流されやすい意思
おかげさまで総合評価1000を越えました。
番外編でもやろっかな~と思ってたら何をやればいいか思い付かなかったです。
何か要望があればどうぞ。
「主……ぃ」
朝起きたら、寝惚けたディメスに抱き着かれた。いつも平静に見えるディメスがこうも甘えてくるというのはちょっと嬉しい。……それだけ俺に心を開いてくれているということだからな。
ただまぁ、服だけは着て欲しいが。
「よしよし」
俺もなんとなくではあるが、ディメスを愛おしく感じて頭を撫でてやる。
「……随分と仲がよろしいですねぇ」
「「っ!」」
寝起きだったのだが、どこか冷め切った声のおかげで急激に目が覚めた。
「……アーティア……?」
ベッドの外でこちらを眺めている金髪美女の姿が目に留まる。半眼で見下ろされると、なぜか俺達が悪いことをしているような気がしてきてしまう。
「……ちゃんと今夜だけはディメスに譲ってあげようって話にはなってましたけど、だからってご主人様を独り占めしていいことにはなりませんからね?」
「……」
アーティアが左手を腰に当てて言うと、ディメスが気まずそうに目を逸らしていた。
「ということで私も混ぜてください!」
「お前最初からその気だっただろ!」
俺がツッコむのも構わずベッドにダイブしてきやがった。流石にボディダイブを直撃されたら敵わないので、抱き止める。
「さぁ、今度は三人で……」
「主、仕方がありませんまずは私から」
「……お前ら」
俺はなんだかんだでノリノリなディメスとアーティアに呆れながらも、拒絶はできないのだった。
▼△▼△▼△
結局、事後にシャワーを浴びる時には何も起こらなかった。ホッとしたような残念だったような。
「ふあぁ。寝不足だな」
欠伸が出た。……はりきり過ぎたか。
「今日も朝飯美味かったぞ」
朝飯を食べ終わり、エイラとイシアを褒める。
「俺は十時から用事あるけど。昼からはチアキとムートガランんとこ行ってみる予定だ」
「ムートガランの所か? 俺が案内しよう」
グランが道案内を名乗り出た。
現在午前九時半。俺は異世界人含む五人組の集合時間に遅れないように家を出た。




