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Nice Fight!〜違う道が1つになって同じ夢を見ていた〜  作者: livingdead


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ある日の江波家

井口君が参加してしっかりとしたボクシングを知ってるメンバーということで、同好会のテンションは爆上げです。今日は僕がみんなを我が家に招待して、水炊きパーティーをすることになりました。


江波一成(えばいちなり)です。

ボクシング同好会が立ち上がってちょうど1ヶ月ぐらい、見切り発車の手探りの状態から始まって、でもやってみたら意外とそれっぽくやれてる感じで僕は僕で階級的にヘビー級以外ではやれないらしいから、それに見合った絶対的な武器を身につけようという話になり、それを使いこなせるようになるため、基本のトレーニングをひたすら繰り返しています。


気のせいかな?入部した頃には125kg体重があったはずなんだけどこの短期間で妙に絞れているような気がするんですよね?この辺りを地御前くんに聞いてみたんだけど


「きっと成長期なんだよ」


と、よくわからない返事が帰ってきてしまいました。

お母さんにも相談しましたが、


「気にしないでも大丈夫。普段からあまり食べないで運動も始めちゃったから痩せるのが当たり前」


と、あっさり流されてしまいました。これでいいのか?


水炊きパーティー当日、鍋の具材は白菜ほうれん草大量の白ネギ!鶏肉にちくわやかまぼこなんかの練り物、木綿豆腐をたくさん!

井口くんが


「健康的でいいな」


と言ってくれました。

この水炊きパーティーはうちのお父さん、お母さんが提案してくれたもので、遠征とか試合の帰りとか節目があったら我が家に寄って反省会と次に向かっての激励会をするのに使ってくれればいいと言ってくれたんです。

ボクシング同好会で僕の立ち位置といえば、階級そのものが試合できるかどうかわからないはずなのにそれを知った上で支援してくれる父と母、感謝しかないですよね。


僕の隣では地御前くんが小さな手でかまぼこやネギを小皿に取り分けてパクパク口にしています。ちっちゃいのによく食べるなぁ。


他のメンバーも我が家の水炊きが口にあったのかな?結構な勢いで食べてるのがわかります。お口にあって何より。

食べながらみんな練習内容をあーでもない。こうでもないと話し合っていて僕も客野くんと一緒に綺麗でまっすぐなワンツーストレートの打ち方を語り合っていました。


そして水炊き鍋の中身がそろそろ減ってきて、締めにご飯でも入れようかなとみんな思ってたんですよね、そのタイミングで西木先生が爆弾発言!


「9月に高南(こうなん)県、信徳(しんとく)県、武領(ぶりょう)県、唐河(からかわ)県の合同練習にうちも参加することになったから、そのつもりで当日までしっかり練習に取り組んでもらいたい。練習試合もあるよ」


・・・・え?・・・・

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