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第八章(4) 嘘つきな私と淡い期待

私は、リンゼイさんの言葉に驚いていました。


きっと誰にも必要とされないと思っていた私を、必要だと言ってくれた二人がいたから、私は残された時間を有意義に使うことが出来た。そのことには 本当に感謝しかない。

「けどね・・・・」

「メイさん!今日はお店のことはいいから、我が家に隠れてて!」

「え、いや、そういうわけには・・・・」

「そうだよ、リンゼイ。メイさんは生きるためにお金が必要なんだ。私達がその機会を奪うってことは、そういうことだよ」

「でも!私はここではメイさんは働かせたくない!このお店は知られているんでしょ?危険しかないじゃない!」

リンゼイさんは、そう言って、私を守ろうとしてくれている。

・・・・全て嘘なのに。

名前も、経歴も、全て嘘なのに。

それに、私を狙っていた人は捕まったから、私はもう、狙われない・・・・もしも、狙われるとしたらあの人にくらいしか想像が出来なかった。

「・・・・じゃあ、ここの近所の店の手伝いに行ってくれないか」

「はぁ?!メイさんをここの外に出すなんて・・・・」

「私の親友の店なのだが、人手が足りないらしい。メイさんに出来ることは限られていると事前に伝えた上で親友に預けたら、彼は彼女に適切な仕事を渡してくれる」


私はこれから、ここでは働けない・・・・。

さっきまでの希望が、一瞬で消えてしまったような心地がした私だった。

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