仲間を探しに行きます
~とあるSNSグループの書き込み~
A.O:久しぶりーみんな元気?
茜:おー久しぶりじゃん
豊:どうした?
Alex:こっちはSOMが終了してひましてるぜ
Hina:ひ~ま~
A.O:今さ新しくUWPOってゲームやってんだよ
豊:あの今話題の?
Hina:私あ~ゆ~ゲーム苦手なんだよね~
Alex:なんだお前らしくないゲームやってるな?
A.O:まあ聞いてよ、今そのゲームでSOMの機体使ってプレイしてるんだよ
茜:マジ?
Alex:いやいやおかしいだろ?
豊:どう考えても出てくる要素ないんだが?
A.O:まあ聞いてよ、ある条件をクリアすれば自分の身体が機械になるから改造してSOMの機体に近付けるんだ、おまけに巨大兵器との戦いが待ち受けてる
Hina:Ok,詳しく聞こうか
「てな訳で仲間を募集してきました」
レイン:「いや、どういう事?」
あの後3人は<Libra>のデータをLisの助言によりコピーしたのち消去、基地に戻ってそのまま解散となったが、次の日ログインした2人はA.Oが仲間を募集してきた事を告げられた
レイン:「つまり、これからの事を見据えて同じ戦闘機兵を増やすってこと?」
「そう。しかも『SOM』の同じチームで腕は確かだから」
レイン:「まあ、貴方が言うのなら信用出来るけど...また変な所からスタートしてるの?」
「そうなんだよ、見事にみんなバラバラにログインしたらしく、1人1人探しに行かなきゃならないんだ」
リン:「ふ~ん、そういえばさ、ここのハンガー?に機体をセットすればリスポーン出来るんだよね?それじゃ駄目だったの?」
「いや、それが....」
A.Oが言い淀む
「皆、自分の機体が作れるって知って、我先にとログインしちゃって...人の話全然聞かなかったんだ....」
リン:「あ~~」
レイン:「リンとそっくりね...」
募集した仲間は自分の機体が作れ、さらに自分の身体と同じように動かせると知って、一目散にログインしてしまいA.Oの話を全然聞いてはいなかった、その為A.Oはログインした仲間を1人ずつ探しに行くことにした
「だから、今日と明日は僕は仲間探しに行ってくるよ」
リン:「じゃぁ、私も一緒に行くよ!」
レイン:「貴方一人だと心配だし、私も行くわ」
「いいけど、空飛んでいくよ?」
レイン:「....低く飛びなさいよ」
レイン:「これくらいなら、大丈夫ね...」
現在最初の仲間の元へ行くために飛行しているのだが、レインの強い要望もあって低空飛行をしている
「これじゃ、他のプレイヤーに目撃されてしまうよ...」
Lis:『マスター。あれほど目だっておいて、今さら手遅れだと思いますが?』
Lis:『それに現在センサー最大域で探索していますが、目視圏内にプレイヤーはおりません』
「一応街道から外れたルートをとってるからね」
リン:「そういえばさ、その人って何処にいるの?」
「何でも火山地帯に出たって言ってたから多分、『デンドライト・マウンテン』の何処かだと思うよ?」
『デンドライト・マウンテン』は『アイアン・マイニング』の町のさらに北にある火山地帯で大量の鉱石が取れるが、出現するモンスターの耐久力が高いのでレベルの低い者やソロプレイヤーには難易度が高い場所になっている
リン:「『デンドライト・マウンテン』か~あんまりいい噂聞かないんだよね~」
「噂?」
リンが言うには最近タチが悪いPK集団が出没するらしく、鉱石を採集したプレイヤーやNPCを狙って集団で襲いかかり根こそぎ奪っていく事件が頻発しているらしい
リン:「同意のないPKをした人達は表示でわかるし、<Bounty Hunter>のプレイヤーに狙われるし、町に入ると衛兵隊に追いかけ廻されるのにね?」
「なら何でそんなリスクある行動を?」
レイン:「裏ルートがあらしいのよ。しかも普通の手段じゃ手に入らないものも結構な額で出回っているから、利用してる奴は利用しているわ」
「へぇ~」(今度橘さんに詳しく聞いてみよう)
Lis:『疑問。何故同族同士で殺し合うなど無駄なことを?非効率的です』
「Lis。人間って言うのは皆考えが違うからね、他人の物を奪ってでも手に入れたいって思う悪い奴もいれば、楽して手に入れたいって思うズルイ奴もいるのさ」
Lis:『ならばマスターの為に危険を承知でついてきた2人は善人なのですね』
「そういう事になるね」
レイン:「改めて言われると恥ずかしいわね....」
リン:「そういえばさ、その仲間の人ってどんな人?男の人?」
「今向かっているのは女の方、今日行くもう1人は男だよ、どんなのか...取り敢えず近接戦闘のプロで...あと....」
リン:「あと?」
「ブチキレると、鬼みたいになるんだ....」
リン:「うわぁ....」
レイン:「まぁ、強いならいいわよ、怒らせないようにすればいいんだし。後『アイアン・マイニング』によりたいから、近くに降りて貴方は特殊NPCって事になってるから、黙っていれば大丈夫でしょ?」
「それは....そうなんだけどさ」
リン:「どうしたの?他に何かあるの?」
「僕って町に入れるのかな?」
「「あっ.....」」
結論、衛兵に止められて入れませんでした




