02
「…ん…」
真桜が目を覚ますと、そこは見慣れない天上だった
病院のように真っ白ではないし…
寧ろ…逆に気分が悪くなりそうなピンク、白、黒できれいに統一された部屋であったが
ところどころに人形がバラバラに吊るされており、また意識が遠のく感じがした
「んぁああああああ!目が覚めたんだねーwww」
そんな最悪な状態の中、異常なまでに明るい声がした
「はじめましてーw雲母って言うんだーwあなたは??ねーnんぶっ!!!」
テンションの高さにひき気味だったとき
スパーンッっときれいな音がしたと同時に雲母という女の子は倒れていた
「ごめんなさいねwあの子…うざいでしょ?」
「……(焦)」
綺麗な女性が入ってきた
片手には分厚い本をもち長い髪で片目を隠した
少し不思議な感じの女性だった
「私は、阿木 謎胡って言うの」
謎胡は雲母の部屋を見渡しながら
真桜に話しかけた。
「めーっちゃん!!!いきなり叩くなんてひどくない!?」
意識を取りもどした雲母が謎胡にくってかかった
「うるさい…んで?アナタの名前は?」
ごつごつと分厚い本で雲母を叩きながら
謎胡は真桜に名前を尋ねた。
「…真桜って…言います」
「真桜ちゃん…なんてかわいらしいのでしょうかーww」
雲母はくるくる回りながら喜んでいた
まるで新しいおもちゃを手に入れた子供のように
「…お前はそれでもプロか…」
謎胡は飽きれていた
「ねー?真桜ちゃん?そのたくさんの傷はどーしたのかな?」
さっきまでの顔とは違い、殺気を帯びた表情になった
真桜はその雲母の表情にビクつき、声が出なかった
「雲母…声出ないようになってるよ?」
「……んぁ?ごめんw」
ケロッと雲母から殺気がなくなった
真桜は安心し声が出るようになった
「ぁ…あの…私の話を聞いてくれませんかっ」
真桜はこの話をして私が悪いといわれるかもしれない
もしかしたら、同じ目にまた合うかもしれないっと思いながらも
まだどこかで人を信じていた
少ししかない光でも暗いよりかはましだと思った
だがそれを真桜の運命を大きく変えることになるとは
本人すらもわからなかっただろう…




