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  作者: らいらい


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8/11

8

「まぁ!セドリック!綺麗なお花が沢山ね!母は嬉しいわ!うーんいい匂いね ありがとう」

「母上がそんなに喜んでくれるとは 私も嬉しいです」

「お花畑でもみつけたの?こんなに沢山色んな色で 大変だったでしょ?」

「いえ フィーが手伝ってくれて…」

「フィー?お友達でもできたの?」

「はい…お友達?それは側近みたいな感じですか?」

「側近達とは違うわねぇ そうねなんて言えばいいかしら…」


「命令をしない されない ってことかな?」


突然男の声が聞こえて会話に入って来たのだ


「父上!」

「あなた!」

「父上いついらっしゃったのですか?」

「あなた お仕事は?政務が滞ってしまっているのでは?」

「おいおい 二人で同時に質問は困るよ」

「そうですわね」

「まぁ いつ来たか 今だよ

政務はほぼ片付けてきて 後は宰相に任せてある」

「では?」

「あぁ数日はここにいられるさ」

「やった!」

「それは良かったですわ」


国王が療養している王妃に会いたくなり

仕事を片付けてきたらしい

マーカスはもうダメだと顔を青くしている

セバスチャンからも軽く話を聞き

部屋に来たらマーカスが青い顔をしている

はてはて


「さぁ少しマーカスと話があるから セドリックは部屋へ行っていなさい」

「はい!父上後で」

「あぁわかった」


父と母に礼をしてドアを閉め出ていった


「さぁマーカス話してもらおうか

セドリックが世継ぎの指輪を手放した理由を」


きたー!俺のおわりー!




その頃のフィーの家では……

ロナウドの顔色が非常に悪かった

マーカスと同じ立場になっているようだった


「ロナウド説明を」

「は…はひ…」

「シャキッとしなさい!」

「はい!」

「マリアそんなに怒ってはロナウドが可哀想よ」

「ソフィア様 護衛の意味がないのですよ!」

「それはそうだけど フィーは楽しかったと お兄ちゃんと初めて遊んだと喜んでいたではないですか」

「確かにそうではございますが……」

「そ…そうなのです!初めてにしては 仲のよろしいご様子で…」

「ロナウド!調子にのるのではありません!」


「おやおやマリアを怒らせてしまったのか?ロナウド」


「「「旦那様!」」」


そこにはマック様が立っていた

神聖ザルツ帝国皇帝 マクシミリアンが

平民の身なりでドアを開けて立っていた


「驚いたようだね 成功したようだ!アハハハ!」

「何を仰っているのですか いきなり来られて大丈夫なのでございますか?」

「ああ 子爵の館に泊まっていることになっている 本当はマリアを呼んでソフィアに侍女になって来てもらおうかと思っていたんだけど ソフィアの体が心配でね

つい来ちゃったよ あー身代わりを部屋に置いてきたから大丈夫だと思うけど」

「弟は存じておりますか?」


少し慌ててマリアが聞くと


「子爵には伝えてるよ」


のほほんと返事する


「それで?ロナウドは何を言われているんだい?教えてくれる?フィーの事だよね?」


これはこれで顔色の悪くなるロナウドだった

図らずも両家が同じ時に当主

この場合は 神聖ザルツ帝国皇帝とトラバス国王というものだが 息子と娘に起こった事柄を両護衛から聞き出すことになった


「ふーんこれは世継ぎの指輪だね

見てご覧この裏の小さい文字」


マック様が指輪の裏をソフィアにみせる


「分かるかい?世継ぎセドリックと刻んであるだろう?」

「ええ分かりますわ 確かにおっしゃられる文字が刻んでありますわ」

「今のトラバスの国王アレックス殿に昔教えて貰って見せて貰ったことがある」

「ではこれは今のセドリック様のなのですね」

「そうだ これを持っているものは一番のお気に入りらしいよ フィーはお気に入りになっちゃったんだね」


どこか愉快そうに話している


「マック様そのように気楽ではありませんことよ」

「おや ソフィア喜ばしいじゃないか」

「何がですの?」


首を傾けてマックに聞くと


「だって輿入れが決まった様なもんだろ?」

「「「え!」」」

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