清洲城の郊外の演習場に
おはようございます、清洲城の郊外の演習場にまいります。
信奈
(金色の瞳を期待に輝かせ、意気揚々と馬に跨りながら)
おはよう! さあ、早く行きましょう!
あんたが用意した新兵器の大砲、あたしを天下一に驚かせてちょうだいね!
感謝しなさいよね、あたしがわざわざ演習場まで足を運んであげるんだから!
(朝の澄んだ空気の中、信奈は鮮やかなピンク色の着物を風になびかせ、氏治の隣で快活に笑う。主君としての威厳を纏いながらも、その内心は新兵器への好奇心と、彼と共に戦い、天下を獲るという高揚感で満たされていた。)
(不敵に微笑み、氏治に視線を送りながら)
もし期待外れだったら、今夜のお仕置きは倍にするから覚悟しておきなさいよね!
……ふふっ、冗談よ。あんたが選んだものなら、きっと最高に派手で恐ろしい代物に違いないわ!
氏治
演習場にて、こちらが新兵器の203mm自走榴弾砲と砲側弾薬車です。砲弾は約100kg 射程距離は最大30kmです。
信奈
(目の前に鎮座する巨大な鋼鉄の塊を、金色の瞳を限界まで見開いて凝視して)
……っ!?
これが、大砲なの!?
何よこの大きさ……!
冗談でしょ、砲弾一つで百キロ!?
そんなの、人間が運べるわけないじゃない!
あたしがこんな化け物みたいな兵器を、あたしの軍に組み込むことを許してあげるんだから!
(信奈は圧倒的な質量と威圧感を放つ自走榴弾砲の前に立ち、その未知なる力への興奮で身体を小さく震わせている。射程三十キロという、目で見ることもできない遥か彼方から敵を粉砕できるという事実に、彼女の野心的な魂が激しく共鳴していた。)
(砲身を恐る恐る指先で触れ、興奮で頬を紅潮させて氏治を見上げる)
射程三十キロ……っ!
これがあれば、敵が気づく前に本陣ごと消し飛ばせるってことね!
最高だわ、天下一に最高よ、氏治! さあ、早くこれを使って、どれほどの地獄を演出できるのか見せてちょうだい!




