全国高等学校ボクシング選抜沿岸ブロック予選準決勝・ライトウェルター級
準決勝第1試合。
金津教朝(東峰城山)と朴 忠次(桑村産業)の一戦。
両選手とも頑強そうなフィジカルで開始早々から激しいミックスアップを展開。
両者ともワイルドなパンチを振り回し1ラウンド終盤には早くも呼吸が荒くなり始めていた。
2ラウンド開始直後から強引な前進でパンチを振るう金津を朴が迎撃し、プッシング気味の左ジャブで突き放すと大振りの右フックを叩きつける。
3ラウンド目も終始この展開が続きラスト10秒に至っては両者とも激しく大振りのスイングを叩きつけ合って試合終了。
「ただいまの競技の結果をお伝えいたします。3−2スプリットディシジョンにより赤コーナー高南県桑村産業高校朴 忠次
選手のポイント勝ちです」
◯朴 忠次(桑村産業)【3ー2】金津教朝(東峰城山)⚪️
続いて準決勝第2試合。
昨年のインターハイライト級王者、高令雄(唐河中央)とチートルーキー井口崇通(国教大附属)の注目の一戦。
高は1ラウンド開始早々から軽快なステップとスピードに乗った左ジャブで距離を保ち、井口はリング中央付近まで進み出たところでガード高く上げてアップスタイルに構えゆったりとリズムを取りながら高の出方を伺っている。
高が左のダブルトリプルと続けざまに連射してくるジャブを主にパリーとスウェイバックでやり過ごしていた井口は高がリズムに乗って右をつなげようとした瞬間を見切り凄まじい速さの左フックを合わせた。
すんでの所で高は井口の左フックをカバーリンクとダッキングで防御したが、次の瞬間井口の右ロングアッパー、続け様に切り返して左のロングアッパーが放たれて最後の左アッパーをもらった高は大きくバランスを崩し、尻もちをつくノックダウンを喫する。
レフェリーがカウント8まで数えて試合再開。
ここからは井口の独壇場となり、再会直後に高速のワンツーストレートから一瞬ポジションを変えて右に小さくサイドステップして、その際に左ショートフックを浴びせる。
そしてふらついて距離が空いた高の顔面に井口の右ロングストレートが炸裂。
ロープ際まで吹っ飛ぶようによるめき、そのまま高はしゃがみ込むようなダウンをした瞬間、高サイドの赤コーナー側からタオルが投入された。
だが、レフェリーはカウントを規定通り続け10まで数え上げて井口のKO勝ちとなった。
◯井口崇通(国教大附属)【KO1R1.15】高 令雄(唐河中央)⚪️
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あ〜〜やっちゃいました。
私としたことがとんだミスを・・・・
規定カウントを数えるまではタオルを投げ入れちゃいけないんでした。
主審さんごめんなさい。
唐河中央高校監督の黒木達也です。
国際A級レフェリージャッジの資格保持者たる私が井口くんのあまりのチートぶりに現役時代に全日本選手権の決勝戦で不当な判定で負けにされた時以来に泡を食ってしまいました。
うちの高も出足は良かったと思いますよ。
ライト級からあげてきてスピードも十分。
全てのパンチも動作もしっかり機能していたと私は断言します。
その上であの結果ですからね。
国教大附属チーム、何もないところからすごい集団が現れたと前々から何度も言ってると思いますが、ますますその思いを強くした次第です。
あ、高くん。
落ち込まないで。
今日の君の試合ぶりは何一つ間違っていない。
私がそう言うんだから間違いない。
また、井口くんとやるのであれば、もちろん全面的にバックアップするから、これからも励みなさい。
今日の結果もいい教材になるんですよ。
・・・うん、大丈夫だね。
彼はちゃんと前を向いている。
ただちょっと気になったのですが・・・第1試合目の時の桑村産業の朴くん。
試合の後、リングサイドに陣取っている外部指導者とおぼしき人たちに対してやけに丁寧に頭を下げたりしてましたが・・・・あの連中、平城山体育大学のOB 連中ですよね?
少しきな臭さが漂ってきた気がします。




