ハマったゲームが終わりました。
ーそこは、血と硝煙が蔓延し大型兵器が支配する何処か遠くの星でー
そこは、宇宙で散ったもの達の墓場であった、地球とは似てもにつかないエメラルドグリーンに輝く
星と3つの衛星で構成され各々の引力に引かれ、戦場で破壊された宇宙戦艦や航宙母艦などの残骸に混じって大きな人らしき機体も多数浮遊していた。
『拡張型外骨格システム<Expansion Overd Exoskeleton System>』通称『EOES』
人間が乗り込み操縦するこの全高12mの巨人は地上、水中、空中だけでなく宇宙空間での戦闘も行うまさに『拡張された』歩兵であった。
そして、この静けさを打ち破るように今まさに蒼と赤に彩られた2機のEEOSがその軌跡を漆黒の宇宙に描きながら戦いを繰り広げていた。
「くっ,,,こんニャロ,,,,」
蒼基調とした塗装を施された機体のなかで男は赤色の機体から打ち出される多数の追尾式パルスレーザーの弾幕を掻い潜りながら悪態をついた。
(離れれば可変速レーザーキャノンの連続射撃、早いやつには追尾式パルスレーザー、接近戦には両腕の大出力粒子サーベル、隙を見せたらノーモーションで大出力の重粒子砲とか、、、これ作ったやつ絶対性格悪いだろ、、、、)
飛んでくる敵弾をモニター越し回避しつつ、男は会い対する敵について考える。
(レーザーキャノンの連射も、追尾レーザーも回避できるが、こっちも接近しないと有効打を与えられないか、、、)
男は現在の自分の状況を考える
(接敵早々、大型対艦ミサイル4発すれ違い様に打ち込む「コンニチハ、シネーーー!!!」も、デブリ帯に引き込んで大型艦の残骸を誘爆させる「キタネエハナビダゼェ」も予想よりダメージは与えたが、こっちの兵装は左の超高硬度刺突剣だけだしな、、、)
「しかたない、やっぱり本命の作戦でいくか!」
通常なら危機的状況であるが、男はいたって冷静であった。
そして、相手に対して円を描くような機動をやめ、相手に対して一直線に向かう様に加速する
「うお!?やっぱりこの弾幕掻い潜るのが一番肝がひえるんだよな~」
そう言いつつも弾幕を掻い潜り接近していく。
(さて、ここからが本番だ。両手のブレードだったら仕切り直し、胸部の重粒子砲だったら勝負に出る)
そんなことを考えていたら、いよいよ相手の形がわかる距離まで接近していた。
(さあ、腕が光るか、、、胸が光るか、、、どっちだ!?)
相手の攻撃を回避しつつ、次の攻撃へ移るその瞬間を見極めるべく全神経を集中する。
そして相手の胸部兵装が一瞬光る刹那の瞬間を見逃さなかった。
(今だ!!!)
機体の持てる全推力を後方へ向けイッキに加速する。
世界がスローモーションに見えた。
相手の胸部につけられた砲口のカバーがゆっくりと開いてゆく、それに合わせて左手の一撃必殺の武器を突き放つ。
(これで、、、)
狙うは発射寸前、莫大なエネルギーを溜めつつある砲身の発射口。
自らの腕を犠牲に挑む最後の攻撃。
「くたばれーーーーーーーーーー!!!」
剣先が触れた瞬間まばゆいばかりの光りが目の前を覆う。
やったか?と思った瞬間にあるメッセージが届く。
『本ゲーム(Star Ocean Mercenary<星海の戦士達>)をプレイしていただきありがとうございました。
本日をもって本ゲームのサービスを終了させていただきます
最後までプレイしていただき社員一同感謝の念にたえません
長らくのご愛顧ありがとうございました。』




