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勝負と目覚めと

それはA.Oとシリウスが出会う数分前の事


「団長、本当に行くんですか?」


シリウス:「そうだよ『玄武』今日は出会える気がするんだ!」


「ですが、『彼』が目撃されているのは夜間ですよ?」


シリウス:「『朱雀』僕の勘が外れた事があったかい?」


朱雀:「いや、ここぞと言う時は外れませんが...」


この『玄武』『朱雀』と呼ばれる男女こそシリウスと共にやって来た2人であった


シリウス:「なら、大丈夫さ!こっちに行けば会えそうな予感がするんだ!!さあ、行こう!!!」


「「ハァ~~」」


2人は大きなため息と共にシリウスについて行く、そして現在はというと



シリウス:「ねぇ~頼むよ~1回だけでいいから、勝負しておくれよ~~」


「ええい!鬱陶しい!足に纏わりつくな!!」


シリウスの容姿と喋り方から上から目線でくるかと思いきや、怒涛の勢いで頼み込みさらに断ると、足に纏わりつき涙目で懇願し始めたのであった


(くそっ!!こんな状況つい最近もあったぞ!!)「なんで君は敵性モンスターに頼み込むんだ!プレイヤーなら即攻撃してくるだろ!!」


シリウス:「よくぞ聞いてくれたね!我々の団員に優秀な諜報員がいてね!君が特殊プレイヤーでフィールドボスやNamedエネミーを撃破してるのは承知なのさ!!」


勢いよく立ち上がったと思ったら自慢げにシリウスは言う


(チッ!攻撃のどさくさ紛れて逃げようかと思ったら、意外とコイツ調べてやがった)「なら、そのネタでこちらを脅すとか考えなかったのかい?」


シリウス:「そんなやり方は邪道さ!僕はあくまでも真剣に勝負がしたいからね!そんなのは勝負の邪魔だね!」


(コイツ、馬鹿なのか紳士的なのかよくわからん)「あの、よろしいですか?」「ん?」


玄武:「私達『玄武』と『朱雀』と申します」


「あ、これはご丁寧にどうも」


朱雀:「団長は普段とても優秀な方なのですが、貴方のようなお強い方を見ると、いてもたってもいられなく、つい勝負を挑んでしまうのです」


戦闘狂(バトルジャンキー)か!?この人達、なんだろう見た目と違ってすごい丁寧だし玄人な感じがする)


玄武:「ここは、1つ勝負を受けてもらってもよろしいでしょうか?お礼は弾みますので」


朱雀:「出ないと団長ずっとつきまとうとおもうので...」


(なにそれ怖い!!!)


「わかった、わかりました!!本当に1回だけですよ」


シリウス:「本当かい!!ありがとう!ルールはどちらかが降参するまで!勿論、手は抜かないでおくれよ、全力でやりたいからね!そんな事したら納得するまで勝負してもらうからね!!」


(この戦闘狂が!)「わかった!決まったからには全力でいかせてもらう!審判は玄武さんと朱雀さんお願いします」


2人「「わかりました」」


2人は距離をとって対峙するA.Oは対装甲切断刀、シリウスは大太刀の様な刀を構え、ここでA.Oは気づく


(コイツ...構えた瞬間雰囲気が変わった)「口だけだとおもったが君は相当腕がいいみたいだね」


シリウス:「少々剣術を嗜んでいてね...君の方こそ中々いい殺気を放つじゃないか?」


2人は互いににらみ会っていたが先に仕掛けたのはA.Oだった


(悪いが速攻で終わらせる!)


A.Oは煙幕発生機を最大で噴射、周囲に煙幕を発生させるとシリウスの側面に周りこみ、刀を首元目掛けて振りかざした


(なに!)「アマイ!!」「くっ!!」


何とシリウスは視覚外からの攻撃を見事、身体を捻って避けきりその勢いのまま逆に切りかかって来たのである、これにはA.Oも思わず刀で防御し距離をとった


(なんて固さの刀なんだ!)「一応こっちの剣、戦艦の装甲も切り裂くんだけどね...」


シリウス:(あの攻撃決まったと思ったのに!)「前のレイド戦の報酬でね、耐久力と切れ味は最高なのさ」


シリウス:「今度はこっちからいくよ!」「望むところだ!!」


あれから2人は一進一退の攻防を続けていた


(こちらの攻撃を全部紙一重で避けてくるし、本気でこっちを仕留めようとする迷いがない太刀筋、だからこそ...)


シリウス:(素晴らしい、こっちの攻撃を避けるだけでなく的確にカウンターを決めてくる、何よりすごい反射神経だ、だからこそ....)


2人:((楽しい!))


シリウス:「凄いよ!こんな楽しい闘いは始めてだよ!!」

「あぁ!こんな勝負はこっちも初めてさ!!だが、いつまでも続けてられないんでね!決めさせてもらう

!」


シリウス:「いいとも!改めて名乗ろうか!僕はシリウス職業(ジョブ)Bravely(勇者)


「僕はA.O、種族は戦闘機兵、機体名は月光!」


2人は再び対峙し決着をつけようと最後の一撃を放とうと集中する


シリウス:「スキル、一撃必成、『天の叢雲』最大解放」

「ECM最大出力、全ブースター、リミッター解除、フルパワー」


2人の姿が歪み始める片方は自身の魔力でもう片方はECMで、そして同時に2人が動いた


「でやーーーー!!」「はぁーーーー!!」


だが、予想外の事態が2人を襲った


DoGoooooooooooo!!


「「何だ!!」」


地面と空気を揺るがす爆音が辺りに響き渡り、2人が音の方を見ると大きなキノコ雲が出来ていた


「な、何だろ、あれ?」


シリウス:「あー多分『ソー・セージ』が大規模魔法でも撃ったんじゃないかな?」


「そ、そうなんだ....何!!」


【Warning!Warning】

From here,the final operation begins.Evacuate nearby friendly force immediately.repeat...(警告!警告!これより最終作戦を開始する付近にいる友軍は直ちに退避せよ。繰り返す...)


A.Oの視界に突如警告文が表示されると、非常事態を告げるけたたましい電子音が鳴り響く


(ま、まさか今の爆発で何かが巻き込まれたか?)


シリウス:「やれやれ、これでは勝負も興ざめだね。A.O君悪いが後日...」


朱雀:「団長!!爆煙の中に何かがいます!!」


そいつは爆煙の中に確かに存在した、まるで永き眠りから覚めたかのように徐々に姿を表していく、ただ一人この物の正体をA.Oは視界の表示から知ることができた


「こいつがGround(地上) Mobile(機動) Fortress(要塞)...<Libra>」

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