(閑話)ピアノ
こんにちは。
薙沢県ボクシング連盟医事委員長の外薗峰允です。
今日の夕食後、書斎で音楽を聴きながらまったりしていましたら妻の詩夢から相談事を切り出されました。
娘の初奈のことだそうです。
それに関連した
「今、あなたが聴かれているその音楽のことです」
とのこと。
はて?
いま僕が聴いているのは天才ピアニスト、ジェリー・リー・ルイスですが?
「初奈がそのピアニストの動画を見つけてしまいまして、学校の音楽の授業で真似をして弾いて大変だったと、担任の先生から連絡が・・・・」
初奈はピアノ教室の先生からも賞賛されるレベルで上手にピアノを弾きますからね。
ジェリー・リー・ルイスのピアノさばきを見て刺激を受けたのでは?
「先生がおっしゃるにはピアノを立ち弾きしたり教科書の課題曲をエイトビートにアレンジして弾いたり鍵盤の上にかかとを乗せて弾こうとしたりと・・・」
あはは、子供の学習能力っていうのはすごいものだね。
まぁ授業中にそれをやるのはさすがにまずいから、それについては僕の方から初奈に言っておこう。
放課後にピアノが空いてたらその時に弾かせてもらいなさいって。
「お願いします。なまじ覚えが早いものだからピアノ教室の先生も驚くぐらいあのピアニストの演奏もトレースしてるみたいですので・・・」
さて、それからしばらくしてある日のことですが、娘の初奈から学校であったことを聞かされました。
「今日学校にね、こくさいきりすときょうおんがくだいがくって学校のお姉ちゃんたちが演奏に来てたの」
へえ?
相当有名な超一流の音楽大学じゃないか?
全校集会か何かで演奏を聞かせてもらったのかな?
「うん!その後でね、私がみんなの前でピアノ弾いてだいがくのお姉ちゃんがヴィオラって言う楽器を合わせてくれるぱふぉーまんす?したの!」
へえ?
やるじゃないか?
「そこで私も張り切ってお父さんがいつも聴いてるジェリーさんの曲思いっきりひきました!」
え?
「そしたらね、ヴィオラのお姉ちゃん、最初ちょっと驚いてたけど、私のピアノに合わせてものすごい演奏してくれたんだ!」
そのお姉ちゃん、相当な大物だね。
「そのお姉ちゃん、お名前『じごぜんなずな』ちゃんって言うんだよ!」
じごぜんなずな?
じごぜん・・・・なんだか妙に聞き覚えのある名前だな?
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今日小学校でのチャリティ演奏会に参加したんですけれど、思いがけない才能に巡り合ってしまいました。
あの子とまた演奏できたらいいな。
私の名前?
地御前菜沙です。




