やってやるわよ!!!!」


2人は左右の角に接近し


「「でやぁぁぁぁぁぁ!!!」」


速度が乗った斬撃でドラゴンの角を叩き折り、間をおかずA.Oが


「くたばれーーーーー!!」


腰に搭載していた最後の武装『10式粒子直槍(ビームジャベリン)』をドラゴンの額に深々と突き刺す


Guooooooooooo!!

「キャアアアアアアアアアアアアア!!」

「わああああああ!!」


たまらずドラゴンが大きく頭を振りレインとリンが振り落とされるがA.Oが空中でキャッチする


「Lis!どうなった!?」


Lis:『解析中。シールド消失、攻撃成功』


「よしっ!!シリウス!ヤレーー!!」


シリウス:「あぁっ!!いくぞ!!”天の叢雲”最大解放!」


シリウスがドラゴンの首めがけて大きく飛び上がり


シリウス:「一撃必殺!!”天地開闢”!!!!!」


天に届くかの様な大きな光の剣が”ドラゴンの首を跳ね飛ばした”かと誰もが思ったが


シリウス:「くっ!!これでも駄目なのか!?」


なんとドラゴンは大きな傷がついたもののまだかろうじて生きていたのである


青龍:「そんな....」

茜:「なんてタフなヤロウだ!?」

Alex:「Oh My God!!」


誰もが諦めかけた時、無線で連絡が入る


Hina:「やあやあ、まだドラゴンは生きているようだね~」


豊:「Hina!?」


Hina:「おかげでこの重い爆弾をここまで運んで来たのが無駄にならないよ♪」


Hina:「じゃぁ、最後の一撃は私がいただくよ~」


豊:「あ!おいっ!?」


Lis:『”δ”爆撃体勢に入りました』


茜:「A.O!!Hinaに何持って越させたんだい!?」


A.Oは過去の自分の発言に後悔している所を茜の言葉で我にかえる


「......バスター」


茜:「あん!?なんだって!?」


「対要塞用の『大型地中貫通爆弾(バンカーバスター)』......」


「「「........」」」


その兵器の威力を知る3人は固まってしまう


シリウス:「どうしたんだい?急に黙って....」


豊:「にげろ」


シリウス:「え?」


豊:「この辺一帯辺吹き飛ぶ大型爆弾だ!!全員逃げろーーーーー!!!!!!」


豊の大声に全員一目散に逃げ出す


Alex:「Fuuuuuuuuuuuuck!!!」

朱雀:「あぁ、今日は厄日なんですね....」

茜:「A.O!あんたなんで一番持たせちゃヤバイやつに持たせた!!」

白虎:「ほっほっほっほ、走るのなら若い人にも負けませんぞ!」

玄武:「白虎さん!競争じゃないんですから!」

シリウス:「アッハッハッハーたまにはこういうのも楽しいね!!」

青龍:「団長楽しまないでください!」

アスカ:「いや~ん!今日こんなのばっかり~!あっ!でもネタ的には美味しい!」

豊:「逞しいな!おいっ!!!」


リン:「ほらA.O君!頑張って!!」

レイン:「人を辱しめたんだからしっかり逃げなさいよ!」

「2人共降りて走ってよ!!」


現在A.Oは2人を抱えながら集団の最後尾で、壊れかけのブースターを必死に操りながら進んでいた


Lis:『マスター』


「今度は何!?」


Lis:『着弾します』


「へ!?」


A.Oが振り返ると『アースドラゴン』に爆弾が突き刺さる瞬間だった


「も」


「もっと早く言え!このアホA.Iーーーーーーーーーーーーー!!!」


その爆発のキノコ雲は遠く離れた『ファストヘッド』からでも観測できた



リン:「げほっ!レインちゃん大丈夫?」


レイン:「何とかね」


2人が辺りを見渡すと着弾地点を中心に大きなクレーターが出来ており、クレーターの外側は焼け野原となっていた


リン:「いや~運良く生きてて良かったね!」


「良くないよ、人を盾にしといて」


2人はわざとA.Oが覆い被さるように倒れて事なきを得ていた


レイン:「仕方ないでしょ、遮蔽物になりそうなの貴方くらいなんだから」


「君達、最近僕の扱い雑すぎないかい?」


シリウス:「お~い!A.O君無事か~い?」


声のした方を見ると、シリウスが生き残った仲間と共にこちらに歩いて来ていた


「何とか生きてるぞ」


シリウス:「そうか~。いや、よかったよ流石にあの爆発では無事では済まないと思ってね」


見ると、みな元気そうだが見た目がボロボロになっていた


「そうだ!ドラゴンはどうなった!?」


A.Oの一言にみんなクレーターの中を覗くと


豊:「....これは流石に仕留めただろう」


白虎:「まるで仔牛の丸焼きですな」


穴の中には所々千切れたドラゴンが真っ黒になって横たわっていた


「これで攻略完了?」


レイン:「違うわ、新フィールドに到着したらアナウンスがあるもの」


シリウス:「もうちょっと進んでみよう」


騎士団の負傷者と後からきた生産職達を素材採集のためこの場に残し戦える者達で奥に進むと


Lis:「マスター。前方に建造物」


「なんだあれ?」


シリウス:「もうちょっと近づいてみよう」


ちょうど崖の縁に建っていた建造物に警戒しながら近づいていくと


茜:「なんだいこれ?送電線かい?」


リン:「私これ見たことあります!山奥にあったロープウェイの乗り場です!」


するとリンが言ったように下からロープウェイの籠らしき物が上がってきて中から全身鎧のNPCが降りてきた


「お、お前達何処から来たんだ!?」


シリウス:「私達は『ファストヘッド』から来ました」


「な!?するとドラゴンが居なくなったのは!?」


シリウス:「ハイッ!!我々が倒しました」


その一言でNPC達が驚いた表情になり


「素晴らしい!!君達は英雄だ!あのドラゴンがいたせいで『ファストヘッド』との交通が止まったままだったのだ!これで首都との行き来が再開するぞ!!」


その一言で今まで霧がかかっていたように不鮮明だった崖の下の景色が鮮明になり、遠くに城壁で囲まれた大きな町が見えるようになり、そして...


カラン!カラン!カラン!カラン!

『全プレイヤーの皆様にお知らせします。たった今クラン『バーテックス騎士団』が南方を攻略。”首都エリア”を解放しました。これ以降首都エリアとの行き来が可能になります。』


「これは?」


シリウス:「新フィールド解放のアナウンスだよ!僕たちはやったんだ!!」


そのアナウンスにより騎士団の面々は喜びが爆発した

「やったぞーーーーーー!!」

「これでやられた奴らに合わせる顔が出来たー!!」

「首都って事はお洒落な店あるよね!?」

「私は美味しいお菓子があるといいな~」


アスカ:「リスナーの皆さん見てますか!?私、今始めて新フィールドの解放に立ち会っています!まさか自分の目で見れる日が来るなんて!!モーレツに感動してます!!!」


茜:「そんなに嬉しいものなのかねぇ?」


リン:「そりゃそうですよ!こんな機会は滅多にないんですから!その場にいるだけで十分すごいんですよ!!」


Alex:「そっか~?」


他のプレイヤーと違い、強敵との戦闘にしか興味がないA.O達はいまいちピンっとこなかった


「まぁ、とにかく無事に終ったんだ。それでよしとしようよ」


Lis:『マスター』


「ん~?」


美しい風景を眺めていたA.OにLisが衝撃の発言をする


Lis:『機体ダメージ限界。機能停止します』


「お前やっぱりわざとやってるだろう....」


結局動けなくなったA.Oは又、茜に引き摺られ帰投する事になった


「またこんなオチかーーーーー!!」

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