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S男とM神!  作者: 紅白
第二章 【悲しみの影 新たな女神降臨】
23/33

特別編 クリスマスSP!

皆さん、メリークリスマス!

お久しぶり、紅です!

今日はクリスマスですね。なんて言うか……うん、クリスマスってリア充がよく輝くよね(泣)

そんな訳でクリスマスですが、皆さんはどうおすごしでしょうか?

僕は、特に……ケーキ食べてますよ、家族とね。


さて、今回は番外編ではない『特別編』っっっ!!

え、番外編とどう違うって?

まぁ、細かい事は気にしない気にしない、クリスマスなんだしさ☆

そうそう、今回の特別編は一味違う、何が違うかは、見てからのお楽しみです。

それでは、どうぞ!

 ……それは約十年前の出来事である。

 当時、佐崎颯太は四歳、この話は当時の佐崎颯太が体験したとてもとても不思議な実話である。

 颯太は、母と父とで、クリスマスで賑わう商店街へと出かけていた。


「わぁ~、サンタさんサンタさんだよパパ~!」

「おいおい、颯太あのサンタさんは偽……」


 ゾクッと颯太パパの背後から何かの禍々しい気を感じた、颯太は「わーいわーい」と喜びパパは黙り込む。


「うふふ、サンタさんに会えてよかったね、颯太……それとパパさん?」


 背後にいたのは颯太の母、佐崎真理子である。


「真理子……なんでそんな怖い顔してるんだい?」

「次、子供に夢を壊すような事言ったら……しばくわよ?」

「真理子様……もう夢を壊す事は言いませんからそれだけはぁそれだけはぁ……」

「じゃぁ、今すぐ土下座しなさい、今ここ・・で!」


 颯太パパはすぐに禍々しいオーラを放つ真理子の目の前で土下座をした。その周りにいた人は達、皆、サンタさんより、颯太パパが土下座する方に目線が向く。

 この日、颯太パパの伝説が一つできたと言う……『商店街伝説その④ クリスマスの日に堂々と土下座をする男!!』と……、その他の伝説はまた別の話である。


「ふふっ、本当に素晴らしい光景だわ」


 母は、うふふっと笑い、父はガタガタと怯え、颯太は「?」と父と母が何をしていたか分からなかった。


「さて、クリスマスと日で、素晴らしい光景が見れたことだし……早くケーキを買って帰りましょうか」

「そ、そうだね………うん」

「わーい、ケーキケーキ♪」


 佐崎家ファミリーは、人気のあるケーキ屋へ入った。颯太はキラキラと目を光らせていた。そう、荘たの目の前にに広がるのは大量のケーキがズラーッと並んでいるのでした。

 母は、予約していたケーキを受け取りに店員に話をする。


「ははっ、颯太凄いだろ? これぜーんぶケーキなんだぞ~」

「すごいすごい!」


 颯太は笑顔でした。すると、母が大きな箱を持ってきた。


「わぁ~ママそれなぁ~にぃ~?」

「帰ってからのお楽しみよ、ほら、帰りましょう」


 この時、佐崎家ファミリーは皆思っていた。楽しいクリスマスになると……幸せなひとときになると……、そう思っていた……はずだった……。


「キャーーーーーーーーーーーーーーー!」


 突然、女性の悲鳴が商店街に響き渡る。父は何が起きたのか見に行った。するとそこには……、


「な、なんだこれ……」


 血だらけで倒れてる男性の姿があった。まだ息があった。


「だ、誰か救急車を!」

「その必要はねぇーな……」

「っ!?」


 黒いヘルメットを被った者が颯太父を金属バッドで殴った。父は、気絶して、頭から血を出てきていた。


「へへっ、クリスマスなんてクソだ……俺にはなんも得にもならねぇ……クリスマスの何がいいんだ? あぁ? リア充がイチャイチャできる日ですか? ふざけるんじゃねぇ! リア充も家族もここにいる奴等皆死ねぇーーーーっ!」


 ポケットから銃を取り出し上に撃った。銃が撃つ音はさっきの女性の声よりもその三倍響いていた。

 銃を空へ撃ち鳴り響いた一瞬、商店街の賑わいがなくなり、商店街にいた人達の動きが止まる……そして……、


「イ、嫌……イヤァァァァァァァ!」

「うわあああああああっ!」


 突然皆が悲鳴を上げ逃げていく、颯太も母も逃げようとしたが、父が戻ってこない。


「パパはぁ?」

「こんな時にあの人は何をしているのよ……颯太は先に逃げなさい!」

「で、でもぉ……」

「パパは私が探すわ、颯太はケーキ持って逃げなさい! 早くっ!」

「……」


 ケーキを渡され、颯太は涙目で何も言わずに皆が逃げる方向へと行った。

 颯太は泣きながら走る。母が見えなくなった後、後ろを振り向くと……、


「邪魔だガキィ!」

「わっ!」


 ドンっとおされ倒れこんでしまった。手に持っていた箱はひっくりかえて落ちていた、少し中身が飛び出ていて……、中身はケーキで、しかも颯太が当時好きだったアニメの主人公の絵が描かれていたが、ぐちゃぐちゃになり、何が書いてあったのかも分からない状態になっていた。


「ううっ……ケーキがぁ……うわぁーん!」


 颯太はとうとう声をあげて泣いてしまった、座り込み、大声で泣いていた。だが、周りの人達は逃げるのに必死で助けようとは思いませんでした。


「ひっく……うわーん」


 すると、一人の男が、手を差し伸べたのでした。


「おい、大丈夫か?」

「……うわぁぁぁぁん」

「うおっ……おいおい、泣くなよ、えーと……あ、そうだ!」


 その男はゲーム機を取り出し、何かの画像を見せた。それは……、


「ひっく……サンタ……さん?」

「そうだよ、この絵はサンタだよ?」

「……なんか違う……絵が下手」

「ハハッ……実はこの絵俺のさ居候してる奴が書いた絵なんだよな~……」

「……」


 颯太は悲しそうな顔をしていました。その訳は……、


「ケーキ……」

「あ、ケーキ落としたんだ」

「うん……ママが、ケーキを持って逃げろって……逃げてたらぶつかって落としちゃったの……ひっく……」


 また泣きそうになる、男は慌てていました。


「ちょっ……えーと……あ!」


 男は何か思いつき、泣きそうな颯太にこう言った。


「サンタさんはね、いい子にプレゼントを渡すんだ。知ってる?」

「うん……」

「でもね、他にもあるんだよ」

「他にも?」

「そう……サンタさんは一年中俺達を見ているんだ、確かにいい子にプレゼントをくれる、でもサンタさんはその他にも一番見ている所があるんだよ……、それが『勇気』さ」

「ゆう……き?」

「そう勇気だよ、諦めずに泣くのを我慢して、自分は『強いんだぞ』って勇気を出すんだ、何事も諦めたらそこで終わりなんだ……ゲームだってそう、次のラスボスは鬼畜すぎる、だから諦めようって思ったら終わりさ……諦めずに立ち向かう勇気……って分からないか、まぁ、そうだな、分かりやすく言えば、泣かなければサンタさんはきてくれるって事だ。」


 颯太は半分、男の言ってる意味が分からなかった。でも分かる部分もあった。それが……、


「泣かなければいいの?」

「そうだよ……さぁ、君の諦めない勇気を見せてごらん、そうすればきっと、サンタさんはきてくれるからね……」

「……うんっ!」


 颯太は笑顔を取り戻した。泣くのを我慢して、勇気を見せた。ケーキの箱を持って、走る。


「……ふぅ、子供ってのは疲れるなぁ……」

「おーい、やっと見つけたのだ~」

「あ、お前どこ行ってたんだよ……」

「我はずーっとステーキを食べておったぞ!」

「お、お前って奴は……」


 …………あれから約二時間が経つ、颯太は自分の家にたどり着いていた。


「な、泣かないもん……泣かないもん!」


 すると……、


「颯太ぁ!」

「なかな……ママぁ!」


 立ち上がり母のもとへと走って行った。母はわが子をギュっと抱きしめる。


「ママ、パパは?」

「……パパはあ病院に行ったわ、頭を強く叩かれたみたいで……」

「……パパとは会えないの?」

「明日か明後日にはきっと会えるわよ……、それにしても、颯太、少し変った?」

「ママ……僕もう泣かないよ! 強くなるもん!」

「そう、颯太強くなったわね……」

「うん!」


 次の日、父は帰ってきた。台無しになってしまった、クリスマスパーティーをやり直すために、佐崎家ファミリーは、パーティーの準備をした。

 だけど、大きなケーキがなくなり、もう切ってあるケーキ三つしかケーキがなかった。


「わぁ~、ご飯多い~」

「パーティーだからね」

「ちょっと、あなたも準備の手伝いでもしなさい!」

「え、一応病人なのに!?」

「あ、僕、プレゼントが入る靴下用意してなかった!」

「そう、じゃぁ先に準備でもしてきなさい」

「はーい」


 颯太は、自分の部屋に行った。おもちゃとか入ってる箱の中らは靴下が入っていた。颯太はそれを枕元に置く。


「これで、プレゼント貰えるっ!」


 颯太が靴下をおいて、自分の部屋から出ようとした時だった。風がビュゥと部屋に入り込んだ。颯太は振り向くとそこには……、


「メリークリスマス!」


 部屋の中に赤い服と帽子、そしてふさふさの白いひげのおじさんがいた。そう、商店街の時に見たサンタさんと同じだったが、少し声が若々しい。

 けど、颯太には関係なく……、


「サンタさんだ~!」

「ほっほっほ~、わしはずっと見ていたぞいよ~、勇気を出した事、泣かなかった事、何よりも……君自身諦めなかった事……見事であった、そんな君に最高のプレゼントを用意したよ~」


 サンタさんが取り出したものそれは……、


「これが、プレゼントだよ」

「わぁ~」


 プレゼントを受け取った、するとサンタさんは、にこっと笑った。颯太もにこっと笑うと、また風がビュッと吹き、颯太は目を閉じた、目を開けると……、何事もなかったかのように、サンタさんの姿がなくなっていた、颯太の手元にはプレゼントが残っていた。すると母と父の元へと戻ってプレゼントを見せると……、


「あら、どうしたのそのケーキ……昨日ぐちゃぐちゃだったのに……」

「おおーっ大きなケーキあるじゃん」

「あのねあのね、サンタさんがくれたんだ!」


 佐崎家は皆、笑顔になりました。

 ……これはとてもとても不思議なお話でした。


                     ★


 ……現在、佐崎颯太、十四歳、中学二年生である。


『颯太ぁ~~クリスマスの日ぐらいプレゼントいじめて頂戴~』

「やだよっ! なんでクリスマスの日にいじめなきゃならん!?」

『いいじゃない、クリスマスは皆が幸せになる日よ! 私だっていじめられて幸せになりたいわ!!』

「いじめて不幸になる人がここにいるがな……」


 それにしても……クリスマスか、そういえば、何年か前トラウマになりそうなクリスマスの日の記憶があったけぇ……、でも確かその時、不思議な事があったような……、だめだ思い出せない……、


『だったら、このケーキにいじめたくなる薬を……』

「お願いやめて、クリスマスの日ぐらい静かにさせろよ!」

『だったらいじめて!』

「断る!」

『いいじゃない、いじめてよぉ~』

「この……変態女神! いじめられたいなら、よそでやってくれぇぇぇぇぇ!」


 ……でも、まぁ、いっか!

 思い出せなくても、いい思い出としてしまっとこう。



……どうでしたか?

今回は颯太の過去にあった不思議なお話でした。

たぶん気になってる事もあると思いますが、あえて謎のままにします。

いつか分かる日がくる……かもです。


さて次回は来年です。

次回はとうとう第三章へ!そして同時に投稿する番外編もやります!

更新日は、2013年1/1日予定です。

それでは皆さん、また来年に会いましょう!

またね~☆


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