黒猫は本選一試合目を楽しみます
こんにちこんばんは。
昨日、おバカなことをしたことで、ストックが心もとない仁科紫です。
…予約、する気だったんですけどねぇ。まさかの、8月31日を押していたことに気付いたときには取り消しが面倒な段階に…。
読者の皆様はそんなことお構いなく楽しんでいただけたのならば幸いです。
うん。きっと、少し遅れた70話記念だったんですよ。ええ。ええ。きっと、そうだったに違いありません!
はい。ということで、今回はチェシャVSコツコツです。ネーミングセンスがないのはもう諦めたので何も言わないでください…。
それでは、良き暇つぶしを。
さあー!やって参りましたっ!本選初試合!
『これより!チェシャ選手VSコツコツ選手の第4試合を開始致します!』
『…おー。』
『この試合は起きていて下さいね?』
『…さっきも起きてた。』
あら。ナビさんとランさんなのね。相変わらず、ナビさんは眠そうね。
『…まあ、さっきは瞬殺でしたから。
それでは、選手紹介!人外種ソロ予選1位通過!コツコツ選手!』
『…スケルトンなだけあって、硬い。』
へぇ。スケルトンなのね。…まあ、名前的にもそれっぽいけど。骨だからコツコツ…。うん。そのままね。
…硬いのか。うーん。私と相性が悪いかもしれないわ。ほら、私、切るか刺すかだもの。…どうしましょう。
『一方、アニマル種(地上)ソロ予選1位通過!チェシャ選手!』
『…ふふふ。ラビの隠してた面白い子。』
『…ナビ、それは紹介になっていません。いえ、確かにその通りなのですが…。
えっと、予選では急所を突く容赦のない攻撃で他を圧倒しました!』
おー。気づいたら会場だったわ。さっきは控え室みたいな場所にいたのよね。ふむ。これがコツコツさんね。
見たところ、ローブ?マント?…まあ、骸骨がフードのついたそれっぽいのを被っているって感じね。
それにしても、ラビが隠していた面白い子…?うーん?謎ね。…実は私の知らないことって沢山あったりするのかもしれないわね。
『それでは、試合開始とします!』
パッパラー!
ふむ。始まってしまったわね。
うーん。とりあえず、相手の様子見?かしら。
『…両者共に動かないですね。』
『…模索中?』
『なるほど。』
と、思ったのだけど。コツコツさん、急所と呼べる位置がないようなのよね。困ったわ。とりあえず、こういう人の定番って身体のどこかに結晶みたいなのがあって、それを壊すと倒せる、みたいなのが定番じゃないかしら。
…はっ。そう言えば、スケルトンって神聖魔法に弱かったような…。もし、使える人と当たっていたらどうなっていたのかしら?…少し、恐ろしいわね。
まあ、まずは切ってみましょうか。
「くすくす…あははははっ!」
『おおーっと!チェシャ選手が切りかかりました!』
『…思い切り、いいね。』
そぉれ♪とりあえず、その首を狙ってみましょう♪
ガッキーンッ!!
「ほほほ。そんな攻撃で私の骨は折れませんよっ!
それでは、こちらもお返しですっ!ダークショット!」
おわーっ!?
えーっと、こういうときは魔法障壁、または、同じく魔法をぶつけるのよね。…いや、それよりも上に跳べば避けれそうだし、避けましょうか。
「あははっ。」
「ほほっ。やりますね!では、これはいかがですかっ!」
『おーっと!コツコツ選手!ミサイルショットを放ちました!』
『…追尾型…でも?』
うん。まあ、そうなるわよね。ていうか、闇魔法、使えるのね。
もしかしたら、種族特性…?それか、魔導書が落ちていたか、ね。ネザーのことはよく知らないけど、その可能性はありえそうだもの。
っと、それどころではなかったわ。では、そうね。よし、決めたわ。追尾型ということなら、これが出来るんじゃないかしら!
箒術!かぁらぁの、空中をグルグルーっと回って、コツコツさんへとっつげきー!
「あはははっ!」
「ほっ!?猫なのに飛びますかっ!?ですが、それでは躱せ…ほっ!?」
『チェシャ選手!箒に飛び乗り、コツコツ選手に向かって来たかと思えば直前で僅かに浮上!コツコツ選手の頭上を超えました!コツコツ選手の目前にはミサイルショットが!』
『…ぶつける気、だね。』
ドーンッ!
おー。やっぱり、ぶつけれたわね。ああいうのって、基本的に曲がったりしたら、短距離を進んでくるのが定番なんだもの。案の定って感じね。
さて、これで多少は…って、うーん。やっぱり、ダメなのね。
「ほほっ。なかなかですね。ですが、それはスケルトンである私には効果は半減ですよ!」
『おぉっと!コツコツ選手!無事です!やはり闇属性には効きが甘かったのでしょうかっ!』
『…属性、大事。』
あら。闇属性だからなのね。なら、私にもあまり効かない気がするわ。うーん。これは長期戦になりそう…?…それは、面倒ね。
…あ。気づいてしまったわ。私、切ったり刺したりできる相手の方がヤる気が出るってことに…!
うーん。どうしたものか。あ!そーだっ!切れないなら叩き壊してしまえばいいのよね♪
あははっ。丁度いいスキルもある事だしね♪
「あははっ!」
「ほっ!?え、ちょ、ぎゃっ!?」
『チェシャ選手、唐突に飛び上がったかと思えば、コツコツ選手を殴り飛ばしましたっ!?
強烈な攻撃にコツコツ選手、立ち上がれませんっ!』
『…さすが。』
ふふふ。さあ、追いかけましょうか♪
走って、転がっているコツコツさんを更に上へと打ち上げる!
せいっやーっ!
「あはっ♪」
「ぐはっ!?」
『なんと!?チェシャ選手、打ち上げましたー!
やはり、容赦がないですねっ!』
『…効率的じゃない。けど…楽しそう。』
そーしーて♪私も大空へジャーンプっ!足りない分は魔力放出で加速!
よーしっ!コツコツさんを飛び越えた!からのー!下へと向けて猫パーンチっ!そぉれっ♪
「あははっ!」
「ぎゃぁあっ!」
『猫パンチ!決まりましたっ!重力による加速もあり、これは痛いっ!コツコツ選手、起き上がれるでしょうかっ!?』
『…骨は頑丈。立ち上がれるかは別。』
一回やって見たかったのよねぇ。これ。
…あら?でもこれって、もしかしてもしかしなくても、場外を狙った方がよかった…?…まあ、それだと面白くないものね。うん。
これで決まらなかったら、さすがに場外に吹き飛ばすことにしましょう。うんうん。
「…ほ。こ、これは死ぬかと思いました…。」
『な、なんと!コツコツ選手、立ち上がりましたっ!?』
『…大ダメージだけど。』
あらあら。やっぱり、硬いわね。面倒だわ。
ふふふ。よし。場外に向けてぶん殴りましょう。
「あはははっ!」
「ほっ…もうそれはいいんですよっ!」
『おおーっと!最後のあがきとばかりにコツコツ選手!
向かってくるチェシャ選手に魔力を限界まで込めたダークショットを放ちますっ!』
『…これで、決まる。』
あらあらあらあら!ふふふっ。そうでないとね!
でも、これで終わりよ?だってねぇ。それは、避けれるもの。うーん。でも、そうね。どうせ最後の一撃とするのなら、こちらも全力でなければね。よし。箒術!からのー加速っ!そして、避け…れない!?まあ、いいわ。珍しく受けてあげるとしましょう。ただし、魔力を体に纏ってね!〈闇魔法:影纏〉!本来は影を薄くする魔法だけど、これは魔力で体全体を覆うもの。魔法の威力軽減にはピッタリだわ。
「ほほっ。これを受けては…ほっ!?」
『チェシャ選手!ダークショットを受けましたが、勢い劣らず!そのまま突き抜けてきます!』
『…あ。彼女も闇属性。闇属性は効果半減。』
ふふ。案外、なんてことなかったわ。少し衝撃を感じたくらいかしら。…今度、魔法を沢山受けてみようかしら。そうしたら、案外耐性のスキルをゲット出来るのではないかしら。…今はそれどころではないわね。
さて、それではー!コツコツさんにとっつげきーっ!
「あははははっ!」
「ほーっ!?ほわぁああっ!」
『おおーっと!チェシャ選手!コツコツ選手を吹き飛ばしましたっ!そのまま場外へー!』
『…決まった、ね。』
あら。コツコツさん、思惑通りに落っこちてしまったわ。
…うーん。やっぱり、骨が粉々になるまで猫パンチした方が良かったかしら…?いえ、さすがにプレイヤーにそれをしてしまってはいけないわよね。するなら、モンスターにしましょう。多分、ネザーに行けばいると思うし。うんうん。そうしようそうしよう。
パパラパッパパッパラー!
『場外落下、確認されました。これより、勝敗が確定。
勝者、チェシャ選手ー!』
『…うん。面白い試合だった。』
さて。次の試合相手は誰なのかしらね?
『チェシャ選手は準決勝に進出となりますが、準決勝は今から30分の休憩後、開始となります。』
『…そろそろ6時間超えそうな人、ログアウト。』
…は!確かに、そろそろログアウトしておこうかしら。準決勝中に6時間超えてしまっても嫌だもの。
…というか、悔いが残りすぎるし。それに、レンと戦いたいしね。少し早いけど、ご飯を食べて戻ってくることにしましょう。
次回、チェシャVS???
チェシャは決勝に進めるのかっ!?
それでは、これ以降も良き暇つぶしをお送りください。
〜2020/11/26 16:35 聞くを効くに正す誤字報告を適用しました。〜




