第2回 ニルとヴリトラのショートコーナー!
「ニルと!」
「ヴリトラの」
『ショートコーナー!』
「はい!ということで第2回目よ!」
「そうだな。というか、オレたちのこのコーナー増えそうなんだが」
「え?どうしてかしら?」
ニルはテーブルに足を乗せてカンペを読む。
「結構語れないそうだぞ。これでオレたちの仕事が増えるわけだが」
「はぁ…?それは著者の責任ではないのかしら?もっと有能になりなさいよね」
「おい、それを言っていいのか?お前の出番がこっそり減らされても知らんぞ」
「わわわ!待って!あなたは最高よ!有能よ!もう皆が認める小説家よ!」
「お前酷いな……」
「出番のためならいくらでも靴を舐めるわよ……」
「…………よし、気を取り直して今日のお題と行くか」
半分キャラが崩壊したヴリトラにニルはジト目になりながら固まる。
「えーと、今日は何なのかしら?」
「『神の遺産を何故直海に直接使わなかったか』だぞうだ」
「神の遺産は漠然とした願いではダメだそうだぞ。直海の場合は子宮癌だったな?ならば、医師のように正確な知識がないと叶えられないそうだ」
「なら、紅哉が直接使わなかったのは正解、ということね?」
「そうなるな。篝章仁の願いは父親に邪魔されなくともきっと失敗に終わっただろう」
「でも、半分は成功したのよね?」
「それは父親の願いだ。篝章仁の願いは全く成功していない」
「あら、ならあの子は何のために神の遺産を求めているのかしらね」
「アヴェンジャーズの目的とか言っていたな。まぁこれからの展開にご期待くださいってとこだな」
「次行くわね。『朱音が使った宝玉』はなんですか?」
「これは言っていいのか……?」
「すっごいダメな気がするわよ…」
ニルとヴリトラは頭を抱えて悩む。
「では、少しだけ言おう」
モニターにメイド服を着て大剣を構えた朱音の姿が映し出された。その周辺には宝玉が浮かんでいる。
「これは龍の力を封じ込めた宝玉だ」
「何故朱音がこんなの持っているとか、そういうのは流石に言えないわ」
「そして朱音が何故使えるのかも流石に言えない」
「ニルだけ言わせるのもあれだからアタシの方から一つだけ教えるわ。朱音はもう一人の主人公よ」
「おい!それはダメだろ!」
「まぁまぁ!これがオンエアされるのならオーケーってことでしょ?消すなりなんなりするがいいわ!」
「ちっ……どうなっても知らんぞ。では、作中で出てきた朱音のパートナーについてだ」
「朱音のパートナーはあの騎士よね」
モニターは変わり、朱音のパートナーが映し出される。
「こいつはゲオルギウス。龍殺しの剣を持つ者として有名な英雄だ」
「聖剣アスカロン………嫌な名ねぇ…」
「オレ達とは相性が悪いからな。オレはグラムが嫌いだが」
「あなたの嫌いな英雄の剣ね?ジークフリートだっけ?」
「うむ。あいつは嫌いだ。っと、話が逸れたな。だが、この英雄が特別というわけではないぞ?」
「そうね。ただ耐久性が他の英雄より高くてドラゴンスレイヤーな程度かしら?」
「剣の腕なら麗華の佐々木小次郎の方が上だろう。だが、英雄種は少ないからな。比べようにも剣の使い手が極端に少ない。西洋の剣と日本の剣では違うだろう」
「西洋の剣は横幅が広いけれど、日本刀は長く細いのが特徴的よね」
「アスカロンは斬れるは斬れるが、あれは殴りつけるような大剣だからな。クレイモアを思い浮かべて貰えれば嬉しい」
「朱音にとって重量は関係ないようね。あの子片手で振り回しているわよ」
「あいつのアスカロンの扱い方は乱暴だ。投げつけたり、地面に刺したりと剣が可哀想だ」
「癒理の槍術にも似てるわよね。あの子の大剣の扱い方」
「何を言っているんだ?剣術と槍術は違うぞ?」
「それもそうね。なんとなく思っただけよ」
「さて、次のお題に行きたい所だが、今日はここまでのようだ」
「あら、アタシたちの時間って少ないのね」
「お前、これはショートコーナーだぞ?ロングコーナーではない」
「でも、またすぐアタシたちの出番が来そうじゃないかしら?」
「うむ。またオレ達の出番が回って来るだろう。それまでしばしお別れだ」
「それじゃ、最後決めるわよ!」
「そうだな。最後はビシっと決めよう」
「ニルと!」
「ヴリトラの!」
『ショートコーナーでした!』
またどこからか沸いた拍手によってコーナーは終了した。
「なァ、これなんだよ」
「オレに聞くな」
「やだ!紅哉見てたの!?」
「朱音さんの辺りからな。ん~………これ、なかなか面白そうじゃないか。今度ゲストで俺とか呼べよ」
「考えておこうじゃないか。だが、マスターを呼ぶかは知らん」
「なんだって!?」
ショートコーナー2回目ですね。
今度から私の気分次第であり得ない組み合わせをしたり、安定の組み合わせとしてキャラクターを呼んでみたいと思います。
あぁ、ご希望があればそちらを優先したいと思いますが。




