第一話 『夏休みの終わり……』
どーもー紅です。
いやぁ……2013年かぁ……実感がないなぁw
では本編をどうぞ!
……最近、僕の生活環境が変った。と言っても引越しとかした訳ではない。ただ、母と父は海外でお仕事していて、家には僕一人だった。
だが、約三ヶ月前、ある奴と出会い、今ではすかっり慣れたが、いまだにうざい奴、それは……、
『颯太ぁ~~~♡』
「ゲッ、女神っ!」
そう、約三ヶ月前から我が家に住み着いた女神様がいる。しかしただの女神ではない……、
『颯太、私をいじめてぇ! めちゃくちゃにしてぇ!』
この女神は『M』なのだっ!
一日十回近く「いじめて」と、要求してくる。正直、僕はいじめる気ゼロだ。僕は人をいじめたくないからだ……、
けどそんな僕も今からもう六ヶ月以上前の事だ。僕は人をいじめるのが大好きな『S』だった。けど、今はすっかりいじめるのが嫌いになった。いじめるのが嫌いになったきっかけ、それは……、
『あ、ニュースやってる!』
《今日のニュースです。最近、拷問グッズが値下げされることになりました、値下げは来週の月曜日から始まるそうです。以上、拷問ニュース終わります。》
『来週から拷問グッズ値下げされるんだって! 買おうよ颯太!』
もうこの世界はおかしくなってしまった。すべての始まり……、丁度Sをやめた六ヶ月以上前の事だ、突然世界中に広がり続けた謎の病気、『MNNR病』だ!
この病気になると、人は興奮状態になり快感を求める強制『M』になってしまう。僕は奇跡的にその病気には罹っていない。だが、罹ってない人達はまだいるようだが、ほとんどの人達が『MNNR病』になってしまってた。
「なんつーか、なんでこんな事になったのかね……」
『? なんの話?』
とにかく僕、佐崎颯太は、いずれこの病気の謎を暴き必ず皆を助ける方法を見つける。そう思っていた。
『そういえば、今日って学校だよね?』
「そうだよ、今日からまた学校が始まるんだ」
夏休みはもう終わった。今日からまた学校の始まりだ。正直、今すぐにでも不登校になりたい。ってか行きたくない。
僕は別に学校は嫌いじゃない、が、今は嫌いだ。その訳が、さっき説明した。『MNNR病』、罹ってない人は奇跡であり、罹っている人はほとんど……、いや今の世の中じゃぁ、罹っている人が『当たり前』なのかもしれない。
「さぁてと、学生服着るか……」
『私はもう来てるよ☆』
「ああ、そうか……(学校に)来るなよ?」
『えぇ!? でも私も学校に行きたいよっ!』
「行っただろ?……一度だけ」
『ダメなのぉ、私もっと行きたいの! だって、学校に行けば、教室に男女二人、教室であんな事やこんな事を……』
ダメだ、女神腐ってやがる、女神なのに、腐ってる。
「とにかく、ダメだついてくんな、分かったな?」
『ええぇぇぇ!? ひどい~』
「お前の頭の方がひどいわっ!」
学生服を急いで着て、玄関まで走る。そとてドアを開け、外に飛び出した。
『待ってよぉ~』
「だから来るなっ!」
『いいじゃん減るもんじゃないし☆』
「僕の体力が減るわ!」
僕は思う。
ああ、今日からまた、学校も始まる。そしていつも通りの女神の変態っぷりに、もう体力半分消耗……、こんな生活が今日から始まるのかぁ、
疲れた顔をして、学校に向かう。女神もついてきていた。
「おい、来るなと言っただろ?」
『来るなは来いよの意味だって教わったから』
「誰に教わった!?」
『ちなみに『ダメェ』は『きてぇ』の意味らしいです』
「誰だよそいつ!」
『ペルノネルン先生から聞いた』
「誰だよっ!? 変な名前だなっ!」
めんどくせぇ、なんとかして、女神から逃げたいなぁ……あ、そうだ。
「女神、そいえばさっき、曲がり角の奥に拷問グッズが落ちてたぞ?」
『本当っ!? わーい、いってきまーす☆』
今だっ!
女神が拷問グッズ(嘘)を取りに行った直後に、猛ダッシュで、学校へ向かい、女神から逃げる。
「よしっ、これで逃げ切れ……っ!」
猛ダッシュして、逃げるのに必死だったのか、前に人がいる事に気づかず、そのままぶつかってしまった。
「うわぁぁぁあ」
ぶつかってしまった。僕はひざをすりむいてしまった。少し血が出ていた。
「イテテ、あ、キミ大丈夫?」
『問題ない、僕は大丈夫だ。キミは?』
この子、女の子なのに僕って言ってる。まぁ、そんな人もいるよな。
「僕はひざすりむいただけだし、平気さ」
『そう、ならよかった、僕はもう行くね、急いでるから……っ!』
この子は、立ち上がった時、手をおさえた。僕は、手を見た、すると手の平から血がでていた。どうやら転んだ時、石か何かで怪我したんだ。
「あ、じゃぁ、はい」
『?』
僕は絆創膏をこの子の手の平に貼った。
「はい、これでOKだな」
『あ、ありがとう……』
「いいって、元はといえば僕がよそ見したせいなんだから、それじゃ、僕はそろそろ行かないと、変態が来るから、またな!」
『……』
僕は急いで学校に向かう。女神がくる前に……、
★
数分後、なんとか僕の通う中学『無素中学校』に着いたが、学校の中は……、
「良夫君っもっとぉ!」
「1万やるから誰か俺をいじてめくれぇ!」
変態共が集まる廊下、『M道』と言う。
「やぁ、颯太よ、夏休み前ぶりだな!」
「……誰だ?」
「忘れたのかよ、俺だよ俺俺!」
「俺俺詐欺?」
「HAHAHA違う違う、俺だよ、颯太の同じクラスの喪武だよ!」
「あ、えー……ああ、久しぶり(こんな奴いたっけ?)」
「それじゃ、俺は先に教室に行くぜ☆」
「ああ、行ってこい」
こうして、喪武は教室へと向かった、が……、
「喪武って奴……本当に誰なんだ?」
僕も教室に向かい、自分の席に着き、座る。「はぁ」とため息をつき、机でぐったりする。
「なんかまだ一日の半分も経ってないのに、なにこの疲労感……」
すると先生が教室に入ってきた。
「はーい、皆つぁん、今日は転校生を紹介しますよぉ~しかも二人ですよぉ」
二人がこの教室に来るなんて、この学校どうなってるんですか?校長バカですか?
「では一人目は、この人ですどうぞ!」
教室のドアが開き、そこから現れた者は……、
『皆さん、初めまして☆ 私、女神の№8(エール)でぇーす☆』
「~~~~~っ!?」
な、何故女神が……?
すると、周りから生徒達の声がざわざわと聞こえる。
「あれ、結構可愛くね? 胸でかいし」
「ねぇねさっき女神つて言ってなかったあの子?」
「あの子にいじめられたい……♡」
あ、あいつ、自分が女神だってどうどうと言ってるぞ!?
バカかあいつ?
「それでは、エールさん、空いてる席の好きなところに座ってイイですよ~」
『はーい、えーと……あ、颯太だ、後ろの席には誰もいない……、私あそこがいいっ!』
ゲッ、女神の奴、僕の後ろに……、
「あら、ごめんなさいね、あそこの席は他の人の席なの」
『でも誰もいないよ?』
「あの席の子、不登校でね、一年の後半頃からきてないのよ」
『……じゃぁ、その子の隣の席は?』
「ああ、そこなら空いてるわ」
『そこにします!』
な、何っ、真後ろじゃないけど右後ろの席に女神が来るだと……
女神は、席に座った。
『ふふっ、颯太、これからの学園生活私をドキドキやんやん(いじめること)できるね☆』
ゾグゾクギリギリ(にげだしたい)です。
「はい、では二人目を紹介しますね、入ってきてください~」
入り口から一人の男が入ってきた。
「よぉ、俺松阪勝だ。よろしくぅ!」
今度は熱い奴きたなぁ……、でもなんかマシそうだな……、
「空いてる席に座ってくださいね松阪さん」
「おうっ!」
こうして、このクラスに新たな仲間が二人加わったそうな……。
★
『………………はぁはぁ、僕は、必ずあいつを見つけない、絶対に殺すっ絶対に仇を討つ討つっ!』
立ち止まる少女、その場所は……、
『ここか、岸野病院は』
そこは、かつて佐崎颯太が入院した病院だった。
すると少女は絆創膏を外した。そして取った絆創膏を握りしめたその時、
『……変態能力発動っ!』
絆創膏を握りしめた手が光だした。すると絆創膏が大きくなり形を変え、色が変わり金属みたいに硬くなり、最終的に形が変った。
絆創膏が剣へと姿を変えた。
『待っていろ、№5(ゴースト)っ!』
どうでしたか?
同時更新の特別編もよろしくです。
次回は1/15日です。
訳あって二週間後になりますが、よろしくです。
さぁ、今年も変態になろうぜ!




