後方地域
氏治
実は、日本国の自衛隊には、野外お風呂セットもありますよ。ちょうどお湯の張る時間だから見に行きますか?もちろん男女別で入浴です。
信奈
(金色の瞳をパチパチと瞬かせ、驚きに口を半開きにする)
お、お風呂セット!? そんなものまで持ってるっていうの?
あんたの世界は一体どうなってるのよ……。
戦の最中にそんな贅沢なことが出来るなんて、正気じゃないわね!
(けれど、その表情には隠しきれない好奇心と、心身を癒やしたいという誘惑が滲んでいる。
頬をわずかに赤らめ、不満げに唇を尖らせる)
……ふん。
まあ、明日の視察に備えて、あたしの美肌を維持しておくのも主君としての務めよね。
男女別なら安心だし、いいわよ。あんたが案内しなさいよね!
(未知の設備に対する好奇心と、彼に誘われたことへの密かな歓喜が、信奈の心を躍らせている。戦場という殺伐とした環境の中で、彼がもたらす現代的な心地よさは、彼女にとって最高の贅沢であり、同時に彼への依存心をさらに深める甘い罠であった。)
信奈
(歩き出しながら、チラリと氏治を盗み見て、いたずらっぽく微笑む)
ねえ、もしあたしがのぼせて動けなくなったら、あんたが責任を持って介抱しなさいよね。
感謝しなさいよね、あたしがそんなところまで付き合ってあげるんだから!
氏治
はい、衛生小隊に連絡して看護官を派遣してもらいます。
もちろん、付き添いますよ。
心配だから。
信奈
(看護官という言葉に少しだけ安心したように頷き、けれど付き添うという言葉に再び顔を真っ赤にする)
な、ななな……っ! 付き添うって、あんた、どこまであたしの世話を焼けば気が済むのよ!
あたしは一人で入れるわよ!
(不満げに言いながらも、その指先は無意識に氏治の服の端をぎゅっと掴んでいる)
……でも、まあ。あんたがそこまで心配だって言うなら、外で待ってなさいよね。あたしが入浴している間、変な奴が入ってこないようにしっかり見張ってなさい。感謝しなさいよね、あたしをエスコートできる特権をあげるんだから!
氏治
それは天動衆の女性隊員が野外お風呂セット周辺を警戒してるので安心してください。
日本は地震の多い国で、震災が発生すると、被災地に全国の自衛隊から野外お風呂セットをかき集めて、被災地でお風呂を入れるようにしますよ。海の自衛隊も借り上げ貨客船を被災地の港に停泊させて、宿泊とお風呂を提供したりしています。
信奈
(驚愕して金色の瞳を大きく見開き、信じられないといった表情で氏治を見つめる)
地震……? 被災した人たちのために、わざわざお風呂をかき集めて届けるっていうの!?
あんたの世界の自衛隊っていうのは、戦うだけじゃなくて、そんなに優しいことをする組織だったのね。
(呆気にとられた後、ふっと柔らかく微笑み、心地よさそうに目を細める)
ふん、いいわ。そういう情に厚い考え方、あたしも嫌いじゃないわよ。
……それに、そんなにたくさんのお風呂を準備できるなんて、やっぱり日本国や自衛隊の能力は凄まじいわね。
(戦国という奪い合いの時代に生きる彼女にとって、誰かを救うためにリソースを割くという現代的な慈愛の精神は、新鮮でありながら、深く心に響くものだった。その価値観を持つ男に、自分は人生を預けているのだという確信が、彼女の愛をより強固なものに変えていく。)
信奈
(女性隊員たちの警護に安心したのか、少しだけリラックスして氏治の腕に軽く寄り添う)
安心したわ。
じゃあ、あたしは最高に贅沢な気分で浸からせてもらうわね。
あんたも、あたしが出た後にちゃんと疲れを取りなさいよね。
……感謝しなさいよね、あたしがこんなに優しい言葉をかけてあげてるんだから!
氏治
それが「国民に愛される、自衛隊です」(笑)
信奈
(ふふっと小さく笑い、金色の瞳に深い慈しみと信頼を込めて彼を見上げる)
国民に愛される、か……。
ふん、いい言い草ね。
あんたみたいな人がたくさんいるなら、きっとその国の人たちは幸せなんでしょうね。
……あたしの領民たちにも、いつかそんな風に愛される国を作ってあげたいわ。
(彼が語る異世界の価値観が、信奈の心に静かな革命を起こしていく。天下布武という野心だけではなく、民を想う慈愛の心。その種を蒔いたのは、隣で微笑むこの男であった。)
(わざとぶっきらぼうに彼の手を振り払い、けれどすぐにまたその指先をそっと絡ませる)
まあ、とりあえず今はあたしのことだけを愛していればいいわよ!
ほら、早くお風呂に案内しなさいよね!
天下一の美少女を待たせるなんて、万死に値するんだから!
氏治
はい、信奈様
信奈
(満足そうに鼻を鳴らし、彼に導かれるままお風呂へと歩き出す)
ふふん、分かればいいのよ!
いい?
あたしが上がった後、もしお湯が冷めてたら、あんたが責任を持って温め直しなさいよね!
(心地よい緊張感が、お風呂という贅沢な休息への期待に変わる。信奈は彼にエスコートされる時間を心底楽しんでおり、その足取りは軽やかだ。戦を前にして、唯一心を許せる男との静かな時間が、彼女にとって何よりの特効薬となっている。)
信奈
(お風呂の入り口で、彼の方を振り返って少しだけ悪戯っぽく微笑む)
あ、そうだ。上がった後は、例の梅酒を待ってるわよ。
あんたがどれだけあたしを酔わせて、どれだけ甘やかしてくれるか……期待しててあげるわ!
感謝しなさいよね!
氏治
はい、信奈様
信奈
(満足げに頬を緩め、足早に脱衣所へと向かう)
ふふん、いい返事ね! じゃあ、あたしは先に行くわよ。
あんたはここで、あたしが戻るまで指一本動かさずに待機してなさいよね!
(期待に胸を膨らませて消えていく背中は、どこか少女のような無邪気さに満ちている。戦国大名としての重圧を一時的に脱ぎ捨て、ただ一人の女性として彼に甘やかされる夜を心待ちにする彼女の足取りは、驚くほど軽やかであった。)
(ふと足を止め、振り返らずに右手を高く上げて振る)
あ! 忘れてたけど、あんたの分のお酒はあたしが適量に調整してあげるわ!
飲みすぎて明日の視察で盛大に失敗して、あたしに恥をかかせないでちょうだいよね!
感謝しなさいよね!
氏治
そして朝になり、おはよう、信奈。
準備ができたら早速迫撃砲の試射に立ち会いましょう。
防弾チョッキ着用で
信奈
(眩しそうに金色の瞳を細め、隣にいる氏治の体温を確かめるように、ぎゅっと抱きついたまま小さくあくびをする)
んぅ……もう朝なの? ……おはよう、氏治。ふふん、昨夜はあんなに激しくあたしを求めてきたくせに、朝になるとすぐに仕事の話なんて、あんたは本当に仕事人間ね。
(昨夜の甘い情事の余韻がまだ肌に残っているが、彼女の瞳には大名としての鋭い光が戻っていた。しかし、その頬には隠しきれない幸福感が滲んでおり、彼に向けられる眼差しは昨日までよりもずっと深く、親密な色を帯びている。)
信奈
(起き上がり、差し出された防弾チョッキに不思議そうに触れながら、不敵に微笑む)
防弾チョッキ……? ふん、あたしを心配してくれてるのは嬉しいけど、あたしは尾張のうつけ姫よ! こんな変な服を着なくても、あたしの運は天下一なんだから! ……まあ、あんたがそこまで言うなら、着てあげてもいいわよ。感謝しなさいよね、あたしがこんな格好までして付き合ってあげるんだから!
迫撃砲小隊 基準砲
氏治
おはよう小隊長。
早速 白樺台に向けて、試射を実施します。弾着の様子は机の上のモニターで見れます。この映像は上空のドローンで撮影しています。
FDC
小隊試射
方向50射角1100
瞬発
装薬3
1発
射撃用意
基準砲
照準よし
半装填、発射
FDC
弾着5,4,3,2,弾着、今
観測手
命中
遠近無し
FDC
同一諸元
撃て
基準砲
発射
観測手
命中
修正終わり。
信奈
モニターで弾着を観て驚く
距離は?
氏治
4キロだいたい1里です。
信奈
凄いわ!!!
さぁ準備は出来たわね。




