ホストと高校球児
初めまして、江波一成です。好きな食べ物は水炊き。恵まれた肉体に産んでくれた両親への感謝を忘れない高校1年生です。
ちなみに身長1m 80cm体重125kg食べる量は人並みだよ。
この国際教育大学附属国際高校に入学して何かこの体を肉体資源として活かせる場所はないかな?と学校内を見て回っていたら美術教室の入り口に『国際教育大学附属国際高校ボクシング同好会』と100円ショップで買ったようなベニヤ板にマジックで大描きされた看板が打ち付けられておりました。
(・・・ボクシング・・・か・・・)
自分の体をこのスポーツでさらに活用できるものにするのはどうだろうか?そう考えた時にはもうためらいは消え美術室の入り口を開け自分はこのボクシング同好会のメンバーとなっていたのです。
自分が同好会に入会したその日、最初に顧問の西木先生と一緒にいた小学・・・・げふんげふん・・・・地御前くんとその後に先生を訪ねてきた銀山くん、西木先生は
「この学校で今日のうちに3人も入会者が来るなんて思わなかったよ」
と、ちょっと困惑してる様子でした。でもこの後には先生だけでなく美術室内にいたメンバーみんなが困惑する訪問者が現れたのでした。
「こんにちは、ボクシング同好会はこちらで良かったですか?入部を希望します。宮内白塔です」
随分と爽やかな声色で現れたのは誰もがあまりにも場違いと思う超イケメン!少女漫画なら背景に花を背負っていそうなイメージ。隣にいた銀山くんが苦笑いして呟いてました。
「ここはホストクラブじゃないんだけどな」
「スポーツは初めてなんだけど頑張るよ。一緒にやらしてくれ」
・・・どこまでも爽やか・・・などと思っていたら、さらに入り口から今度は元気な声が
「失礼します!客野太郎です!!ボクシング同好会に入会さしていただきます。よろしくお願いします!中学生時代は野球部でした!」
直立不動で一気にまくしたてた客野くんは西木先生に一礼。ポカンとする西木先生。
「これで5人か、驚いたな。それじゃあ改めてみんなで自己紹介して、明日からの練習予定をしっかり組み立てていこう。わかっていると思うけど、僕もボクシングのことはよくわかっていない。だから調べる。勉強する。しっかりとみんなで正しいボクシングを覚えていこう」
はい、先生!みんなこのボクシング同好会で頑張ります。
決意を新たにする自分の横で脱力している銀山くんのつぶやきが心に残っている
「ホストの次には高校球児がやってきた」




