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攻撃が効かない何てそんなのあり!?

他の3人が戦闘を開始したと同時に、A.Oは『アースドラゴン』への陽動攻撃を開始した


Lis:『他の機体はアースドラゴンの幼体と、交戦を開始しました』


「わかった。それにしても大きい....」


A.Oは『アースドラゴン』の注意を自分に向けるために周囲を飛び回りながら相手をよく観察する、次第に『アースドラゴン』も煩わしくなったのか尻尾や脚でA.Oを叩き落とそうとしてくる


Lis:『マスター。Objct(目標)の注意は完全にこちらに向いています』


「よし!こちらも仕掛けるぞ!」


A.Oは一度上昇すると腰に搭載した『大口径電磁加速砲(レールカノン)』をドラゴンの背中に向けて発射するが


「なにっ!?」


ドラゴンの固い鱗に弾かれてしまった


「嘘だろ!?戦艦の装甲も貫通するんだぞ!?」


A.Oはお返しとばかりに勢いよく迫ってきた尻尾を回避し、背面のミサイルで牽制しつつ再び距離をとる


(ここまで固いのは予想外だ!だが、まだ手はある!!)


「Hina!!」


Hina:「なんだい?」


「やつの装甲は予想以上だ!接近して撃ち込む!援護してくれ!!」


Hina:「まかせてくれ!」


HinaとA.Oから『大型多連装ロケット』が五月雨式にドラゴンに着弾、その爆煙でA.Oの姿をドラゴンは完全に見失い、その隙にA.Oはドラゴンの側面の腹部へ回り込み、距離5mの位置まで接近する


「この距離と鱗がない腹部なら流石に防げないだろう!!くらえ!!!」


A.Oはありったけの兵装を叩き込むが


(ん!?何だ今の?目の錯覚..)「がぁ!!!」


着弾する瞬間、信じられない物を見て一瞬動きが止まり、迫ってきた尻尾により跳ね飛ばされる


Lis:『警告。背面武装及び左腕部、盾破損。使用不能』


「緊急投棄(パージ)!」


使用出来なくなった武装を切り離し、身軽になった機体でドラゴンの踏みつけによる追撃を回避する


(一瞬弾が止まった?)「Lis!さっきの攻撃で一瞬弾が止まった様に見えた解析できるか!?」


Lis:『Log.現在解析中....完了。Objct(目標)の周囲に何かしらの力場を確認、実弾火器はその運動エネルギーの大部分を減殺される模様』


「なん...だと...」


Hina:「A.O!派手に飛ばされたけど無事かい!?」


HinaがA.Oの側に飛来する


「Hina...どうやらこいつは僕らにとっての天敵らしい」


Hina:「どういう事だい?」


「『SOM』で言う対物理障壁(シールド)だ」


Hina:「まさか...」


「現行の装備じゃ、やつに傷一つつかない」


ドラゴンは2人を見ていつでも攻撃できるように身構えているが、その顔は何処となく笑っているようだった


「...Hina、基地へ帰投し『大型地中貫通爆弾(バンカーバスター)』を持って来てくれ」


Hina:「君はどうするつもりだい?」


「奴の注意を引くくらいならできる。それに常にあのシールドを張れる訳じゃないはず、何処かに弱点があると思う、それを探す」


Hina:「わかった。戻るまであまり無茶はしないでおくれよ」


Hinaは一度基地へ帰投し、A.Oは再びドラゴンと対峙する


「Lis。奴のシールドの発生源を探れ、それと他の仲間にも連絡を」


Lis:『Log.精密探査(サーチ)開始します』


「このクソドラゴン!簡単に勝てると思うなよ!いくぞ!!」




Lis:『現在マスター達の装備では有効な攻撃が出来ないため、”δ”が装備換装のため一時帰投。マスターは引き続き回避と牽制射撃で陽動を継続中』


レイン:「じゃあ、今のままじゃあのドラゴンにA.Oは勝てないっていうの!?」


Lisの報告に聞いていた者達はドラゴンの強さに沈黙する


シリウス:「....あくまでこれは噂なんだが」


沈黙を破るようにシリウスが口を開く


シリウス:「ごく稀にだが、蜥蜴に似た爬虫類型のモンスターの中に異常に物理攻撃に強い個体がいるらしい...だが、発見率は低く検証が進んでいないから、噂の粋を出ないんだがね」


レイン:「今回の『アースドラゴン』も同じだと?」


シリウス:「おそらく。そのモンスターは『アースドラゴン』の系譜に属するのだろう...」


青龍:「しかし、弱点もあります」


青龍:「それらは物理攻撃に強い反面、魔法攻撃に弱いのです」


レイン:「じゃあ、!?」


シリウス:「そうだ。我々なら有効な攻撃ができる!A.O君が注意を引いてくれている今がチャンスだ!一気に幼体の群れを突破しドラゴンに攻撃をかけるぞ!!」


リン:「Lisちゃん!!A.O君に伝えて!私達が行くまで持ちこたえてって!」



「っく!やっぱり攻撃が効かないのはつらいな...」


Lis:『マスター。リンより有力な情報です、魔法による攻撃なら通用するかもしれないとのこと。また、シールドの発生源を特定、ドラゴンの額中央と頭の2本の角です』


確かに、よくみれば頭の2本の角がうっすら輝いて見える。A.Oは攻略の糸口が見つかり、やる気が出るが


Lis:『報告。シールド消失』


突然ドラゴンを包んでいたシールドが消失したことをLisが報告してくる


「消失?エネルギー切れか?Lis奴の動きに注意__」


Lis:『警告!口内に高エネルギー反応!回避を__』


ドラゴンが頭をこっちに向けたと思ったらA.Oの目の前が光に包まれる。


それは今度こそ正真正銘、ドラゴンのブレス攻撃だった


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