強襲制圧装備 『δ』
強襲制圧装備 機体名『δ』
”δ”の名前の通り4番目に開発されたが、その装備によって機体名を変える珍しい機体である、機体自体は標準的な中量機に見えるが装甲厚は軽量機並みの薄さであり被弾には弱いと思われるが、機体各所に『電磁障壁発生機』を搭載しエネルギーが続く限り絶大な防御力を生み出す。頭部には<APG-32:合成開口レーダー>と頭部横に<AAQ-64:多目標電子光学目標指示システム>火器管制に<量子電算機>を使用することにより地上、空中の複数目標を同時識別・同時追尾・同時攻撃することにより瞬間的に広範囲を制圧する能力がある反面、機体のエネルギー消費量が多くジェネレーターに<SSAG-780-2W『小型核融合炉』出力2200Kw>を2基搭載することで半ば無理矢理成立させているため、ブースター出力は弱く光学武装を搭載出来ない中途半端な機体になってしまっているが、この機体最大の特徴である『複合兵装格納庫』により火力と機動力を向上させ<強襲制圧>が可能となった。
以前A.Oが使用した『推進装置付き大型兵装格納庫』の開発者はこの”Hina”でありそれをさらに発展させたのがこの『複合兵装格納庫』でありこれ自体を交換することで様々なミッションに対応することが可能になっている、現在の強襲制圧用の<Pac-4:Assault>の兵装は両脛横に『R-32:多連装大型ロケット』両肩に『MML:マルチミサイルポッド』両腰にアームで接続された『Mk-43:低反動速射砲』右腕に砲身を2門束ねた『M-5:連装無反動砲』左腕の肘までを覆う『GBU-36:大口径ガトリング砲』背面にある箱形の兵装格納庫には大型ブースターである<FJ-48:『プラズマジェット推進機』推力7500Ibs>を4基、上面に『M-88:低反動榴弾砲』2基、側面に『MPHMM-2:多連装小型高機動ミサイル』下部に『AGM-44:気化弾頭ミサイル』4基のサブアームの先に『CIWS』を搭載、この兵装自体にも本体と同一のジェネレーターが内臓されており場合によっては遠隔操作でこの兵装のみ独立稼働させることも可能。全弾を発射した際の瞬間制圧力は大型宇宙戦艦の主砲の一斉射撃とほぼ同等であり、火力では『SOM』ではトップクラスであった
豊:「で?...お前は何をやってるんだ?」
Hina:「君達をただ待っているのは時間の無駄だからね、こうして機体のデータをとっていたんだよ。おかげでこのゲームでも現在の武装が通用することがわかった。実に有意義だったよ」
茜:「そうだった。あんたはそういう奴だった」
味方が居てもお構い無しに攻撃し、悪びれる態度がないので3人はHinaの性格を思いだし諦めにも似た感情が芽生える
レイン:「ねぇ、A.OこのHinaさんってどういう人なの?」
「ん?あぁ、こいつはうちらのチームの一員なんだが兎に角火力でゴリ押しするタイプでね、敵味方入り乱れる戦場でも容赦ない範囲攻撃をしてくるからついたあだ名が『ジェノサイドクラッシャー』」
Hina:「失礼な!味方に被害は出てないし、多数の相手を一々相手にするのは時間の無駄だろう?瞬時に殲滅する方が効率的なのさ!」
「すさまじく攻撃が正確だから味方に被害は出ないけど、かなりギリギリをあんな大火力で攻撃するから敵味方に恐れられてる...」
リン:「うわぁ~~」
A.Oの説明にHinaは反論するが初めてその攻撃を目にする2人にはドン引きされた
茜:「あんたが攻撃すると、あたしらみたいな接近戦主体のやつは毎回肝が冷えるんだ、今後はその2人も居るんだしちょっとは遠慮しな」
Hina:「ほぉ~ちょうどこのゲームのプレイヤーの耐久力が気になっていたんだ、どうだい?少し実験してみないかい?」
Hinaが実験と称して2人に近づこうとするが、2人はA.Oの背中に隠れる
茜:「やめんか!!ビビってるじゃないか!!」
Hina:「いたっ!!やめておくれよ!ほんの冗談じゃないか!?」
茜:「あんたのは冗談に聞こえないんだよ!!」
すかさず茜に頭部を叩かれ止められる、このHinaという人物は過去に新しい敵に出会うと実験と称して様々な火器で相手の耐久力を測ろうとするため、よく知っている3人には冗談には聞こえなかった
「まあいいさ、”Alex”はどうした?一緒じゃないのか?」
Hina:「ん?あぁ、彼なら別の森林地帯で活動しているよ、何でも私と一緒じゃ”正確なデータは取れないだろう”と遠慮してくれたみたいでね」
(((間違いなくお前(君)の攻撃に巻き込まれたくないからだよ.....)))
3人はその言葉を口に出さなかったが胸のうちは一緒だった
Hina:「それはそうと...なんだかギャラリーが集まって来ているんだが?」
その言葉に周りを見ると混乱から回復したプレイヤー達が、今の出来事の詳細をあわよくばこの先のフィールドに同行してもらおうと近づいてきていた
Lis:『マスター。プレイヤー達に包囲されそうです』
「ここで捕まったらめんどくさい事になりそうだ。Hina、Alexの場所まで案内してくれ、全員さっさと逃げよう」
A.O達を包囲しようとしたプレイヤーを置き去りに6人はその場から逃走する
Hina:「ところでさっき喋ったのは誰だい?」
Lis:『ハイ。戦闘支援システム、名称”Lis”です』
Hina:「ほぉ~興味深いね~。A.O後で解体していいかい?」
「お前も生産職プレイヤーみたいなこというな!!!!」




