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17.ミリアの墓

本神殿に私たち神殿騎士が集められてる各地の神殿から選抜された様で知ってる者や共に使命を果たした事のある騎士の姿がもあった皆腕が立ち神殿からの評価が高い者達だ、その中に私とカーライルもいる共に騎士の家に生まれ親同士の交流があり気づけば恋人同士になっていた、私は女でカーライルは次男のため家を継げない身だそのため神殿騎士となった


私の父は下級貴族などに嫁いで欲しかったようだが、私はカーライルについていくように同じ道を歩んだ、父は未だに見合い話を持って来て引退する様に説得しにくる、私は既に20の行き遅れだが神殿騎士としての評価もあり若い時よりも条件の良い相手を見つけてはやってくる、隠しているためでもあるが父の眼からは兄弟の様に見える様で何故共に成長したカーライルの事に気が付かないのかわからなない


副司祭様から今回の招集の理由が告げられた新たな聖女となる候補を集め試験を行い最高司祭様のもと教育を行う、私たちは聖女候補一人につき二名が本神殿まで護衛するの聖女候補には伏せられているがその旅での行いを試験を兼ねて評価を行うことが告げられた、驚くもの、名誉ある使命と感激するものなど反応は様々であるが私はこの使命を果たし、名をあげ父からの干渉を排除したい晴れてカーライルと結婚したいと考えていた


一方カーライルの頭の中ではまだ聖女候補者の名前が発表されてのいないのに、評判の高い神官であるユリア様の護衛になりたいと私に熱く語り期待を膨らませていた、静まるよう副司祭様から注意があり静かになると、聖女候補者の名が1人ずつ今在籍している神殿と共に告げられる、当然の様にユリア様の名が含まれていたそのほかにも名前の知られている神官の名もあるが半分ほどは聞いたことのある名前だった


担当の騎士は公正さを図るためにと副司祭様がくじを引かれ決められる女神様の意志が現れるとの事だ、次々とクジがひかれる、まず候補のくじが引かれ名が告げられ次いで担当する騎士のくじが引かれ2名の名が告げられていった、その間カーライルは祈っているようだったユリア様の担当にと祈っている様だ、そして私たち二人の名が告げられないまま候補2名騎士4名が残った


残った候補は聖女となる本命だと評判のユリア様とミネア様という無名の神官の2人、騎士は私とカーライル、に加えて名の知られている特に評価の高い騎士2名をあわせたの4名となった、そこでついにユリア様の名がつげられ次いで評価の高い騎士たちの名が告げられた、カーライルは残り4名になった時点で期待を膨らませ過ぎたのか落胆したのだろう、次いで告げられたミネア様と私たち2人の名前が読み上げられるのを呆然として聞いていた聞いていないのかそれぞれの騎士に候補の資料が渡されるまで立ち上がれずにいた、私はカーライルと2人共に使命を果たせることを喜んでいたが必死で隠した


クジの結果を見るとみごとな結果だった私の知る範囲ではすべて相性のいい騎士二人がペアを組み候補と何か特別な関係やしがらみの無い騎士が選ばれる結果になっていた、最も優秀な騎士が最も評価の高いユリア様を担当する、くじやそれが入っていた箱からは神力のかけらも感じられない、カーライルは運の無さを嘆いたが初めから決まっていたのだろう、くじに何か仕掛けがある箱の中に順番に並べられているのかも知れない


カーライル正気に戻るまで先に候補の資料に目を通す経歴や現時点での評価や神官を推薦したものの名が記されている、出身の神殿の司祭の名が有るのは当然だがそこに記されたもう一人の名を見て驚く審問官のナンバー3の実力者で定期的に司祭として各神殿の視察と言う名目で監査や不正の取り締まりを担当されている方の名前が記されていた、手前味噌になるが選抜された騎士の中でも私とカーライルの評価は高い方だ本神殿があらかじめ仕組んでいた結果とするなら何か意図があるはずだ


次いでミネア様の評価や経歴を確認する貧しい農村の出身で神聖魔法の評価は下の上だとても候補に選ばれる神官ではない、何かあるはずと資料を読み込むと特記事項として特に高い武術を持ち神殿で指導者の立場にあり視察の際に審問官に指導を受けているとある、これにユリア様の評判を加えると見えてくるものが有る、中位貴族出身のユリア様に魔王討伐の旅は厳しい男性の勇者や戦士と共に旅をするとなると別の不安が出て来る、処女で無いと使用できない神聖魔法も存在する、ミネア様は聖女ユリア様を女性として身の回りの世話と護衛をさせるために選ばれてる?


実際に共に旅をしてみるとそれは確信に変わる魔獣や獣など一人で対処できる護衛する必要などないくらいだ自分で鹿やイノシシを狩り料理どころか解体もこなせる、聖女の旅に付き添うものとしてこれほど相応しいものは居ない、カーライルは聖女に相応しくないと嘆きつつ責任感は強いので使命を果たしていたが、聖女に相応しくないミネア様の護衛はとても重要な使命なのだ命に代えても果たさなければならない


その使命の半ばで私は命を落とした日没が迫った暗い山道を速足で進む中背後にかすかな気配を感じ振り向こうとした私に刃が迫っていた何とか警告の声を出す倒れる中目の前の黒い影がミネア様に迫るそこで私の意識が途絶えた


次に私が目を覚ました時に2頭のフェンリルと、涙を流しながら歓喜するミネア様と、神殿の壁画で見た魔王討伐を果たした勇者であり、女神様の使徒でもある『チアキ』様の姿があった


意識が途切れたあとの話をミネア様から聞いた、私を殺したのはダークエルフの族長の息子でミネア様とカーライルが倒してくれた、その後カーライルか使命を果たしてくれた、昼も夜も馬で駆け南神殿まで辿り着き他の聖女候補の危機を伝えた、聖女になるであろうユリア様は護衛の神殿騎士と共にダークエルフの刺客4人を相手に戦い自らを犠牲にしながらも1人の騎士を守ったそれは自身の死体を持ち去られる事を防ぎ女神様の奇跡で蘇ることとなる様だ、私はそのユリア様を差し置いて真っ先に蘇らして頂いた、身に余る名誉を感じると共に底知れぬ怖ろしさを感じる私などがそのような扱いをしていただいて良いのだろうかと


残念なことにこの後ミネア様はダークエルフから受けた呪いを克服するため女神様が迎える勇者の魂を自分の身体に受け入れ、代わりに迎えた勇者の元の身体へ旅立たれることとなる、そこから帰る事は無い、ミネア様が私に感謝と別れの挨拶を告げるために女神様がはからって下さったとのことだ、ミネア様は私を蘇らせることを女神様に願い使命として直接命じられたのだと


もう一つ嬉しい知らせがあったカーライルはまだ私が蘇ったことは知らないが私の墓を守るため宿場街を守る任務に志願し向かっていると


使徒様はカーライルが私をみてアンデッドやドッペルゲンガーと疑い切りかかって事を心配され私に守護の魔法を掛けてくださった、使徒様から見てもカーライルは思い込みが激しいようで恥ずかしくなった、この後彼から語られる言葉がどのようなものになるかを考えると頭痛がしたが楽しみでもある、その後ミネア様と共に手紙を残された私が蘇った経緯と別れの挨拶が出来ないまま旅立つことへの謝罪と共に使命を果たした事への感謝がしるされていた


最後には私は選択をすることになった蘇った私がこの後どう生きるかだ

カーライルとともにこの街を守るか神殿騎士このままとして女神様に仕えるか、自分は死んだことにして陰で審問官の任務をとして街を守るかだ、私はミネア様が私の墓前で語られた「私の魂がこの街を守るでしょう」の言葉に従った別人としてカーライルと暮らしながら所属は審問官として「私の魂」としてこの街を守るのだ


このあとカーライルはミネア様を守って亡くなつた恋人でもある神殿騎士の墓を守りつつ街を守ったそして無くなった恋人とうり二つの女性と出会い共にこの街を守りながらその人生を終え彼の墓は恋人の墓の隣に建てられた、共に戦った女性は女神様が遣わされたのだろうその後も二人の墓とこの街を守り続けてた、今後発展したこの街でそう語り継がれていく


女神様の霊薬のお陰だろう私はカーライルより長く若いまま生きた、私が無くなった後真実を知る審問官が空だったミリアの墓に私を葬ってくれた

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