表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
断罪された大聖女は死に戻り地味に生きていきたい  作者: 花音月雫
第一章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

43/55

side シャーロット

その日、いつもの様にエリアス様の朝食が終わり片付けをしながらアイラの事を思っていた。


今日は聖女鑑定の日だ。

アイラの事だ、聖力を誤魔化して聖女資格無しと判断される様にするに決まっている。

私はそれでもいいと思っている。

確かに聖女になって力を使うアイラも美しいだろうけれど、それだとライバルが更に増えてしまう。

それならば一般の令嬢として育ち14歳ぐらいになったなら攫えばいい。


それまでにアイラの力と互角かそれ以上の力を手に入れないと逃げられる。

彼女を支配できるぐらいの力を持たなければならない。私の人生はアイラなのだ。

最初に会った時の衝撃。

この子が手に入るならどんな事でもしようと思った。


そのうち母親が変な動きをする様になったので訊いてみるとアイラの両親に復讐したい、あの2人の宝物のアイラをどうにかしたいと言われた。


それを聞いた私は自分の魔力が覚醒し落ち着くまでは母親の側に居て出来るだけ母親の毒牙からアイラを守っていた。

母親がアイラの屋敷に行く時は必ず一緒に行った。守る為でもあったが1番は可愛いアイラに会う為と悪い虫が付いていないか確かめる為でもあった。


そして気が付いたのだが

アイラ自身も聖力で躱している様だ。

隠しているがやはりアイラの聖力は綺麗で素晴らしいのだ。惚れ直す。


そのうち母親が私に黒魔術を教え始めた。馬鹿親が!私が黒魔術に手を染めると思うのか?

あの尊いアイラを手に入れる私の手が汚れてしまったらどうするのだ!?


私は屋敷を出て王城に住み込みで働きながらアイラを見守り白魔術の勉強をし始めた。もしも馬鹿親と戦う事になったら黒魔術と対等に戦えるのは聖力か白魔術だ。私は魔力持ちだから白魔術を使えるようにしておかなければならないのだ。


アイラを守る為、アイラを手に入れる為なら習得が難しい白魔術だって頑張れた。


アイラの母親には私まで疑われてた。王城に入る前に身の潔白を訴え、そしてオレットに注意するよう警告したのだ。

それなのに......。


エバンス一家が襲撃されたと王城に連絡がきたのだ。しかも襲撃したのが馬鹿親率いる宗教団体だ。

アイラは行方不明になっていると聞いて私は即王城を出た。そう、馬鹿親に会う為に。


アイラ、愛しい私のアイラ!

どうか無事でいて!

貴方は私の太陽。私の人生そのものなのだ。失うわけにはいかない。

私は命をかけて馬鹿親と対決する。

そしてアイラを必ず探し出す。


あのババァ......。私の、私だけのアイラに手を出したらどうなるのか思い知らせてやらなければ。死んだ方がマシだと思わせてやる。私を怒らせた事を後悔させてやる。


アイラを探し出したならもう一生離さない。森の奥に屋敷を建ててそこから絶対にアイラを出さない。

ずっと、ずっと、ずっと2人きりで生きていこう。誰にも見せない。誰にも触らせない。貴方の姿を見て触れるのは私だけなのだから。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ