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第十六話「バッヂ?試験?守るべきもの?」

なんとか今日も投稿できます。


そして、お気に入り登録、ポイント加算。


ありがとうございます。とても嬉しいです。

これからもよろしくお願い致します。


さて、今日こそ、ギルド登録しましょう(笑)

やっとカウンターまで到着した。


「こんにちは、今日はどのようなご用件ですか?」


「機種変更をお願いします」


「はい?」


「すいません、雰囲気的につい、えっと、ギルドに登録したいんですけど」


「あ、登録ですねーわかりました、えっとお名前は?」


「オズです」


「オズさんね、私はアミタ。よろしくね。じゃままずギルドの事から説明聞きますか?」


→はい

 いいえ

 もう知っている


ツッコミは受付ないぞ(笑)

「はい、お願いします」


ギルドはだいたいは想像通りだった。


ギルドは、大昔に設立された機関だそうだ。


各国家や民族、種族が戦争に明け暮れていた頃。


民の小さい問題まで、救済してくれない国。


困った民達にひとりの男が手を差し伸べた。


男はやがて妻と共に、ばらばらで活動していた便利屋達をまとめあげ、とある地に、民族、種族を越えて、誰でも依頼できる機関を作り上げた。


その運動はやがて一大勢力になった。


どこの国や勢力からも、干渉を受けない、民の為の機関。それがギルドだった。


もともと便利屋という商売はあったが。料金や方法、モラルなどは不透明だった。

それを体系化して、明瞭な形にしたのもその男だった。


便利屋はやがて、各国を飛び回り、時に命をかけて問題を解決する、

【冒険屋】と呼ばれるようになった。


冒険を生業とするもの。


「以上がギルドの成り立ちですね、何か質問は?」


「作った男ってどんな人なんですか?」


「それはよくわかっていません。なんせ大昔の事なんで」


偉業を達成したにしては、情報の少ない男だったらしい。


「じゃあ次はギルドのシステムに関してです」


冒険屋には、SS、S、A〜Fまでのランクがある。上位ランクに行くにしたがって人数は減っていき、SSは5人しかいないらしい。逆にC〜以下のランクは絶対数が多い。


次に依頼に関して。依頼は基本的に誰でもできる。依頼は猫探しから、討伐、護衛など幅広くある。


だからルースのふざけた依頼も可能なのか(笑)


依頼を受けるにあたっての最低保持ランクがあり。例えばFランクの人がドラゴン退治とかはできないらしい。てかドラゴンとかいるんだ!ワクワクするぜー(笑)


また、ギルドからの直接依頼というのも存在するそうだ。


報酬はそれぞれ依頼の難易度や依頼主の懐具合によって決められている。


依頼は一度に一つしか受けられない。しかし先取り依頼の達成という事もできる。例えばある薬草採取の依頼を受け、薬草を取りに行く途中で他の薬草を手に入れたとしよう。

そういう場合は、本来の依頼はもちろん達成。ギルドに他に手に入れた薬草の採取依頼が来ていれば、その場で受けて、依頼達成となる。


ちなみに依頼には期限や決行日が決められているものもあり。期限を過ぎると依頼は未達成になってしまう。その場合、ペナルティとして罰金が発生するそうだ。


依頼によっては準備金や前金がもらえる依頼もあるが、未達成の場合は返却しなくてはいけない。


後何だかんだあったが、だいたいはこんな感じだ。


次は登録に関して。


登録には3種類の方式があった。


まずは

【通常登録】

一番ベーシックなものだ。


依頼を受けるのは、ランク上受けられる依頼ならば何でも受けられる。


ギルドからの依頼とは別に、ギルドから名指しで直接依頼をされる場合がある。よほどの理由が無い限りは、断れない。


ちなみにギルド協賛店で冒険屋割引が受けられる(笑)


【予備役登録】


引退状態であったり、本職が別にある人が登録している。

おっちゃんもこのカテゴリーなのかな?


ギルドからの依頼は通常通り受けられる。


ギルドからの名指しでの直接依頼は無い。


ギルド割引は受けられません(笑)


【バウンサー】


主に賞金首を狙う人達が登録する。


賞金首には一般からの依頼によってかけられたものと、ギルドによってかけられたもの、国がかけたものがあるらしい。

すべてギルドが管理して、達成賞金はギルドから支払われる。


登録には、冒険屋としての一定の実績。有力者からの紹介。ギルド試験。地域からの推薦。

このいずれかの条件を満たした上で、各ギルド長との面談、実技等を行いギルド長の了承のもとに晴れて登録される。


通常の依頼も受けられる。


ギルドからの直接依頼はないが、登録される時に、ある宣誓を行うので、犯罪や悪人を見た場合、依頼に関係無くとも、率先して逮捕しなくてはならない。

治安維持としての任務も持つ。


これはギルドの成り立ちの理由を考えると納得できた。


いわゆる保安官みたいなもんか、かっこいいー(笑)


ギルド割引は受けられます(笑)


賞金稼ぎって言うと粗野なイメージがつきまとうが、バウンサーの人達は人格者が多いらしい。


ただ、ご多分に漏れず、権力をかさに、汚い事をするやつもいるのが実態だそうだ。


登録にあたって、色々な手続きがあるのは上記のような理由があるんだそうだ。


また、賞金首は多面性を持っており。誰かにとっては悪人でも、誰かにとってはそうでない場合もある。


例えば、国にとっては謀反人でも、民にとってはそうでない場合もある。


民にとっての目線をぶれずに持つ事ができる事。


それがバウンサーに求められる要件だった。


ちなみにバウンサーには冒険屋ランクとは別に、ランクがある。


ランク上限を超える依頼は受けられない。


ランクは上から、マーシャル、シェリフ、コンスタブル、オフィサーとなっているそうだ。


「あ、ほらあの人バウンサーよ」


アミタが指した方向を見る。


初老の騎手風の男だ。


「胸にバッヂつけてるでしょ?あの人はシェリフランクね」


「あー、バッヂとかあるんだ」


「見えるとこに付けてる事で犯罪抑止力になるのよ、勿論、賞金首を追っているときは両刃の剣だけどね」


「確かに。素性がバレることもあるな」


「みんなだいたい、うまく使い分けてるのよ」


なるほど。それにしてもカッコいいバッヂだな


欲しい(笑)


俺はこういうものに目がないのだ(笑)


「えっと、じゃあバウンサー登録で」


「ちょ、ちょっと!人の話聞いてましたか?バウンサーは、すぐにはなれないんですっ!」


「えーーー、だって、バッヂ欲しいーーー」


「バッヂ目当てですかっ!?なおさらダメですっ!」


「やだやだやだ、バウンサーになるーー!!」


「何をそんなにもめとるのじゃ?」


後ろから声がかかった。


振り返ると、さっきカフェにいたじいさんだった。


「お祖父ちゃん」


アミタが言った。


お祖父ちゃん?


「こらアミタ、ここではギルド長と呼べと言っとるだろ?」


やたら嬉しそうに怒ってみせるじいさん、いやギルド長。


ってギルド長!?

お偉いさんじゃねーか。

とんでもないのが出てきたぞこれ(汗)


「ごめーん」


アミタに反省の色は無かった(笑)


「この人、オズさんって言ってね、ギルドに登録しに来たんだけど、バウンサーになりたいってゴネるんだー、、あ、違った、、ゴネるんです」


「フォッフォッフォッ、そうかそうか、オズとやら、わしと話してみんか?内容次第では、登録の話考えてやらんこともないぞ?」


「ちょ、ちょっとお祖父ちゃん!」


「わかりました」


「フォッフォッフォッ」


「こらー、私をシカトするなー」


怒るアミタを尻目に、俺はギルド長に連れられて、3階の個室に行った。


執務室だろうか?豪華ではないが落ち着いた雰囲気の部屋だ。


俺とギルド長はソファーに座り、向かい合った。


「さて、オズとかいったの?2、3、聞きたいことがある」


「何でしょう?」


「お主、何者じゃ?」


ギルド長の目が鋭く光った。


いきなりかよ。しかも怖えー(笑)

見た目白髭のじいさんなのにすげー迫力だな。


「何者って、、、旅人?」


「何で疑問系なんじゃ(笑)まあよい、お主、カレーを知っていながら、カレーがギルドにあることは、知らななかったようじゃな?」


「あ、あれは、、」


聞いてたのか(笑)すげー地獄耳じゃんか。


「カレーは知ってた。けど勇者とかじゃねー、何者かと聞かれたならば、旅人としか言えません」


「ずいぶんきっぱり言い切る男じゃな」


ギルド長は目を細めて苦笑した。


「ては話を変えるかの、オズ、その鎧と剣はどうした?」


「ん?ああこれか。親父から借りた。血はつながってないが、親父みたいに思ってる」


「父とな。名は?」


「ランデル。ランデル・テイラー」


おっちゃんの本名だ。


「やはりか」


ギルド長がニヤリと笑った。


「じいさん、あ、いやギルド長。おっちゃんを知ってるのか?」


「カイロスでよい。わしの名前だ。ランデルの事はよく知っている」


「そうなんだ、じゃあ、」


「しかし、お前がランデルを殺したり、それを無理矢理奪ったのでは無いと証明できるか?」


カイロスの威圧感が増す。返答次第では、、という感じだ。


「あ、そしたら、これ」


俺は村長とおっちゃんの連名の証書とおっちゃんからの手紙をカイロスに見せた。


読み終えたカイロスの雰囲気がかなり和らいだ。


「ふむ。このワームがのた打ったみたいな字は、確かにランデルの字だな」


カイロスは俺をじっと見つめる。


意識が遠くなりかけ、視界の中のカイロスの姿がぐにゃんと曲がった気がしたが、すぐ元に戻った。


???


「フォッフォッフォッ。やはり面白い男じゃ、探査魔法が効かんとはな」


???


「嘘がホントかわかる魔法じゃよ。ヤツが言っとった、面白い男を拾ったというのはお主の事じゃな、結局、お主は何者じゃ?」


「ただの旅人だ」


「そうか」


「え?信じるの?」


「自分で言ったんじゃろ?フォッフォッフォッ、面白い男じゃのぉ」


遊ばれてるのか?(苦笑)


「身元は明かせない、けど怪しいものじゃない」


「滅茶苦茶言いよるの(笑)まあよい、隠し事はしとるし、怪しさも抜群じゃが、悪人では無いようじゃ」


「なんでそう思う」


「勘じゃ」


「勘なの!?」


「嘘じゃ」


「嘘かよ!?」


「おあいこじゃ」


「くっ」


確実に遊ばれてるな(苦笑)


「お主、精霊の加護を受けとるか、加護を受けたものを持っておるな。見たところ、両方かの?」


カイロスの視線が、俺の腰の剣に移る。


「わしも昔はそれなりの魔法使いじゃった、そのワシの探査魔法を跳ね返すなんて普通じゃないからの。かと言ってお主からは悪意は感じぬ、それに魔力もあまり感じられん。お主から感じるのは、、、そうじゃ、精霊力じゃな。それも高位の。そんなやつに悪人などおらんわい。フォッフォッフォッ」


食えないじいさんだな(笑)

ま、とりあえず信じてくれたからいいか。

冷や汗かいたぜー(笑)


ふと、俺は素朴な疑問をぶつけてみた。


「何でおっちゃんのことをそんなに知ってるんだ?というより気にかけているようにも見えるが?」


「わしはの。冒険屋を引退してからずーっとここのギルド長じゃ。勿論やつがここに流れてきた時も、ギルド長だったんじゃよ」


「あー、流れ者って言ってたな」


「今でこそ、あんなんじゃが(苦笑)やつは昔は、若い冒険屋の憧れの存在だったんじゃよ」


まじかー。面影がないぞ(笑)


「全然知らなかった、それなりの、とは聞いていたが」


「なんじゃ知らんかったのか?あの恥ずかしがり屋め、フォッフォッフォッ」


「ど、どんな感じだったんだ?」


「槍の使い手での、なんじゃっけ?、、、あ、そうじゃ、“荒野の豪槍”と言えば知らんものはおらんかったの」


「ぷっ」


コウヤノゴウソウ?

おっちゃんが?

腹いてー(笑)


「フォッフォッフォッ、その反応が見たくなかったんじゃろうな、出来れば知らせずに済ませたかったんじゃろうが、無駄な努力じゃの(笑)」


まあ、おっちゃんも俺が登録しに行って、ギルド長とさしで話すことになるとか、思いもしなかっただろうしな。


「ついでに言うと、ランド村にゴブリン討伐に行かせたのもわしじゃ」


「そっかあー」


「ランデルが来て一年くらい経った頃じゃったかの。当時、ゴブリンがランド村の近くに出没し出すようになっての。わしの弟から、なんとかしてくれんかと言われてな」


「弟?」


「会っとるはずじゃぞ」


「まさか、どっかで聞いた事ある笑い方だとは思ったが」


「フォッフォッフォッ」


「村長かー!」


「レグルス。わしの弟じゃ(笑)」


ランド村は貧乏では無い村だったが、常時、警備に冒険屋などを雇えるほど潤沢では無かった。

しかも、当時魔物が活発化しており、悩みのタネはゴブリンだけでは無かったらしい。


村長から話を聞いたカイロスは。ゴブリン討伐。村人の自衛手段の確立。村の構造的な防衛設備の整備。この3点を早急に完成させる手段をとるべく、ギルドとして依頼を出したのだ。


もちろん一番実績の高い冒険屋であるおっちゃんに。そう“荒野の豪槍”に。ププ(笑)


その後どうなったかは、今更説明するまでもないわな(笑)


「しかし、3ヶ月程してやつがふらっと帰ってきて、村に住むと言い出してなー、ま、その時は、あの村のどこが気に入ったのかと思ったくらいじゃったが、その後しばらく経ってからまたやって来おってな、結婚して冒険屋を辞めるとか言い出した時は、さすがのわしも椅子ごとひっくり返ったわい、フォッフォッフォッ」


そらそうだろ(笑)

聞けば、淡々と依頼をこなすだけ、あまり友人を作るほうでもなく、女っ気もなかったそうだ。趣味は酒くらいだったらしい。


そんな男が結婚とか言い出したらなぁ(笑)

どのくらいの驚きだったかは想像つくわな。

なんせ。

コウヤノゴウソウノケッコンだから、うぷぷ(笑)


「驚きはそれだけじゃなくての、結婚式するにあたって、身寄りが無いから、親族として出てくれないかときたもんだ、悪い気はせんかったがの。人と交わることをよしとせんあの男だったからの、正直意外な申し出じゃった」


カイロスが言うには、おっちゃんはあまり自分の話はしなかったそうだ。だけど、カイロスには、両親の顔は知らない事、祖父が育ててくれた事、12才で冒険屋になった事、などなど、ポツリポツリとではあったが話してくれていたそうだ。


「ま、何にしても、来てくれというからの、わしや仲のよかったギルド職員、冒険屋、ひいきにしてた店の主人達と一緒にぞろぞろ出かけたんじゃ(笑)あんなに楽しい結婚式はなかなかないもんじゃった」


なるほどねー。


「ま、ギルドとしては、痛い損失だったが、やつが自分の居場所を見つけたということじゃ。よかったんじゃと思っとる。フォッフォッフォッ」


その後、しばらくおっちゃんの思い出と俺が村に来てからの話に花を咲かせた。


「さて、そもそも何の話しとったんじゃかのお?」


「あ、何だっけ?って違うだろ!」


「フォッフォッフォッ、オズ。わしはお主が気に入った。守る場所を見つけた話もな。これもなんかの因果じゃろう。倒れとった事も、お主を助けたのがランデルだった事もな。バウンサーにしてやらんこともない。ただお主にその力があるのか?それを見極めたい」


「どうやって?」


「ギルドの地下に修練場がある。意味はわかるのぉ?」


分かりたくなかったが(笑)


地下には修練場があった。


何人かが木偶や人間を相手に修練をしていた。


「あまり本当の力は見られたくないんだが」


俺がそう言うと、カイロスは人払いをしてくれた。


「カイロス、この場で何が起こっても他言無用に頼む。俺はワケあって、隠れている身だ。時が来たら、まずおっちゃん達に本当の事を言おうと思う。もちろんあなたにも。それまで知らんふりしててくれ。すまない。無茶なお願いだとは思うが」


カイロスは黙って俺を見つめていたが。


「いいじゃろう。ランデルとわしが見込んだ男じゃ」


「ありがとうございます、ついでに、なんつーか、この場の魔力や力を外から感知できなくなる魔法とかありますか?」


「フォッフォッフォッ、わしを誰だと思うとる」


カイロスはブツブツと何かを詠唱しつつ。手のひらを上に返した。

黒い玉のようなものが手のひらに浮かぶ。

だんだんそれは修練場を包む大きさになり。

何かがピシッと音をたてた。同時に暗闇も消える。


「隠蔽結界じゃ、今わしを殺しても誰も気づかんぞ」


「はは。試したってやんないよーだ。カイロスは親父の恩人みたいな人だからね」


「フォッフォッフォッ」


さて、やるか。


「カイロス、ここで一番硬いのは?」


「お前のミスリルソードじゃ(笑)次はあれかの」


カイロスが指差した先には、甲冑を着た木偶があった。


「そうか。わかった」


俺はピアスを外した。


出力50%でいくか。


風牙を抜く。

え?風牙って何かって?おいおい、俺の剣の名前だよ(苦笑)


カイロスの目が丸くなった。


風牙には刀身が無い。


俺は余剰エネルギーを全部風牙に回す。


風が俺の周りを周回し出した。カイロスには俺が竜巻に包まれているように見えただろう。


風は次第に収束し。


次の瞬間、風牙に風の刀身が出現した。


「なんと!」


カイロスが声をあげた。


普通の人には風は見えないはずだが、刀身が激しく回転するような何かは感じられるはずだ。カイロス位になれば、なおさらはっきり見えるだろう。


風の吠哮が。


久しぶりだな。

てか、当てられるのか?(苦笑)


距離5メートルくらいか。


あんまり自信は無かったが、木偶に向かって、剣を逆袈裟にふるった。


飛べ、風牙!


あらっ?


やや上に外れた

カッコ悪っ(笑)


風の刃が、木偶の右肩をかすめた。


ズムッ。


後ろの壁が裂けた(笑)


ああっ。やっちゃった!


木偶はどうなった?


右肩から上が甲冑ごと斜めにぶった切れてた。


「ごめーん、手元が狂った」


あれ?


カイロスは固まっている。


「おーい、カイロスー」


「ぬおっ!う、うむ。、、、しかしまあ、、、なんとデタラメな」


「壁壊しちゃったけど、結界大丈夫ですか?」


「ん?あ、ああ、問題無い」


しばらく使って無かったからなー、こりゃ練習の必要があるな。


《イットウが飛んでくるぜ》


モトユキ。それだけは勘弁してくれ。


イットウが俺の剣の師匠だ。


「で、試験の結果は?」


「んー。普段ならもう少し加減できるのか?」


「普段なら加減できるどころか、使えん(笑)」


「ぬ、ワッハッハ、もう、言葉も無いのう」


ありゃー、不合格かな(汗)


「この甲冑が何か知っとるか?」


「知りません」


「オリハルコンで作られた甲冑じゃ、ミスリルが物質的に最高の硬度を誇るならば、オリハルコンは魔法などに対して最高の硬度を誇る代物じゃ、それをぶった斬るとはな、、、」


カイロスはしばらく考えて、やがて口を開く。


「その剣が何かは、どうせ教えてくれんのじゃろ?」


「まあ、な(苦笑)」


「では聞くが。お主、その力を何に使うつもりだ?」


「大事な人を守る為」


「フォッフォッ、何の逡巡もせず言い切るか、、、よし、合格じゃ。ちと色々不安じゃがの(苦笑)」


「やったー。バッヂが貰えるー」


「喜ぶとこはそこなのかのっ!?まったく、とんでもないやつじゃ(苦笑)」


「そういや、条件とか、宣誓とかは?」


「条件はわしからの紹介でクリア。宣誓は、本来のものとはちと違うが、今したじゃろ?大事な人を守る為、とな。面談と実技も今終わったのぉ」


ここに、ギルドの歴史上初めて、初回登録がバウンサーの冒険屋が誕生した。


カイロスと受付に戻って来た俺は、椅子ごとひっくり返ったアミタのパンチラを目に焼き付けつつ(笑)なんとか正気に戻ったアミタに登録をしてもらった。


冒険屋の登録カードがどれほど凄いのか、とか、無くすと再発行には高額の発行料がかかるとか、アミタが説明していたが、


俺はバッヂを触りまくっていて、ほとんど聞いて無かった(笑)


オフィサーのバッヂはニューヨーク市警察のそれに、よく似ていた。


首からかけとこ、エヘヘ。


「エブリバディ、ゲット、ダウーン」(みんな伏せろ)


エヘヘ(ニタニタ)


後ろでカイロスが


「やっぱ失敗じゃったかの」


と、苦笑いで呆れ果てていた(笑)

読んで頂ききまして、ありがとうございました。


主人公。アホですね(笑)


腕はなまっているわ、動機は不純だわで、先行き心配です(笑)


オズは出会いに恵まれていますね。

羨ましい限りです(笑)


それではまたー。

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