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オレの副業は夢占い師  作者: 野松 彦秋


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2.夢見判断

オレの話を聞いてくれる人たちは、夢見判断という言葉をしっているだろうか?


オレも、この話を書きながらウキベディアで調べたぐらいなのだが、あの有名な精神分析の権威フロイトが研究した考えらしい。


結論はウキでは、夢とは潜在的な願望を充足させるもの、無意識的な自己表現と書いてある。


正直、何のこっちゃである。


最初は分かる。その後の無意識な自己表現とは、よく分からん。


自分が意識してない、自己表現、何だそれはである。


言葉を素直に受け止めて、パッと今頭に浮かぶのが、仲の良い女性がいたとして、自分は友達として思っていたのが、実は自分が好きな人だったと、夢で気づく、、そんなところだろうか・・・。


まあ、此処でオレが皆に聞いて欲しいのは、フロイトの研究結果でも無ければ、彼の考え方ではない。


以前オレの友人から、夢の内容を長々と聞かされた経験なんだ。


その夢の内容は、なんと言おうか、いやなんと説明を書けばいいのか、とにかく人の夢を聞かされて、相談された時の、オレの驚きと不思議な感覚を誰かに聞いてもらいたくて、共有したくて書いているんだ。


心理学なんて、大学の卒業単位を取る為だけに出席した学問を、40になったオレがもう一度興味をもたされたあの日の事を書いていく。


面白い話かどうかは分からないので、忙しい人は此処で読むのを止めても構わない。


少しでも興味を持ってくれた人は、オレの話にチョット付き合って欲しい。


長い話ではない、俺とは正反対な大学時代の友人がある日、何年かぶりに電話してきたんだ。


そいつはね、第一声で簡単にね、サラっと近況報告したんだよ。


『俊哉、久しぶりだな、オレな1年前に離婚してな、今、こっちに戻ってるんだ』


グサッときたよ、急にナイフで胸元を刺されるような感覚っていうのかなぁ。


その声がさ、暗くもなく、決して空元気からくる明るさでもなく、普通の声のトーンで言うのよ。


不意打ちするつもりが、本人には無いのだと思うけど、言葉をしっかり聞いてなければ受け間違うような、刺された瞬間、刺された胸からサクッていう音が聞こえたような感覚。


オレの口から反射的に言葉出て来て、今でもオレはあの時のオレを褒めちゃうよ。


よく無意識に出て来たなオレ、偉いぞ、あの時のオレって感じで。


咄嗟に、でてきた言葉は正直大した事ない。けどね、間髪入れずに返せたことが良かったと思う。


『何だ、自慢かよ、オレは、離婚どころか、結婚もしたことねぇよって』


電話越しに、そいつは思ってもない返しだったのか、暫くゲラゲラ笑ってた。


『俊哉は、相変わらず、面白れぇな、今度飲みたいけど、いつ飲めるって』


ってそう聞いて来たんだ。


『土日なら、何時でもOKだし、お前が都合の良い日なら、1週間前に言ってくれれば、こっちはあわせるよ』


口では、平然とそう答えたけど、正直、数少ない友人と会って、もし傷ついているなら、慰めたいと思ったよね。そん時は。


そんで、その日が、水曜日だったから、一週間後の水曜日20時に、千葉の新松戸で会う事を約束したんだ。


一週間なんて、社会人になったら、あっと言う間。学生の時の二日ぐらいの感覚で、その日は直ぐにきた。そいつとの飲み会の日は、少し雨が降っていたのを覚えている。




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