近接格闘特化型 『山茶花』
近接格闘特化型 機体名『山茶花』
山茶花の花言葉である『困難に打ち勝つ』を体現出来るように、茜が2番目に開発した機体、その花言葉の様に正面から敵の砲火を突破出来るよう装甲は前面に集中し、全体的になだらかな曲線を描く装甲は格闘技における防具を彷彿とさせ、頭部のセンサーを守るためスリットの入ったバイザーを下ろした顔は、歴戦の戦士を思わせる屈強なものとなる。
この機体の真髄は、その姿ではなくより人間に近い動きをするための内部構造にある、各可動関節には『浮遊球状関節』となっており、一方の関節がもう一方の関節を包む様な構造で、その間を磁性体素材で隙間をあける事により人間の関節に近い構造になりスムーズに動くが、可動域が他の機体より狭くなるデメリットがある、機体を動かすシリンダーも『炭素電磁制御筋肉』となっており電気信号により炭素繊維の人工筋肉が人間のように縮小する事により瞬間的なパワーや細かい調整がしやすい反面、故障しやすく筋肉の取り付け位置が難しくなっている、またA.Oの<月光>と同じブースターを背面と機体各所に設置する事により接近戦では中量機ながら軽量機の速度と重量機を投げ飛ばすパワーを誇り、本人の格闘センスもあり無類の強さを持つ。
武装は胴体部に<大口径機関砲>を上下に4門と両腕に<31式打撃破砕爪>とシンプルな構成であるが、この<31式打撃破砕爪>は使用しない時はサブアームで背面のブースター横に懸架されているが、使用時には両腕を覆うように保持し、閉じた状態ではボクシンググローブのように打撃武器に、開いた状態だと先端の『超周波振動爪』で相手を引き裂く斬撃武器になり、丈夫に作られているため盾としても使える近接戦専用武装である。
この機体は頭部に視覚類のセンサー意外は搭載していない為、索敵・電子戦は味方機の支援を受けなければいけないが、その分頭部の耐久性が高く珍しく”頭突き”も可能な機体である。
そんな超接近戦特化の機体が閉鎖空間で戦うとどうなるか
茜:「おらっ!!!」
「ゲフっ!」
茜:「うらぁっ!!!」
「がぱぁ!!!」
茜:「フンっ!!!」
「がっはぁ....」
茜:「でやっ!!!」
「あがっ!!!」
リン:「これグロテスク表現緩和されてなかったら、暫くお肉食べれないだろうね....」
レイン:「言わないで....想像しただけで気持ち悪くなる....」
一方的な蹂躙劇が行われていた。
盗賊達は相手を逃がすまいと閉鎖空間で待ち構えていたが、逆に自分達の逃げながなくなり、一方的に文字通り”千切っては投げ”をされていた
Lis:『マスター。戦闘機兵の出力で生物に打撃攻撃すると千切れるのですね、今後の参考にします』
「やめてくれ、あんな戦い出来るの茜くらいだから」
一応グロテスクな表現は押さえられているが、人間が上下に分かれたり袈裟懸けに切られたりするのは、気の弱い人間なら即倒物である、やがて30人いた盗賊も残り1人になり
茜:「残りはお前1人だね....」
「ひぃっ!!た、頼む、何でもするから見逃してくれ!!」
茜:「フ~ン、何でもするね...じゃあ、土下座して謝ってよ」
「わ、わかった....すい_ぎゃっ!!!」
茜:「許すとは言ってないけどね...」
茜は土下座しようと頭を下げた盗賊の頭部を足で思いっきり踏み抜き止めをさした
「うわぁ~相変わらず狡いプレイするやつには容赦ないな」
茜:「当たり前だろう?やるなら正々堂々、悪党の道へ進めばいい、悪党には悪党の美学ってもんがあるんだ、それを中途半端に弱い者にしかやらない奴には、私は容赦しないね」
リン:「だからって降伏した人には...」
茜:「降伏~?違うね、言動でわかったが、あいつは降伏を装って隙あらば逃走か人質をとるつもりだったよ、それにゲームとはいえ、他のプレイヤーが降伏したとしてもこいつらは見逃したかい?そんな奴が自分だけ助かろうなんざ、私は許さないねぇ~....あんた名前は?」
リン:「り..リン、です」
茜:「OK.リン...だが、あんたのその優しさは人間が失くしちゃならない大切なもんさ、大事にしな。こざかしい悪党には容赦しなくていいが、自分の芯を貫く悪党にはその手を差し伸べてやってもいい、難しいかも知れないが、覚えておきな」
リン:「は、ハイ!」(カッコイイ.....)
Lis:『マスター。<Power Plant-44>よりデータ回収、発電はしていますが戦闘機兵関連は警備部隊用の簡易的なものしかありませんでした』
「Log.なら施設の探索は後にして、次の奴を迎えに行くか」
茜:「次は誰迎えに行くのよ?」
「次は”豊”の___」
茜:「直ぐ行こう!!早く行こう!!待っててねダーリン今行くからね~!!」
茜の豹変振りに2人は
レイン:「ねぇ急にどうしたの?」
「次の奴はこいつの旦那なんだ...」
リン:「えぇ~~(カッコイイと思ったのに...)」
リンは茜に憧れに近いものを感じていたがその豹変振りで一気に落胆した
茜:「なにチンタラやってんだい!!!さっさと行くよ!!」
「イヤ、お前次の場所わからんだろ?」




