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プロローグ 近衛騎士団入団試験
シールド王国の近衛騎士団には王族クラスの特権階級を得られ、活動することができる。
ただし、任務を失敗すればその称号は剥奪され、奴隷となってしまう。
そのため、彼らの力はより強大になり、シールド王国の軍事力は、周辺国よりも突出していた。
シールド王国は毎年、若い男女を近衛騎士団に招集しており、特に優れた人を特別招集として呼んでいる。
この特別招集に応じなかった者は、身分を剥奪され奴隷行きとなる。
そして、この入団試験に合格しなければ、奴隷行きとなる。
王都ガードに着いたケン、馬車はそのままスタフィ城に入っていく。
初めて城の巨大な門をくぐり抜けるケンにとっては圧巻だった。
そして、馬車から降ろされる。
「ここから先、所持品は一時こちらで全て預かる。この先からはこの木剣を使え。」
「ありがとうございます。荷物は試験終了後に返還されるのですか?」
「そうだ。だが失格となった場合にはこれらは全て処分させてもらう。」
ケンには少し緊張感が出てきた。
やはり落ちたら奴隷という制度のため、空気がヒリついてきた。
「この先の広場に試験者達がいる。お前で最後だ。試験の説明は、副団長のレオン様から受けてもらう。
では、健闘を祈る!!」
その扉の先に待っているのは騎士団の未来か、奴隷に落ちる絶望か
……もう後には引き返せない。




