表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
S男とM神!  作者: 紅白
第三章 【女神の敵討ち】
30/33

番外編 『Past story』

最近小説を多く読むようになかったけど自分の文章力は相変わらずやな…

今回は番外編です。

 ある日一人の小学生の少女が河川敷にある橋の下にいた。

「うっうぅ……」

 少女は泣いていた、目の前にはクマのぬいぐるみがボロボロになって綿の中には砂や石ころなのが詰められていた。

 それに少女自身も全身びしょぬれにぬれていて、足を震えさせながらただただ泣いている。

 すると一人の少年が手を差し伸べた。

 少女はびくっと怯えはうぇ!?と声を上げ、少年もびくっと驚く、けど手を差し伸べ続けていた。

 警戒しながらも少女はゆるりと少年の手に自分の手を移動させて、ちょんと指先が触れると少年はガッと手を握りペタリと座っている少女を立ち上がらせた。

 少年は怯える少女にニカッと笑顔を向けボロボロなぬいぐるみを拾い砂と石をはらって少女に差し出した。

「ほらよっ大事な物なんだろ?」

「あっ……う、ん」

 サッとぬいぐるみを取り少女はその場から逃げるように去っていった。

「……あの娘……もしかして……」


 ―――次の日、少女はまた河川敷の橋の下にいました。

 今度は回りに女の子が集まってケラケラと少女に指差して笑っていた。

「ちょっとー……私今日お気に入りの服なんですけどー? アンタのせいで濡れちゃったじゃないっ!」

 と容赦もなく怒鳴る女の子はドンと少女を押し転ばせた、すると周りの女子もキャハハハと笑い声が響く、少女は足をすりむいて血がツーと流れた。

「ごっ……ごめんなさいごめんなさい」

「ふんっ…アンタ最近調子のってなーい? そーれーにー謝って許されようなんて生意気なのよアンタぁ!」

「キャッ……!」

 女の子は少女に向かいガッと腰を蹴り二回三回と続けた少女は苦しそうな声で泣き声を出そうにも蹴りのせいでしっかりと言葉が出せなかった。

「…あっ良い事思いついた」

 女の子は周りの女子にクスクスと笑いながら話すと周りの子は「やりすぎじゃない?」「いいねー」と笑っていた。

 そして少女の手足は数人で押さえた。

「なに……を?」

「なにって……あんたの服を脱がすに決まってるじゃない」

「え……いや……いやぁ!」

「うるさいわね誰か口押さえて!」

 無理やり口を押さえながら服を掴み脱がせようとする。

 少女は暴れた……しかし声が出せない体は押さえられている、少女はもう泣くことしかできなかった。

 暴れる力さえも抜けもう諦めようとした少女は昨日の事を思いだす。

 少女に手を差し伸べた一人の少年の笑顔を……少女はスカートを脱がされてしまった、けどどうでもよくなっていた、抵抗できない自分の弱さ、周りからは耳障りな笑い声そしてもはや誰も助けにこない少女は思った『私ってなんのために生まれてきたのだろう』自分に言った。

 少女は子供らしくない事を思う……そして現実から逃げようと目を瞑りもう何も見たくないと視界を真っ暗にした。

 その時だった。

「ちょっと……アンタ誰?」

「そこで何してるんだよっ」

 聞き覚えのある声が聞えた。

「見れば分かるでしょ生意気なコイツに罰……そう裁きを与えてるの!」

「……それは本当に罰なのか?」

 そう……この声は昨日少女に手を差し伸べた一人の……少年だった。

 目を開けると少年の前には女の子がいて言い争っていた。

「罰って言うけどさ……罰を与える相手間違ってるよ?」

「はぁ?」

「罰を受けるのはお前らの方だとおもうんだけどねぇ」

 少年しにやっと女の子を見ながら微笑みまるで馬鹿にしてるようにそう言った。

「うるさい…うるさいっ!あんたなんか川にながしてやるっ!」

 と女子全員が少年に向かうと橋の上から声が聞えてきた。

「おまわりさーんこっちですー」

 女の声だ。

「警察!?」

「あーあ来ちゃったよ……君たち逃げないと捕まっちゃうかもよー」

 女子達はぐぬぬと逃げ出した。

 少年は捨てられた服とスカートを拾い少女に渡す。

「大丈夫か?」

「……どうして?」

「ん?」

「私……を助けたの?」

 じっとこちらを見つめて言った。

 少年は少しするとぷっと笑いはじめると少女はポカーンと呆然する。

 笑い終わると少女の方を向き話し出す。

「なんて言うかさ……僕はさっきみたいなやり方が好きじゃないんだよ」

「えっ……」

「ああいう奴はさ一人じゃなんもできない奴だ、僕は特に集団で一人をいじめるのが嫌いだ、気に食わなかった……ただそれだけだ」

「……」

「んじゃそろそろ上に待たせてる奴がいるんで行くわ……あっそうそう警察来たってのも嘘だからなー」

「あのっ……」

 少女は少年を手を握った。

「何?」

「……あ、ありがとう……」

「別にいいのに……じゃーな」

 少年は去っていった……結局名前を聞けなかった。

 けど一つ確かなものが分かった、少女はあの少年の事が――――……、


 少しして少女も帰ろうと河川敷から離れ帰り道の信号で止まっていた。

「……また会えるかな」

 さっきまで苦痛だったのに不思議と心が温かかった。

 信号が青になり渡る、

「また河川敷に行けば会えるかな……」

 と楽しみが一つ増えたのだった……

 




 ――――――――――キィィィィイガシャァンッ………


 ……しかしその後少女は暴走車により轢かれ亡くなった。

 少年はそれを知らない。



現在一章の話を書き直し中です。

頑張って書いてます。

文章力は置いといて恐らく文章が二倍になっています。

修正後は長いです。

あと次いつになるか分かりません。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ