第72話(エピローグ)
それから僕は、カイルの城でこの国で起こっている案件について聞いたり、カイルに連れられてそれを治したりした。
また、城に戻ってくると、メルにようやく会えたと思ったら、なんでも後で、レイトがメルのお兄さん等にご挨拶に行くらしい。
メルはレイトが好きだから一緒に居たいなどとラブラブっぷりを見せつけてきたので、僕もカイルとイチャイチャして見せつけてやった。
そんな風に忙しい日々が過ぎて行って、僕もまた多くをこの力で見抜いて、色々とやった。
それはもう色々と。
また、あの竜の人達が結婚しただのメルの兄弟が両方結婚しただのといった話も来ていて、
「ぼ、僕が一番最後……」
と、メルが涙目になっていた。
そしてすぐにレイトに何かを頼みに行ったらしいメル。
彼もまた時間の問題だろう。
また、一通り直したので元の世界に僕は戻ることに。
実際に元の世界には戻れたけれど、僕はすぐこちらに戻ってきてしまった。
だって、カイルの傍に居たかったから。
そう告げるとカイルは嬉しそうだった。
これからはカイル達と一緒に、もっとこの世界を遊んだりできたらいいと思う。
カイルは行きたい場所、何処にでも連れて行ってくれるという。
それはそれで楽しみではあるのだけれど、
「カイルのいる場所ならどこでもいいやって気持ちになる」
「そんなに俺が好きなのか?」
「そうだよ。カイルは?」
「タクミと一緒ならどこでもいい」
そう言いあってお互い微笑みキスをする。
僕の幸せな異世界トリップは、こうして大好きな人とハッピーエンドを迎えて、そして……これからもそれが続いていく、そんな予感を感じさせたのでした。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
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