↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
100/111

ウライア王都

「貴様〜高い金で買った奴隷だぞ!そんな事許されるはずがない!」

子爵リブザードが言った。


「いいですか、1回しか言わないからよく聞いてください。貴方は奴隷制度に対して、考え直してください。それを共和国の代表会議で本心で宣言してください。そうしたらその固定は解除されます。嘘で宣言しても解除されませんよ。」

零が言った。


「何だ!それは!」

子爵リブザードが叫んだ。


「他者によって自由が奪われる苦しみを、奴隷達が受けた苦しみのほんの少しでも、体験してみてください。」

零が怖い目で言った。


「じゃ皆さん、次のウライアの民を助けに行きましょう。」

零が言って、私兵達の粒子の固定を解除して、皆で転移した。


転移する前、イザベラ王女がダンジョンの罠の魔法陣をわざと踏んで、子爵リブザードにあっかんべーをして消えた。


イザベラ王女の踏んだ罠でダンジョンの奥から大きな岩が子爵リブザードに向って転がって来た。


子爵リブザードは悲鳴を上げた。


零達は1ヶ月かけて奴隷にされていたウライアの民2万人を救い出して、粒子の保存領域に収容した。


ウライア王都。


零はウライアの王都作りを始めた。


粒子でウライアの王宮を中心に半径30キロに城壁を作り、王都とした。


ウライア王都内に粒子で道路を整備した。


地下には上下水道も設置した。


零達はウライア王宮に戻った。


零達、シルビア王女達、イザベラ王女達はテラスに出た。


「じゃ皆でウライア王都を見てみようか。」

と零は言って、粒子の移動で王宮のテラスからゆっくり浮き上がった。


「シルビア王女は空を飛ぶのは初めてだね。大丈夫?」

零はシルビア王女の様子を見ながら言った。


「はい!零様、素晴らしい景色です。」

シルビア王女が喜んで言った。


騎士ルティナとクノーラも驚いている。


「ウライアも中々広いですな〜」

上空でフェスが言った。


「あっちは帝国ですね。」

リラが北を指して言った。


「王国は南ね。」

カタリナが言った。


「あっちが共和国ですか。」

フェスが西を指して言った。


「そうだよ。共和国にはウライアの王族や商いなどで上手くやっているウライアの人達がまだいるんだ。」

零が答えた。


「零様、ウライアの国をどう作っていくの?」

イザベラ王女が零に聞いた。


「そうだね、まずは王都からだね。北地域を農地にしようかと思って。皆、地形を覚えたね。じゃ北地域に行くよ。」

零が言って、零達と王女達はウライア王都北地域に粒子で転移した。


「荒れた土地ですなぁ。」

フェスが言った。


「うん。ずっと戦争してたからね。じゃまずは区画整理、じゃなかった、土地再編をしよう。」

零が言った。


「くかくせい…何の魔法?」

黒魔法士クラリッサが聞いた。


「ははは、じゃいきます。」

零は聞き流した。


零が両手を上げると、広大な荒れた土地が、粒子で綺麗な四角形に区切られて、少し耕されて、用水路ができた。


「じゃ水を流そう。」


零はバルセバル領の銭湯の時の様に、粒子で海の水を転移させて、塩を取り除き、治癒の能力を少し足して、用水路の上流から流した。


「あとは皆に本格的に耕してもらえば、農地になるね。」

零が笑顔で言った。


フェスとリラ以外の皆は唖然としている。


「川も何も無い所から、水が流れてる…」

黒騎士フィオナが呟いた。


遠くでウライアに常駐している帝国兵が騒いでいる。


「そりゃ驚くわよね、急に川ができたら。」

黒魔法士クラリッサが言った。


「零、もしかして、あのバルセバル領と同じ魔法なの?」

カタリナが真剣な目で聞いた。


「ええ、まぁ。」

零は苦笑いで答えた。


「じゃ、どっかに白銀の塩もあるの?」

カタリナが聞いた。


「ははは…まぁ。」

零があやふやに答えた。


塩は粒子の保存領域に保存されている。


「白銀の塩!最近帝都でも出回っている最高級の塩。あれはあんただったの?」

黒魔法士クラリッサが驚いて聞いた。


「あ〜ははは…」

零は誤魔化した。


「あの塩があれば、ウライアも安泰ね。」

カタリナが言った。


「う〜ん、それはどうかと。」

零が答えた。


「なぜですか?」

セレスティアが聞いた。


「はぁ。白銀の塩は今バルセバル領から出荷されてます。ウライアからも出荷して、市場にたくさんの塩が出回ると、値段が下がってしまいます。そうすると儲けが出なくなってしまうのではないかと。」

零が説明した。


皆は又唖然とした。


「零様、大賢者みたい。」

イザベラ王女が驚いて言った。


「ははは…だから、ここで白銀の塩を扱うには、バルセバル領とよく相談しないと。」

零は言った。


『前世では他者と相談しての価格操作は犯罪だけど。』

零は思った。


「じゃ次は西地域に行きますね。」

零は皆で粒子で転移した。


ウライア王都西地域。


「ここには倉庫や商館や工房なんかを作ろうか。」

と言って零は粒子で50棟の倉庫と200軒の商館と工房を作った。


「最初はこれくらいで、必要に応じて増やせばいいか。」

零は独り言の様に言った。


「じゃ、次、南地域に学園や研究施設を作りに…えっ?どうしました?」

零が聞いた。


フェスとリラ以外は、簡単に都市が作られている光景に言葉を失っている。


「バルセバル領の開発地も、こんな簡単に作られたのか?」

セレスティアが聞いた。


「あ〜ははは、そうですね…」

零が答えた。


【次回予告 】

ウライアの主要産業?


物語を読んでいただきありがとうございます。

これからも面白い物語に育てていきます。


「面白い!!」「続きが読みたい!!」と思っていただけたら、

【ブックマーク登録】

【評価(★★★★★)】

をいただけると励みになります。


また読んでもらえることを楽しみにしています。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。