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魔法少女はおむつが必要だなんて聞いてません!  作者: 062
第4章「魔法少女ワールドカップ編」

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第100話「バーミンガム宮殿、直上」

まさかの本編100話です。

ここまで来れたのは、たまにランクインしてモチベが死ななかったからです。

ありがとうございます。

藤原さくらVS ユンゲラ=メルケン。

その同時刻。同じくドンロン市街。

バーミンガム宮殿、直上。


「ここであまりドンパチやるのは困るのだが?」


この国の女王で、『欧州3大魔女』筆頭のエリザードが言った。


対する相手はロクライナの魔法少女N。


「まあ、この連合王国内なら、一瞬で決まるだろうが、『ロイヤル・ウォレント』!」


直訳すると『勅許』相手の魔法を使用不能にする魔法だった。女王が『女王』である所以である。


しかし、Nはニヤリと笑った。


「古い。古すぎる」


いつのまにかエリザードの周囲をドローンが取り囲んでいる。


(やられた。これがマリア=ティモシェンコの毒か。開会式直前、ドローンの許可を申請してきた)


もっと言えば、テロを『言い訳』に会場をロックダウンしたドンロン市街に設置したのもである。


「知ってる?昨年12月24日、日本で内戦があったの。魔法少女による『同盟国』の『核の傘』からの脱却、『真の独立』を目指していた。まぁ、失敗したけれど……」


Nがそう言った。


「ずいぶんと詳しいな。話は聞いている」


エリザードが答える。さらにNが言った。


「これは契約の話ね。その際にマリア=ティモシェンコは日本に戦力として加わってくれた。その見返り、というか『条件』が『私』の『魔法少女ワールドカップ』にロクライナ枠での出場」


そういってマントとサングラスを取る。


「日本人?ずいぶんと幼いが、小学生?」

「はじめまして女王、ロクライナ代表、広井夏樹と申します」


日本代表と同じ制服を着た少女だった。だが、先程の情報が本当ならば油断ならない相手である。何しろ、あのマリアがこの子を『指名』したのだから。


「さて、夏樹女史、お前さんは魔法が使えない訳だが?どうやって戦うつもりだ?」


にこりと笑って夏樹は返す。


「さて、エリザード女王、あなたは今、魔法が使えない状況ですが、どうやって戦うつもりですか?」


まるでオウム返しのように。

それを確認するようにエリザードが手をかざし呪文を唱える。


「ユニオン・ジャック!」


本来ならレーザーのような攻撃魔法が出るところだが、何も起こらなかった。


自身は魔法が使えず、周囲に多数のドローン。

女王エリザードは初めて、戦況を理解した。


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