第6話 王都へ
シールド王国の近衛騎士団の招集に、ケンは特別招集を受けていた。
だがケンの意志は決まらず、父親のリュウはケンと共に、1度王都に訪れる。
王都ガードに訪れたケン親子、初めて訪れたケンの目には、食べ物や道具などの色々なお店、荷を運んでいる馬、イベントが起きそうな広場
それらを凌駕し君臨している「スタフィ城」。
これが王都である。
「久しいなガードは、前と特に変わりはしねえな。」
「父さんは元兵士だったもんね。」
「そうだな。南の国からの侵攻を防いだから今がある。シールド王国の軍事力は素晴らしいからな。」
シールド王国は、周辺国と過去何度も戦争をしている。
特に南の超大国「ハンガリー」との関係は悪化しており、過去に1度大戦争を経験している。
それからハンガリー王国の動きはまた活発化しており、いつ開戦してもおかしくはない。
――スタフィ城の麓までやってきたケン親子。
「ここが王城スタフィ城だ。兵士を引退した今、入ることは出来ないが、中は別世界だぞ。」
「ここが……スタフィ城……!!近衛騎士団も、王族もこの中に……!」
麓まで来ると、やはりそのデカさはより威圧感を放つ。
その圧倒的迫力に、ケンの身体は震えていた。
「こんな城、誰にも堕とせないだろ。この中にあのユーヴェル様やアイリス姫もいるのか。」
「良かったなケン、お前はここから特別招集されたんだ。この城の中で働けるのはかなりの光栄だぞ?」
「やっぱり……生で見ると鳥肌がたつね。」
リュウは小銭袋を取り出し、ケンに渡した。
「ケン、ここからは夕方まで自由行動だ。小遣いを与えるから王都を探検するといい。
王都に訪れるのは、そうあるもんじゃないしな、土地勘でも知っていればこの先役に立つぞ。」
「分かった、ありがとう父さん。」
「それともうひとつだ。これは絶対に守って欲しいことだ。
貴族、特に王族や兵士を見かけたら、必ず頭を下げろ。少なくとも絶対に歯向かうな。
それが、この国の法律だからな。」
「わ、分かった。約束する。」
ケンはうなずき、父と別れる。




