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魔法少女はおむつが必要だなんて聞いてません!  作者: 062
第4章「魔法少女ワールドカップ編」

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第91話「魔法少女・レベルシフト計画」

1985年2月。鳥取県沖、日本海上。


「本当に日本は『スパイ天国』ね」

「新人じゃあるまいし、『何故か?』は知っているでしょ?」


海上保安庁の巡視艇の甲板上で2人が話している。1人は上田理子。長田洋子が『偽名』として使っている名前の1つだった。もう1人は山岡龍馬。この時代は公安部の捜査員として、上田理子に同行している。


「理解しているわ。日本が『戦場にされないため』にスパイの出入りを許してきた。戦後の政治家はそれを選んだ。つまり……」

「『日本は情報中継地だから、戦地にするのは悪手』と、各国に思わせた。結果として戦火は回避され、ついでに国内にいながら各国の情報も取れるようになった」


追っているのは『半島北側の国』の工作員。巡視艇から400m程前方を北上している。


「先行するわ」


そう言って上田理子は不審船に近づく。すると至近で水柱が上がる。


「種田トウカ。今のは警告。次は当てるわ」


そうして日本の『魔法少女(魔女)』対、半島北側の国『異能少女』の戦闘が始まった。


結果は惨敗だった。

魔法を反射、回避され一方的に攻撃された。


『異能少女』は日本から『拉致』された少女だった。


上田理子は決断する。

日本を守るため。何より異能少女が万が一、侵攻してきた時のために備える。


それが『魔法少女・レベルシフト計画』


実態は日本各地に高濃度の魔力粉末を定期的にばら撒く事。そうすればより強力な魔力中毒者、更にはビーストが生まれる。それを倒していく事で、必然的に日本の魔法少女は強くなっていった。


だが、この計画には思わぬ落とし穴があった。

それこそ『魔法少女におむつが必要になる』事である。


日本の中で、『魔法少女=おむつ』が秘密裏に定着した頃、上田理子はもう日本にいなかった。「心理操作」で影武者を作り、自身はここ『連合王国』で更なる研究を重ねていた。


取り残された日本で『次の天才』が生まれた。

それが『広井ゆりあ』。

今は『佐藤ゆりあ』となっているけど。

体調が悪く、更新が2〜3日できないかもしれません。

すいません。

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